[CML 007123] 国際社会の見えないところで卑劣、野蛮をつづけるイスラエル
Yasuaki Matsumoto
y_matsu29 at ybb.ne.jp
2011年 1月 4日 (火) 03:46:56 JST
みなさまへ (BCCにて失礼、転送歓迎)
いつも貴重な情報をありがとうございます。 松元保昭@パレスチナ連帯・札幌
つい先日ビリーンで2009年に殺されたバッセムさんのお姉さんジャワヒーさんが殺されました。イスラエル軍と政府、入植者は、国際社会の見えないところで日常的に卑劣で野蛮な行為をつづけています。ビリーンで、ネゲブで、ヨルダン渓谷で、シルワンで、ヘブロンで、そしてガザで、いたるところで占領という暴力がまかりとおりパレスチナ人の首を絞めています。被害に遭っている南部ヘブロンの貧しい農民の姿を見てください。
パレスチナ人7人が眠っている家を、入植者が放火
Settlers set fire to home as seven Palestinians sleep inside
サムエル・ニコルス(by:Samuel Nichols)
2010年12月31日
○パレスチナ人の不当逮捕と焼き払われたテントのビデオ
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=Ku0Pe78ynm4
http://www.youtube.com/watch?v=xYpRDQGDAFo&feature=player_embedded
2010年12月29日の早朝、入植者たちはスシヤ村の家族が暮らしている家に放火した。
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スシヤ村住民の圧倒的多数は、彼らの歴史的な記念碑や洞窟とおなじようにテントで生活している。その住居がイスラエル軍によって数回ほどで破壊されてしまった。現在使われている多くのテントは人権組織によって供給されたもので、家族が暮らす周囲で寝室、台所、収納庫として役立っている。 パレスチナ人のスシヤ村は、数少ない入植地とアウトポスト(違法前哨入植地―訳注)、軍基地および古いシナゴーグの間に挟まれている。その地域は「制限軍事地域」と指定されているため、羊飼いたちは自分の土地で移動する羊や山羊の群れに草を食べさせることが出来ないでいるし、さらに農民たちは麦やオリーブを収穫するため彼らの畑に出入りすることさえ出来ないでいるのだ(ビデオを見よ)。危険な入植者たちがあちこち巡回しているという評判がたえないヘブロン南部丘陵のイスラエル人入植者たちは、周囲すべてを取り囲まれているスシヤのパレスチナ人にしばしば非常に悪質な攻撃を仕掛けている。パレスチナ人は、自分たちの私有地に出入りすることもできず体や所有物への攻撃を告訴することもできず、自分たちを守るすべを何も持っていない。イスラエル当局者と入植者たちの間の共謀は明白である。彼らの多くはわずかな時間その地域に過ごしたあとで配置され、多くの場合入植地内に配備される警察や兵士と親しい仲にあるのだ。パレスチナ人が犯罪を訴えたりイスラエル人入植者を告訴するとき、イスラエル警察と軍はしばしば対応しないか、あるいはできるだけ緩慢にそして怠慢に対応するだけだ。私が地域で一緒に協力してきた多くのパレスチナ人は、彼らの証言を聞かせたり証拠写真やビデオを見せたりしてイスラエル警察官を説得しようとキリヤット・アルバの警察署で結局無駄な時間を費やしたために、告訴するような心配で面倒なことを諦めてしまった。 2010年12月29日に発生した事件では、入植者たちが建物に火をつけたときテントの中で7人の家族が眠っていた。幸いなことに、ひとりのハッジ(メッカ巡礼を済ませたムスリムで年輩の女性指導者―訳注)が侵入者を吠えた犬の鳴き声を聞いて目を覚ました。ブツェレムの地域調査員でスシヤ住民のナサール・ナワージャは、侵入者がテントにガソリンをかけてさらに燃えやすい液体をふりかけたか、あるいは彼らがテントにモロトフ・カクテルを投げたかどうか村人は自信をもてないと語った。しかし二つのうち後者は、入植者たちが以前にもスシヤで使った手段であった。 そのハッジは台所にあったガスタンクをすぐに移動させ、逃げようとしてそのあいだにテントで眠っているほかの人たちを起こした。彼らがテントから抜け出したとき、スシヤ入植地の方向に埃をあげて逃げていく一台の車を彼らは見た。(パレスチナ人の村と南に隣接しているイスラエル入植地は同じ名前。) 南部ヘブロン丘陵のパレスチナ人地域社会のためにつくられた通常の供給支援をするイスラエルの組織である関連村落のグループは、事件について訴えすくなくとも調査してくれるようわずかな望みを表明した。 「軍と警察当局者たちは、もちろん通常双方の攻撃に嫌疑をかける独自性を意識してはいる。しかしあいにく、入植者と軍は地域住民を根絶やしにするおなじ努力をする二つの力だと過去の記録がすでに証明している。さらに軍によってまったくの無罪が入植者に与えられていて、すこしでも真剣な調査が行なわれることがわずかな希望である。」 残念なことに、私の経験と上のビデオで絶望したスシヤのパレスチナ人男性から発せられる声明の繰り返しが、真実を告げている。 「もしこれが入植者のひとりに起きたことであれば、すべての人が、ここではアラブ人全員が逮捕されただろう。しかしここには、夜になると三人の入植者が車で来てはアラブ人を殺そうとしている。入植者のうち逮捕された者は一人もいなかった。私たちは、ここで入植者を助けるのでなく入植者を逮捕するための公正な調査をする警察を望んでいる。」(松元訳)サムエル・ニコルスは、イスラエルの占領に対するパレスチナ人の非暴力抵抗運動を支援するCPT(クリスチャン・ピースメーカー・チームズ)と共に仕事をしている米国人ジャーナリスト。彼は、土地の没収と入植者の暴力に対する非暴力抵抗運動をするパレスチナ人に協力してヘブロン南部丘陵の小さな村、アル・トゥワーニに住んでいる。彼のブログsamuelnichols.blogspot.comおよびツイッターtwitter.com/samuelnichols原文は以下:(拙い訳文で恐縮です。誤訳があれば教えてください。)http://mondoweiss.net/2010/12/settlers-set-fire-to-home-as-seven-palestinians-sleep-inside.html------------------------------------パレスチナ連帯・札幌 代表 松元保昭〒004-0841 札幌市清田区清田1-3-3-19TEL/FAX : 011−882−0705E-Mail : y_matsu29 at ybb.ne.jp振込み口座:郵便振替 02700-8-75538 ------------------------------------
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