[CML 007549] 反「紀元節」行動に参加を。
服部 一郎
kamitotomoni at yahoo.co.jp
2011年 2月 10日 (木) 11:53:42 JST
(重複する場合は失礼)
一橋大学大学院の服部です。
皆様どうも。
すでにご存知の方も多いとは思うのですが、明日11日に反紀元
節の集会、デモが行われます。
僕は参加者の一人で主催者ではないのですが、出来る限り多く
の人に参加していただきたくこの場で紹介をさせていただきま
す。
毎年のことですが、集会後のデモは権力に包囲され、右翼に妨
害され、となかなか厳しい状況です。
特に腹立たしいのは右翼から、左翼のくせに権力に守られてデ
モをやっている、と嘲笑されることです。
圧倒的多数の結集によって権力による過剰警備も右翼による妨
害も実力で粉砕し、天皇制に反対して何が悪い、と
堂々と主張できるような局面を実現したいと常々感じるところ
なので、皆さんもご協力をお願いします。
2011/02/11 「領土ナショナリズム」をはねかえせ! 2.11
反「紀元節」行動(東京・千駄ヶ谷)
昨年、「尖閣諸島」海域での衝突事件を契機とした「領土ナシ
ョナリズム」の噴出は、いま表面上鎮
静化したかのように見える。しかし、マスメディアによる中国
叩きは続いている。この事件は、「北
方領土」問題、朝鮮半島での砲撃事件などとあいまって、東ア
ジア地域における「ポスト冷戦」なる
ものの現実を明るみに出した。これらが日本の軍事力や、沖縄
における米軍基地の強化をはかる議論
に力を与えていることは、年末に閣議決定された「新防衛大綱
」が、中国や北朝鮮への「懸念」を打
ち出し、沖縄・南西諸島などの「島嶼防衛」を明確に位置づけ
たことからも明らかだ。
東アジアにおいて、戦後日本は日米安保体制のもと、アメリ
カの支配戦略に積極的に加担=従属す
ることで現在の地位を占めてきた。そしてそれは同時に、この
地域における植民地主義の歴史を忘却
させつつ、その再生産をなし続けてきた。さらにいわゆる「G
2」状況、すなわちアメリカと中国の
間の、相互依存をはらんだ相互対立状況の進展の中で、日米安
保体制は今の民主党政権のもとであら
ためて再編・強化されているのだ。
「領土ナショナリズム」に支えられた日本の国家主義と植民地
主義、安保・沖縄「問題」、歴史認識
をめぐる論争、「下から」のナショナリズムと暴力を伴う差別
・排外主義の蠢動。われわれの目の前
に広がる、植民地主義の継続と構築された日米安保体制の風景
は、戦前と戦後の天皇制国家の「断絶
と連続」をも象徴している。そういった日本の「国体」とその
個々の表れに対して、粘り強く抗して
いく言説を、運動的に対置していくことがめざされなければな
らない。
私たちは、2.11「紀元節」にたいして、天皇制と、現実
に進む「ナショナリズム」の拡大に反
対するという課題を結合して、集会とデモに取り組む。ともに
、この行動を作り出していくことをよ
びかける。
★お話 太田昌国さん(編集者、民族問題研究)
★日時 2011年2月11日(金・休) 13時15分開
場(13時半開始) ☆集会のあとデ
モ予定☆
★場所 千駄ヶ谷区民会館(JR原宿駅 徒歩10分)
★主催 2.11反「紀元節」行動実行委員会
TEL:090−3438−0263
★呼びかけ団体 アジア連帯講座/アンポをつぶせ!ちょう
ちんデモの会/国連・憲法問題研究会/
立川自衛隊監視テント村/反天皇制運動連絡会/「日の丸・君が
代」強制反対意思表示の会/連帯社/労
働運動活動者評議会
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