[CML 010682] 原発の「安全評価」に国民の声を!

河内謙策 kenkawauchi at nifty.com
2011年 7月 12日 (火) 15:32:18 JST


 河内謙策 と申します。(この情報を重複して受け取られた方は、失礼をお許しください。転送・転載は自由です。)

 玄海原発2号機、3号機の運転再開に反対する佐賀県民のたたかいに支援・連帯を呼びかけています。

 皆様ご存知のように、昨日、原発の「安全評価」についての政府統一見解が発表されました。私の所属する、脱原発の国民投票をめざす会は、「安全評価」の強行を許さない運動を発展させる必要があると考え、本日、以下の文書を総理大臣、経産大臣、保安院長、原子力安全委員長にメールで発信しました。脱原発を願うすべての人々の参考にしていただければ幸いです。少し長いですが、ご勘弁ください。

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内閣総理大臣 菅 直人 殿
経済産業大臣 海江田 万里 殿
原子力安全委員会委員長 班目 春樹 殿
原子力安全・保安院長 寺坂 信昭 殿

               2011年7月12日
               東京都文京区大塚5丁目6番15-401号
               保田・河内法律事務所内
              (電話03-5978-3784、FAX03-5978-3706)
                              脱原発の国民投票をめざす会
               代表  市川守弘、 代表  河内謙策


        「安全評価」についての私たちの要望

前略 私たちは、脱原発の国民投票をめざす、法律家・市民の団体です。
 私たちは、昨日発表された「我が国原子力発電所の安全性の確認について」
(以下「政府統一見解」といいます。)という文書を読み、きわめて大きな疑問を持ちました。それで、私たちの要望を以下のとおり3点にまとめましたので、ぜひ御検討いただきたいと思います。なお、御検討の結果を、文書で回答いただければ幸いです。
 御多忙のところをまことに恐縮ですが、問題は日本と日本国民の未来にかかわる重大事と思われますので、なにとぞよろしく心からお願い申し上げます。

                記

1 発表された政府の統一見解では、なぜ「安全評価」を「1次評価」と「2次評価」に分けて行うのか理解することが困難です。これでは、「1次評価」と「2次評価」に分けたのは、とりあえず「1次評価」だけで、停止中の原発を早期に運転再開することが狙いだという批判が該当することになってしまいます。したがって、停止中の原発の運転再開の条件は、少なくとも「2次評価」につき原子力安全委員会が妥当と判断した後であることをご確認ください。

2 福島第一原発の今回の事故については、すでに、原発事故調査・検証委員会(委員長畑村洋太郎)が発足していることは、ご存知のとおりです。原発事故調査・検証委員会が報告をまとめ、それにもとづく国民的な議論のなかで国民的コンセンサスが形成され、その国民的コンセンサスを反映して「安全評価」が行われるべきであることは当然であると考えます。もし、このような手順を無視して「安全評価」が強行されるならば、国としての矛盾を惹起するだけでなく、原発事故調査・検証委員会の意欲を減殺し、原発事故調査・検証委員会の結論いかんによっては再度の「安全評価」をやらなければならなくなってしまいます。したがって、原発事故調査・検証委員会の報告にもとづく国民的コンセンサス形成以前に「安全評価」を実施することはしないでいただきたいと思います。

3 「1次評価」「2次評価」を行う際の基準および実施要領につき、政府の見解をまとめる以前に、国民に中間的な案を発表し、国民の声を募り、それを基礎にして政府案を最終決定し、その政府案に基づき、「安全評価」を実施するという手順を踏んでください。それが民主国家の当然とるべき道であり、日本国憲法が主権者を国民と定めていることと合致すると思料いたします。

                               以上

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弁護士 河内謙策 〒112-0012東京都文京区大塚5丁目6番15-401号
保田・河内法律事務所(電話03-5978-3784、FAX03-5978-3706)
Email: kenkawauchi at nifty.com

脱原発の国民投票をめざす会
http://2010ken.la.coocan.jp/datsu-genpatsu/index.html


 
 

 
 



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