[CML 007819] 3・13「辺野古不合意」上映とお話の会へのお誘い
FURUSHO
furusho at mail.hinocatv.ne.jp
2011年 2月 25日 (金) 11:00:00 JST
皆様
Bccでお送りします。転送・転載、大歓迎です。
私たちの税金を使った補助金で、基地や原発などの危険施設を押し付けられてきた地域がどうなっていくのか。
考えたことがありますか。
誰かが引き受けなければならない?ほんとうに?
でも、自分のところでないから、しかたがない?
浴びるほどの補助金によって、なぜ、自治体の財政が借金漬けになるのでしょうか?
名護市の実態を、輿石正さんは、克明に追ってきました。
この映画は、本土の私たちに「見るべきだ」と突きつけられたのだと感じ、上映会を計画しました。
ちょうど、輿石さんのついでもあって、お話を聞く会を併せて出来ることになったのです。
またとないチャンスです。
古荘斗糸子
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戦争を考える<シリーズ34>上映とお話の会
―ドキュメンタリー―
「辺野古不合意」
名護の14年とその未来へ
2011年3月13日(日)13:30〜
お話:輿石正(こしいしまさし)さん(じんぶん企画 監督)
場所:国分寺労政会館 第5会議室
(JR国分寺駅南口から徒歩5分 042-323-8515)
参加費:800円
うちなんちゅの怒りとともに!三多摩市民の会(連絡先:042-592-3806 古荘)
(チラシより)
日米両政府に言っておかなくてはならないことが3つある。
沖縄の65年の歴史を甘くみてはならない。
名護市民の14年間の学習を甘くみてはならない。
苦しんでつかみとった「生命(いのち)の尊厳」を甘くみてはならない。
(じんぶん企画制作( 0980-53-6012) 2010年制作 カラー/90分)
歴史的な政権交代で、沖縄にとってかすかな光が見えた気がした。
しかし、再び基地問題で沖縄が激震する。
13年前、名護市は真っ二つに分断された。そして、今同じことが繰り返されようとしている。
名護市民はこの13年間を無駄に過ごしたわけではない。苦しみの中で、名護の明日を必死に考えている。泣き寝入りはしない。
その13年間を本土の人達に問いかけたい。
(じんぶん企画のWebサイトより)
(チラシ裏より)
沖縄の“民意”は、「県内移設NO! 5・28共同声明撤回」であることはますます明確である。
政府は、沖縄の“民意”を理解するべきだ。
なのに、政府は沖縄に理解を求めようとしている。
でもどうやって?
800億円もの補助金がつぎ込まれた名護市は、日本一豊かな自治体になっただろうか。
浴びるほどの補助金をつぎ込まれて、原発や基地などの危険な迷惑施設を押し付けられてきた多くの自治体の財政が、足腰が立たないほど自立を奪われ、中毒患者のように、次なる補助金に頼らざるを得ないという事実がある。
けれど、名護市民は、そうした泥沼を知って、自立の道を歩み始めた。
基地関連の交付金が、市の財政を圧迫するわけ
なぜ、交付金によって市の財政が借金漬けになるのか?
7月26日の琉球新報は、ドキュメンタリー「辺野古不合意」を、次のように報じた。
「・・・・輿石代表は「ことし5月に辺野古移設を盛り込んだ日米合意が発表され、SACO合意で名護市への基地移設が持ち上がった14年前と状況が似てきている」と指摘。
「これから名護は苦しい闘いをすることになる。移設をめぐる14年間の経緯を学ばないと同じ過ちを繰り返す」と感じ、ドキュメンタリー制作を始めた。
作品では97年の名護市民投票や反対運動を続ける市民の姿を取り上げるほか、辺野古移設やグアム移転協定について稲嶺市長や伊波市長から話を聞いている。
基地関連の交付金を使った名護市のまちづくりに対しては、箱モノはできたものの運営費用に圧迫される現在の市の厳しい財政状況と絡めながら分析している。・・・・」
カネで危険と迷惑を甘受させるということは、タカリを誘い込む行為だ。
私たち納税者は、税金で地方財政を苦しめ、危険と迷惑を押し付けてきた。
差別意識の上に、加害者の立場にいることを、本土の私たちは自覚しなければならない。
輿石正さんのプロフィール
1946年山梨県生まれ。
1986年、名護市嘉陽に移住。
1987年、名護高等予備校を立ち上げ、じんぶん企画を併設。
1987年、エコネット・美(ちゅら)―自力の地域おこしエコツアー会社―を共同で立ち上げる。
現在、沖縄県名護市で予備校を経営するかたわら、授業の合間に執筆、映画製作、エコツアーガイドをおこなう。
映画『基地はいらない・命の響き』、『未決・沖縄戦』、『悼画・金城祐治さん』、『ノグチゲラの里から地球の未来へ』制作。
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FURUSHO <furusho at mail.hinocatv.ne.jp>
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