[CML 007561] 「名古屋市議選が大政翼賛会作りの第一歩とならぬよう(Afternoon Cafe)」。そして、都知事選がその第二歩とならぬよう

higashimoto takashi higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
2011年 2月 11日 (金) 07:32:06 JST


先日、私が発信した記事「名古屋市長選、愛知県知事選。そして東京都知事選―ポピュリズム政治
にサヨナラするために―」に関して、その記事への反論のつもりでしょうか「名古屋市市議会はほんの
数ヶ月の任期を縮めるための公費を使っていいのかと言っていた、詭弁です。リコールは私たちの意
思を示す物」という名古屋市民のtweet上の発言を紹介してくれる人がいました。

私は同tweet上の発言のちょうどよい反論記事にもなっているのではないかと思い、下記の「Afterno
on Cafe」というブログ記事を同発言の反論の反論として逆紹介させていただきました。私は、同ブロ
グ記事主宰者の論に全面的に賛成するものです。本MLにもご紹介させていただこうと思います。

また、私は、同ブログ記事主宰者に次のようなコメントを送信しました。

「秋原さんの今日付けの記事『名古屋市議選が大政翼賛会作りの第一歩とならぬよう』」を拝読させ
ていただきました。まったく同感です。/私としては『大政翼賛会作りの第二歩とならぬよう』都知事
選で石原と東国原を(出馬するとして)なんとか蹴落としたいと思っているのですが、なかなか・・・/
でも、一発大逆転を期待しています。なんとか・・・」。

以下、転載。

■名古屋市議選が大政翼賛会作りの第一歩とならぬよう(Afternoon Cafe 2011年2月10日)
http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-570.html

「地方自治体の長が率先して議会のリコール運動を行うということは、憲法が定めた『二元制』構造
を真っ向から否定し、議会制そのものを否定するということです。住民が主体となって起こす本来の
リコール運動とは全く意味合いが違います。
ファシズムとは『議会制民主主義の否定』ですから、河村氏のやったリコール運動はまさにファシズ
ムそのものなのです。
前の記事で、河村氏の手法は小泉的でもファシズムでもないと擁護した天木直人氏の残念なエント
リーを紹介しましたが、天木氏はこのことを理解していらっしゃらないのでしょうか?

案の定、河村市長はさっそく大政翼賛会作りに乗り出しました。
長と対等な存在として長を監視する存在であるはずの議会を、自分の支配下に納めようとしていま
す。しかも、市議選の応援を市長としての公務時間内に行う、民意が求める減税を否決する議会を
変えることも公務だと公言してはばかりません。

これは、先だってのリコールに続いて再度議会制民主主義を否定するとんでもない発言です。
市長としての立場と私的会派である『減税日本』としての立場は、厳に区別されねばなりません。
双方の立場を混同して『議会を事実上市長が掌握することは市長の公務だ』と言ってのけるのは、
議会の対等性独立性の否定・議会制民主主義の否定を、名古屋市長として公式に宣言しているも
同然です。」
(注:全文は上記ブログ記事をお読みください)


東本高志@大分
higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
http://blogs.yahoo.co.jp/higashimototakashi


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