[CML 010533] 政府や自治体の安全基準値盲信は危険!

Yasuaki Matsumoto y_matsu29 at ybb.ne.jp
2011年 7月 3日 (日) 02:02:30 JST


みなさまへ   (BCCにて)松元
久しぶりに京都の諸留さんから投稿がありましたので転送いたします。
これまでも紹介してきたように、諸留さんは早くから何度も低線量被曝の危険性を訴えてきた方です。

======以下転送======

《パレスチナに平和を京都の会》の諸留です
(Bccにて送信)

**転送転載 自由**

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 放射線濃度の測定は、素人が思うほど簡単でない。

 一口に「放射線」と言っても、(1)アルファ線、(2)ベータ線、(3)ガンマ線、(4)中性子線の4種類の放射線がある。フクシマ原発事故以降、よく見かけるようになった、小型の放射線計測機は、低濃度のベーター線を測定するだけのものがほとんどです。政府や自治体の設置してる、いわゆるモニタリングポストで計測できる放射線は、貫通力が高い(3)のガンマ線だけ。

 (1)のアルファー線や(4)の中性子線などの計測は、非常に難しいのです。また測定器のメーカーによっても、精度も場によっても、大きく数値が違ってくることも、珍しくありません。数値にもバラツキがあります。従って、いかなる測定方法を使い、どんな測定場所で計ったのか、どういう種類の計測器を使ったの・・等などは、マスコミでも、全く明らかにされていません。

計測器の放射線感知の性能も明らかにせず、その計測機によって計測される放射線が、上記(1)〜(4)いづれの放射線なのかも、全く明らかにしないまま、ただ数値報道だけが「一人歩き」し、「この程度の数値だから安全である」といった類の、お粗末な(というより恐ろしい、無責任な)報道が、ますます横行する傾向が強まってきています。


 特に、ヘリウム原子核であるアルファー線の場合は、飛距離が1ミリ〜2ミリ以内と、大変短く、また紙一枚でも容易に遮蔽され得るので、いったん体内に取り込まれた場合(=内部被曝した場合)は、体内の脂肪や筋肉や組織などによって遮断され、体外からは計測出来なくなってしまう。

ところが、「ホールボディカウンターを使って体内被曝を調べられる」など、という事が、まことしやかに報道されている。また世間もそれを鵜呑みしている。この「ホールボディーカウンタ」を使っても、ガンマ線しか計れないのである。一度、体内へと取り込まれてしまったアルファ線は、この「ホールボディーカウンタ」でも計測にひっかからないのです。

 しかし、マスコミなど報道でも、相変わらず、そうした正確な事実を全く報道していない。


 そもそも、今回の原発事故以降、Bq(ベクレル)やSv(シーベルト)等という、今まで聞き慣れない放射能単位を使い、しかもそれらを政府や官庁や、自治体、教育現場などが、巧妙に使い分けて報道している。

 京都市教育委員会も、「一定の安全基準値以下の汚染であれば、福島県産農産物でも、学校給食の食材に使用する」と公表する始末である!
 しかし、国や自治体が準拠する、この放射能安全値自体が、実は「国際放射線防護委員会(ICRP)」の「丸飲み込み」「鵜呑み」でしかないことを、しっかり頭に叩き込んでおくべき。

 この国際放射線防護委員会(ICRP)は内部被曝に関しては、始めから全く考慮すること無しに設けられた基準値だということを、はっきり知っておくことは大切である。内部被曝など、一旦、体内に取り込まれてしまった微量放射性物質が及ぼす健康影響は、全く無視して設定された安全基準値であることを、しっかり頭に入れておくべきです。

 国際放射線防護委員会(ICRP)の基準値なるものが、信用できないか・・・その証拠に、ECRR (欧州放射線リスク委員会)という別の組織 
も存在していて、(ICRP)の基準値よりも、更に1000倍も厳しい安全基準値を、微量放射性被曝のには適用させるべきと主張している事からも伺えるだろう。


 微量放射性物質の人体へ及ぼす影響がどうかに関して、ここ数年、様々な研究、調査が行われるようになってきた。ヒロシマやナガサキでの被爆者調査が、外部被曝に焦点を限定されて行われたこと、軍事兵器の即効的効果度如何?という軍事的目的優先からの調査であった為、原爆投下後に、爆心地に救助で入った人々の外部被曝による実態調査は、全く無視されてきたのですね。

そのことが、現在の(ICRP)の基準値が外部被曝しか測定の対象とされていないことを、雄弁に物語っていますよね。

 こうした歴史、政治的・軍事的目的を持って作成された(ICRP)の基準値が、被曝者の実態を、決して正確に反映している、信頼に値する数値ではないことは、以上のことからも明らかである。

 にも関わらず、日本の政府も自治体も、この国際放射線防護委員会(ICRP)よりも更に20倍も高濃度の数値を、安全基準値であると言い切っている。

 政府や官僚、自治体、マスコミ、御用学者たちの、こうした「押しつけ安全数値」を、多くの市民たちも疑うこと無く「鵜呑み」するか、強いられ続けています!

 もっと正確な放射線数値を求める運動を押し進めていきましょう!


**転送転載歓迎**
私事ですが、私(諸留)のメールアドレスが変更となりました。お確かめ下さい。

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《パレスチナに平和を京都の会》
"Peace for Palestine" in Kyoto Movement(PPKM)
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〒611-0002 京都府宇治市木幡赤塚63-19
[TEL=FAX]:0774-32-1660
E-Mail:yoshioki-afym at zeus.eonet.ne.jp
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