[CML 007754] 大阪新勤評撤回全国市民署名ご協力のお願い

柏原 貴司 l.korisu-club.80.ion at ezweb.ne.jp
2011年 2月 21日 (月) 22:31:38 JST


大阪の柏原です。 

新勤評はいらない!全国交流会が呼びかける署名の案内です。

締め切りが3月5日までの短期間の署名ですが、オンライン署名もあります。下記アドレスのホームページから署名を取り出したり、オンライン署名をすることができます。

http://www7b.biglobe.ne.jp/~kinpyo-saiban/

以下「呼びかけ」を貼り付けます。


大阪新勤評撤回全国市民署名(評価・育成システムと給与反映に関する新提案の撤回、システム撤廃を含めた全面的な見直しを求める署名)のお願い


大阪府教育委員会(以下、府教委)は全国に先駆けて「新勤評」制度を実施し、評価が給与に反映されるようになって4年が経過しました。学校現場では、校長の立てた学校目標にそって教員の「成果」が競われるようになり、そこでは、校長に申告した自分の目標を同僚どうしで話し合うことはまったく見られません。同じ学年、同じ教科、同じ学校の教員でありながらチームワークではなく、個人の目標を実現するため競争意識をもって仕事をすることが教員に求められるようになってしまいました。

教員が、自己申告した、いわば目に見える「成果」として認められる目標の実現を目指すとき、子どもたちはどのような影響を受けるのでしょうか。

成績向上を自己申告した教員は、わからない子を一生懸命教えるよりも合理的に効率よくクラスの成績をあげることを考えるでしょう。

いじめをなくすと申告した教員は、いじめの被害にあっている子の存在さえ否定しかねません。

つまり、目標実現のために、いつのまにか教員は子どもを選別するようになってしまいます。

私たちは、すべての子どもの教育への権利を保障するために、新勤評に対して一貫して反対運動を展開してきました。105名の教職員による集団訴訟をはじめとして、ニュースやリーフレットによって、子どもが選別される新勤評の不当性を訴えてきました。

また、教職員アンケートに取り組み、回答者の99.6%が給与反映について廃止を含めた改善を求めていることを確認し、府教委に制度の見直しと府教委自身の手による検証を迫りました。

その結果、府教委は、昨夏、実施以来はじめて検証のためのアンケートを実施しました。ところが、今府教委は、アンケート結果とは全く正反対に制度改悪を行おうとしています。私たちは、教員を分断し、子どもの教育への権利を侵害する大阪新勤評の撤回を大阪府教育委員会に要求します。

(ここまで)

大阪新勤評全国市民署名にぜひご協力ください。
署名用紙は3月5日(日)までに下記へ返送してください。

新勤評はいらない!全国交流会連絡先:新勤評反対訴訟団 
〒530-0047 大阪市北区西天満4-3-3星光ビル1階

Tel・Fax 06-6311-1250

e-mail shinkinpyouhantai at trad.ocn.ne.jp





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