[CML 010656] 7/7「玄海再稼働させるな!」官邸前アクションのご報告

杉原浩司(Koji Sugihara) kojis at agate.plala.or.jp
2011年 7月 10日 (日) 22:51:56 JST


東京の杉原浩司です。7日の「菅首相は玄海を再稼動させるな!首相官邸
前アクション」は200人を超える人々の参加を得て、無事終えることができま
した。暑さと長丁場の中、参加された皆さん、本当にお疲れさまでした。まず
は簡単なご報告です。 [転送・転載歓迎/重複失礼]

内容は盛りだくさんでした。佐賀現地の石丸初美さん(玄海原発プルサー
マル裁判の会)からの携帯電話による生メッセージ中継(成功してよかった
です)。土居智典さん(長崎外国語大学)からのメッセージの紹介。緊急会
議をはじめ、いくつもの個人、団体による要請書の内閣府への提出。福島
瑞穂参院議員、アイリーン・美緒子・スミスさん(グリーン・アクション)、天野
恵一さん(被曝労働問題プロジェクト)、満田夏花さん(FoE Japan)、岩下
雅裕さん(電力総連申し入れプロジェクト)、高木章次さん(プルトニウムな
んていらないよ!東京)などからの発言。7/8九電支店前アクション(東電
前アクション)、7/9福島/青森/新潟にリスクを押し付けるな!デモ、7/23
脱原発新宿デモ、7/24「暗い日曜日」アクションなどの呼びかけ。さらには、
国富建治さんによるシュプレヒコール、園良太さんによるショートコールで
大いに盛り上がりました。また、「キャンドルナイト」も企画され、夕暮れの
官邸前を照らし出しました。

当日は、午後の院内集会に引き続いて、岩上チャンネルさんに動画生中
継をしていただきました。以下にアーカイブがありますので、時間のある時
にでもご覧ください。重要な院内集会のアーカイブも併せてどうぞ。

玄海原発再稼動反対要請・官邸前アクション
http://www.ustream.tv/recorded/15845551

玄海原発運転再開を許すな 院内集会 (石橋克彦さんなど発言)
http://www.ustream.tv/recorded/15843986

また、以下は長崎在住の土居智典さんからのメッセージです。前日の無理
なお願いにも関わらず、心のこもったメッセージを寄せていただきました。
ぜひご一読ください。

 ……………………………………………………………………………………

東京で玄海原発再稼働阻止のために活躍しておられる方々へのメッセージ

長崎在住の土居と申します。

 私は6月26日に、玄海原発再稼働に関して、佐賀県の古川知事が、たっ
た7人の参加者を招いての住民説明会をするということに強い憤りを感じ、
何かやらねば!という衝動に駆られ、抗議文を書き、ツイッターなどを通
じて、全国に賛同者を募る運動をやりました。全く思いつきの急な企画だ
ったにもかかわらず、一昼夜で1200人を超える賛同者からのメールを頂き
ました。最初は、一昼夜という時間であれば、100人も賛同者が集まれば
良い方だと思っていました。しかし、短時間でこんなに多くの反響がある
とは。私自身、脱原発を願う人々の多さを、見誤っていたと同時に、反省
させられました。

 全国の原発立地自治体が、福島第一の過酷事故以降、定期点検などで停
止中の原発の再稼働に慎重姿勢を示す中、何故か玄海原発を抱える玄海町
の岸本町長と、佐賀県の古川知事が、再稼働に意欲的でした。玄海町の岸
本町長は、再稼働容認の全国一番乗りの手を挙げ、古川知事は「私はこの
問題から逃げない」という並々ならぬ意欲で、再稼働の動きを進めてきま
した。しかし、6月26日のいかがわしい住民説明会の一件は、全国の脱原
発に傾く輿論を無視する形で佐賀県や経産省の勇み足に、多くの人が憤り
を感じ、全国の目が佐賀に集中することになりました。

 今まで脱原発に関わったことのないような個人個人がツイッターやブロ
グ・mixiなどで声をあげ、連帯し、様々に抗議文や抗議の電話を送ったり
する動きが盛り上がりました。私も多くの賛同者を募って佐賀県知事に抗
議文を提出しましたが、他にも各地のお母さんたちが、子どもたちと一緒
に佐賀県知事に再稼働をやめて欲しいという絵はがきを書く運動をやって
いました。とにかく、インターネットを通じてつながったみんなが、お互
いに情報を交換し、励まし合い、そして個別の抗議活動を多方面に展開す
る局面が開けました。さながら、アフリカや中東で見られたツイッター革
命のようでした。

 さて、佐賀の直近の情勢は、7月6日に菅首相が全国の原発にストレステ
ストの実施を指示したことで、再稼働は当面延期となりました。それを受
けて、古川知事はあっさり再稼働を当面あきらめる事を表明。7月中に佐
賀をはじめとする全国の原発が再開するという事態は避けられました。こ
れは部分的勝利ではありますが、再稼働の阻止を願う人たちにとって、喜
ばしいことであったと思います。しかし、我々が声を大にして主張しなけ
れば、佐賀県はコッソリ再稼働を容認し、政府も素知らぬ顔だったはずで
す。

 まずは原発に対して危険を感じた人は、誰にはばかることなく声をあげ
ることが大事だと思います。誰かが何とかしてくれるだろうというのはい
けません。きっと脱原発団体の人が何とかしてくれるだろうということで
もダメだと思います。自分なんかが声をあげて、今までずっと活動してい
た人から、生意気だとも思われるんじゃないかという遠慮は、原発推進派
を利するだけです。
 インターネット社会の発展は、声をあげることを躊躇しがちな人々の声
を、見事に吸い上げて、大きな力を生み出す可能性を持ちつつあると思い
ます。私は今後も、そういった力に賭けたいと思います。

 玄海原発の再稼働は、当面は避けられましたが、半年後には再び同じよ
うな問題が生じると考えられます。その時には、再び誰もが遠慮すること
なく声をあげ、日本全国の原発を廃炉にもっていこうではありませんか。
もちろん、今から着々とストレステスト後の動きを牽制する準備が必要だ
と思います。
 私も、ストレステスト後の事態を見据えて、一人でも多くの原発をいや
だと思う仲間とつながりを持ち、準備を進めたいと思います。

 玄海原発再稼働の延期、ひとまずは喜びたいと思います。そして、気を
抜かずに、夏の電力ピーク時を原発無しでも乗り越えられるという事を実
証し、次の段階に備えたいと思います。
 ストレステストが終わったら、きっとまた佐賀県や玄海町は再稼働一番
乗りになろうと動き始めます。みなさん、再びそういった事態に備えて頑
張りましょう!

長崎外国語大学 東アジア研究者 土居智典


【参考】
<土居智典さんのブログ>
http://ameblo.jp/tomodoi (オルソン・D・ヴェルヌのブログ)




CML メーリングリストの案内