[CML 007681] 新しいせたがやをめざす会が世田谷区長選に向け政策案を公開:林田力
Hayariki
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2011年 2月 17日 (木) 20:59:35 JST
【PJニュース 2011年2月17日】世田谷区の市民運動・住民運動関係者らを中心に組織する「新しいせたがやをめざす会」は2011年2月16日に政策案を公開した。同会では1月29日の結成集会以来、市民から提案された政策を集約し、議論を重ねてきた(林田力「新しいせたがやをめざす会が区長選候補選定演説会開催=東京・世田谷」PJニュース2011年2月14日)。
http://www.pjnews.net/news/794/20110213_2
政策案は前文、基本政策、個別政策の三部構成である。前文では「憲法が定める主権者は、私たち区民です」と宣言し、「さあ、ご一緒に、私たちのまち世田谷を区民のいのちとくらしを何よりも大切にし、緑あふれる住みよいまちへとつくりかえていきましょう。」と呼びかける。草案段階では「市民政策・せたがや」からの経緯を記載していたが、現行版はコンパクトにまとめた。
基本政策は「区民の声を、まっすぐ区政に〜税金を区民生活第一に使います〜」をスローガンとし、「区民が主体」「くらし再建」「まちを大事に」の3点を掲げる。情報公開を徹底し、計画段階からの区民参加を実現する。また、現状認識として二子玉川ライズや下北沢などの再開発に多額の税金がつぎ込まれ、街の歴史や文化、住民の生活や絆、環境が破壊されてきたとする。そこで再開発や道路優先がもたらす大きなムダと住民被害、財政圧迫の三重苦を取り除くと宣言する。
http://www.pjnews.net/news/794/20110217_1
個別政策は住民自治、福祉・医療、保育・子育て・教育、産業振興・労働・雇用、まちづくり・環境、平和・人権・文化・スポーツと6つのカテゴリに分かれる。子供の医療費無償の制度存続や認可保育園の増設、少人数学級の実現、住宅リフォーム助成制度、乱開発の防止など区民生活を豊かにする政策が並んでいる。また、消費税増税・国民健康保険料の値上げ、後期高齢者医療制度・障害者自立支援法の廃止、外環道の見直しなど国政・都政マターについても区民の立場で国や都に働きかけると述べている。
世田谷区長選に向け市民派候補擁立を目指す「新しいせたがやをめざす会」では2月20日に候補者として名前の挙がっている方々からお話を聞く会を開催するが、この政策案を候補者候補に提示し、すり合わせをしている。また、政策案自体も発展し続けるものとの位置づけで、引き続き市民からの提案を求めている。【了】
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『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力
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