[CML 007168] 日雇全協決起集会にぜひご参加を。

服部 一郎 kamitotomoni at yahoo.co.jp
2011年 1月 9日 (日) 15:01:16 JST


一橋大学の服部です。
年が明けて最初のデモとしてぜひご参加を!


佐藤満夫さん虐殺26ヵ年、山岡強一さん虐殺25ヵ年 弾劾・追
悼
 1・16日雇全協反失業総決起集会・デモへ!
 1984年12月22日、山谷労働運動壊滅をたくらんだ非道の暴力
が吹き荒れる只中にカメラを据え、真正面から支配とこれに抗
する日雇・下層労働者の生活、労働、そして闘いを映し始めた
映画人・佐藤満夫さんが刺殺された(享年37歳)。佐藤さんの
意志と血塗られたカメラを引き継ぎ、1年後の映画『山谷 や
られたらやりかえせ』の完成をもって新たな闘いを構想し、始
動し始めた山谷争議団、そして日雇全協の主導的同志・山岡強
一さんは、1986年1月13日に射殺された(享年45歳)。
 二人が国粋会金町一家のテロに斃れ、26年、25年の時が過ぎ
去った。同時に、この闘いに参加し傷つき、権力の弾圧を被っ
た多くの者たちをはじめ、全国各地から駆けつけ、戦いを体験
・共有した人々も年々少なくなってきた。
 一方、非道の暴力、無権利労働、路上死−野垂れ死にが消滅
したわけではない。労働・生活の不安定−格差・分断が全社会
へと拡大し、無権利労働や失業即路上が社会全体へと浸透して
きたのだ。その中で、青空労働市場としての寄せ場が疲弊し、
先達たちが指摘した「不良」労働力商品の再生すら果たされず
、生活−労働を貫く無権利状態に起因する社会的排除が強まっ
ている状況がある。
 新自由主義グローバリズムが推し進めてきた労働の規制緩和
、民営化、そして福祉削減は、迷走する民主党政権の下で、こ
れを打ち破る左派を育成するどころか、行政へのすり寄りや下
請化に拍車をかけている。今一度、斃れたものたちと向かい合
い、この過酷な現実から、下層労働者、野宿者の希望を指し示
すべく、各地・各現場の越年越冬闘争の力を糧に決起しよう。
そして全ての階層の人々への連帯を呼びかける。
 地域を拠点に、生存の確保と労働(賃労働)を貫いて資本の
支配に抗すべく、奪われた(喪失した)権利と、権利からの排
除の上で、当事者性を無視し、恩恵としての特別政策=「ホー
ムレス特措法」の欺瞞を撃っていこう。
 全ての者に開かれた当然の権利として生存権を勝ち取り、そ
こに切り拓かれた「権利意識」によって我々の側から「寄せ場
の特殊性」の枠を突破していこう。1・16山谷・玉姫公園へ!
○2011年1月16日(日曜)午前10時~ 山谷・玉姫公園(台東区
清川二丁目 南千住駅下車・玉姫神社横)集会後デモ
○主催・全国日雇労働組合協議会(日雇全協)
連絡先・090−1429−9845(日雇全協・山谷争議団 荒木)


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