[CML 010669] 【宮古からの報告】下地島空港視察の前原前外相らに宮古島市の市民運動と労組が強く抗議!!

加賀谷いそみ qzf01055 at nifty.ne.jp
2011年 7月 11日 (月) 23:11:36 JST


(転載歓迎)

【宮古からの報告】 
  下地島空港視察の前原前外相らに宮古島市の市民運動と労組が強く抗議!!

 〔解説〕 前原誠司前外相らを代表幹事とする超党派国会議員連盟「新世紀の安
全保障を確立する議員の会」が7月9日、沖縄を訪れ、名護市で普天間飛行場の
同市辺野古への誘致推進を求める島袋吉和前市長らと会談、10日には宮古の下
地島(しもじじま)空港(民間)を視察しました。一行は同日夜、那覇市内で仲
井真県知事らと懇談しました。
 以下は宮古で議員連盟の視察に強く抗議した宮古平和運動連絡協議会・事務局
の清水早子さんの報告です。抗議は市民団体と労組の統一行動としておこなわれ
ました。
 なお簡単に同地の地理を説明しますと、宮古島市役所のある宮古最大の島、宮
古島と、下地島に隣接する伊良部(いらぶ)島との間はフェリーでつながってい
ます。宮古─伊良部を結ぶ伊良部大橋は現在建設中です(2014年完成の予
定)。伊良部島と空港のある下地島との間には狭い水道(海峡)がありますが、
複数の道路でつながっています。
 報告は議員連盟が宮古空港(民間)に降り立ち、フェリーで伊良部島に渡ると
ころから始まります。下地島空港の軍事利用問題については、末尾の宮古平和運
動連絡協議会の声明(7・9)をご覧ください。
             南西諸島派兵阻止NEWS編集部(井上)  2011・7・11

 ●今日(2011年7月10日)は朝9時半、宮古島平良〔ひらら〕港のフェリー
乗り場集合から行動が始まりました。フェリ−で伊良部〔いらぶ〕島の佐良浜
〔さらはま〕港に渡り、そこで午前11時15分着の議員連を至近距離で、6本の横
断幕と多くのレインボウフラッグとプラカードを持って、約100名(!!)のシュ
プレヒコールで「お迎え」しました(私はツカツカと前原誠司さんの前に出て、
配付ビラを差し出し、受け取らせました。)
 あんなに至近距離(2mくらい)での、抗議行動も珍しいことです。
 前原前外相は今は閣僚という訳ではないので、SPも付いていませんでした。
 警備のランクははっきりしていますね。なんといっても、これまで一番は天皇
でした。それから総理……。

 昼には、伊良部島から下地島に移り、下地島空港中庭で、議員団が昼食後空港
に入ってくるのをまたシュプレヒコールで「迎え」て、そのまま集会。集会後、
また、フェリーで先回りして、平良港で再々度、シュプレヒコールで「お出迎
え」。
 議員団は午後3時から、宮古島市役所で下地敏彦市長と会談だというので、今度
は市役所前で集会。下地市長と話がはずんだのか、予定の時間を延長してお話の
もよう。
 一行は午後4時ごろ宮古空港へ帰途につくために、お出ましに。そこでまたまた、
詰め寄って抗議の怒号。「軍事利用の相談に二度とくるな!」「宮古ではなく、
被災地へ行きなさい!」
 私たちは、まるでストーカーのように、5回もしつこく、抗議行動。最初は前原
も笑っていたが、5回目はさすがにムスッとしていましたね。

 宮古の下地島空港軍事利用反対派は「しつこいぞ」と感じて帰ってくれたら、
大成功です。朝から夕方まで、一日仕事でしたが、最後まで市民、連絡協、労組
が連帯して統一行動をおこなえたことは大きな成果でした。

              清水早子(宮古平和運動連絡協議会・事務局)

〔資料〕
  
「新世紀の安全保障を確立する議員の会」による下地島空港の視察に関する声明
 

 新聞報道によると、超党派の国会議員でつくる「新世紀の安全保障を確立する
議員の会」のメンバー約10名が7月9〜11日に沖縄を訪れ、仲井真県知事と会談し、
普天間基地の辺野古移設を容認している名護市議ら地元関係者との意見交換を行
う予定であるとのことです。
 今回のメンバーには前原誠司前外相や自民党の中谷元・元防衛庁長官、公明党
の佐藤茂樹衆議院議員らが参加し、「日米安全保障協議会」(2プラス2)で辺
野古移設を日米政府が再確認したことを踏まえ、政府のとりくみを後押しするね
らいがあると思われます。
 しかし、沖縄県も名護市も移設に反対を表明しており、「県内移設反対」は県
民の総意であることは周知の事実であり、これを押し通すことは県民の意思を無
視するもので、たとえどのような勢力であれ、許されるものではありません。
 さらに、同メンバーは、北沢防衛相が「災害支援拠点」として自衛隊を常駐さ
せ、日米協同訓練を企図している下地島空港を視察する計画とのことです。
 今回のメンバーの下地島空港視察の目的は明らかにされていませんが、同議員
連盟が設立した目的を考えると、単なる一部国会議員の視察として看過すること
はできません。同議員連盟は2004年に自民党、民主党、公明党の有志議員約170名
で発足したもので、日米安保体制のもとでの日本の「安全保障」を確立する目的
で、自衛隊の海外派遣、日米共同作戦の推進、スパイ防止法の制定や憲法「改定」
をも展望する組織です。
 私たち宮古平和運動連絡協議会が6月6日に声明で指摘したように、「災害支援
拠点」活動は外務省の所管であり、防衛相がこれを自衛隊の宮古・八重山地域へ
の陸上自衛隊配備と連動して、横取りしてまで下地島に自衛隊を常駐させようと
していることは、断じて容認できません。
 こうした事実を承知しながら、同メンバーが下地島空港を視察するということ
は、下地島に自衛隊を常駐させることを後押しするものと考えざるを得ません。
 私たちは、「災害支援拠点」を口実にした下地島空港の軍事利用に反対すると
ともに、宮古・八重山地域への陸上自衛隊の配備に反対であることを、再度明確
にし、そのための幅広い運動を展開する決意を表明するものです。

   2011年7月9日
                       宮古平和運動連絡協議会 



CML メーリングリストの案内