[CML 007625] Fw:<座標塾>増税は悪か―「公正な高負担・高福祉社会」

杉原浩司(Koji Sugihara) kojis at agate.plala.or.jp
2011年 2月 15日 (火) 21:17:02 JST


東京の杉原浩司です。直前ですが転送します。
[転送・転載歓迎/重複失礼]

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白川真澄です。菅政権は、6月までにTPP参加決定とならんで「税と社会保障の一
体改革」案をまとめることを政治目標として掲げています。今の政権がこういう大き
な課題を実行できるとは思えませんが、しかし「税と社会保障の一体改革」に対し
て、私たちの側がどのような対抗構想を打ち出すかが問われています。なかでも、税
をどうするかと言うテーマは、社会運動や市民運動の側では議論が回避されてきた問
題です。今回、あえてタブーを破って、税についてグローカル座標塾で議論する機会
をつくることにしました。多くの方の参加をお待ちしています。

グローカル座標塾
増税は悪か――「公正な高負担・高福祉社会」
 2011年2月17日(木) 講師:白川真澄

 消費税率の引き上げが参院選の争点に浮上したのも束の間、増税をめぐる議論は尻
すぼみになっている。減税を訴える市長が人気を集めるように、日本では増税に対す
るアレルギーはひじょうに強い。左翼政党もまた、増税反対というポピュリズム的手
法に逃げ込んできた。
 しかし、社会保障サービスの拡充が21世紀の経済・社会の中心課題になっていると
き、財源を増やし安定させることは不可欠である。減税を進めようとする新自由主義
とはっきり対決しなければならないのである。もちろん、増税の問題を消費税引き上
げ問題にだけ限定することは間違いだが、それでは誰がどのような税負担の増大を引
き受けるべきなのか。税とは何か、どのような税制をめざすのかを論じる。

◎会場 文京シビックセンター4階会議室A
○東京メトロ南北線・丸の内線「後楽園駅」徒歩1分
○都営地下鉄三田線・大江戸線「春日駅」徒歩1分
○都営バス「春日駅前」徒歩0分   ○JR総武線「水道橋駅」徒歩8分
http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_shisetsukanri_shisetsu_civic.html
http://www.b-civichall.com/access/main.html

◆午後6時30分開始〜9時終了
◎参加費  1回・1000円
◆講師が作成する講義レジュメを使用します。
◆毎月1回開き、今期は5回(第1、2回は金曜日、第3〜5は木曜日)で1期間と
します。

◆要申込み。下記へ。(1回だけでも参加可能ですが、期限後は申込できない場合も
あります。詳しくは問い合わせください)

◎グローカル座標塾連絡・申込先
東京都千代田区富士見1-3-1上田ビル210工人社
tel 03-3264-4195   fax 03-3239-4409
E-mail: im43wj【@】bma.biglobe.ne.jp
(【@】=@ 迷惑メール防止のための表記です)


講師プロフィール
 白川真澄(第2〜5回)
しらかわますみ。1942年生まれ。60年安保闘争、ベトナム反戦、三里塚闘争などの社
会運動に関わりつづけ、90年代からは「地域から政治を変える」ことを追求。フォー
ラム90s、ピープルズ・プラン研究所など理論活動のネットワークづくりにも力を注
いできた。著書に『脱国家の政治学』(社会評論社)『アソシエーション革命へ』
(共編著、社会評論社)『どこが問題!郵政民営化』(樹花舎)『格差社会から公正
と連帯へ 市民のための社会理論入門』(工人社)『格差社会を撃つ ネオ・リベに
さよならを』(インパクト出版会)『金融危機が人々を襲う』(樹花舎)ほか。 


 ≪グローカル座標塾第7期≫
【第1回】サンデル教授の「正義」論の功罪
 2010年10月22日(金) 講師・宮部彰

【第2回】脱成長の経済へ――日本は「元気」でも「強く」なくてもよい
 2010年11月19日(金) 講師・白川真澄

【第3回】「国民」の超え方――ナショナリズムと対抗するために
 2010年12月16日(木) 講師・白川真澄

【第4回】ベーシック・インカムは救世主たりうるか
 2011年1月20日(木) 講師・白川真澄

【第5回】増税は悪か――「公正な高負担・高福祉社会」
 2011年2月17日(木) 講師・白川真澄

〈これまでの座標塾〉
http://www.winterpalace.net/zahyoujuku/




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