[CML 007510] 【再送】[反貧困ネット広島]シェルター維持のために寄付をお願いします
伊達 純
jundandy at ms12.megaegg.ne.jp
2011年 2月 7日 (月) 20:41:23 JST
伊達 純です。
複数のメーリングリストに投稿します。重複して受け取られた方は、お許し下さい。
以前、『反貧困ネットワーク広島のシェルタ運営に「伊達直人」求む』という題名のメ
ールを投稿しました。その際にも書きましたが、以下は、今月にも運営資金が底をつき、
赤字になるという地元・中国新聞の記事です。
失業者用シェルターが資金難(中国新聞 '11/2/5)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201102050028.html
「伊達直人」「矢吹丈」を主人公とするマンガ「タイガーマスク」「明日のジョー」の
原作者である梶原一騎は、左翼的、あるいは戦後民主主義的な思想と対極的なそれの持ち
主であり、左翼、あるいは左派的な市民運動の人間が彼の作品を賞賛することは滑稽であ
るとの批判がありました。実は私も、梶原一騎が左翼的、あるいは戦後民主主義的な思想
と対極的なそれの持ち主であることは知ってはいました。また赤旗が引用していたという
「タイガーマスクが1万人いても施設の現実は変わらない」という施設職員の言葉も、そ
の通りだと思います。その上で、しかし私は『反貧困ネットワーク広島のシェルタ運営に
「伊達直人」求む』という題名のメールを投稿しました。何故か。
実は私は、「タイガーマスク」「明日のジョー」「巨人の星」だけではなく、「夕焼け
番長」なども喜んで読んでいたような人間でした。
十数年前、ある集会で、「左翼、市民運動は鮮(すく)なし仁」ということをおっしゃ
った方がいました。孔子の『論語』の「巧言令色鮮なし仁」を真似たのでしょうが、今に
して思えば、なかなかに鋭い、穿ったことを言っていたのだと思います。私自身、何度も
そう思いましたし、赤木智弘さんという論者が、『「丸山眞男」をひっぱたきたい』を書
いたのも、「左翼、市民運動は鮮なし仁」であるからではないでしょうか?
「丸山眞男」をひっぱたきたい 31歳フリーター。希望は、戦争。
http://t-job.vis.ne.jp/base/maruyama.html
けっきょく、「自己責任」 ですか 続「『丸山眞男』を ひっぱたきたい」
「応答」を読んで
http://t-job.vis.ne.jp/base/maruyama2.html
1980年代終わり頃から90年代にかけて、「反天皇制全国個人共闘〈秋の嵐〉」
「ピース・チェイン・リアクション(PCR)」「渋谷・原宿 生命と権利をかちとる会
(いのけん)」といった若い世代のノンセクト・ラディカルの運動がありましたが、その
〈秋の嵐〉「いのけん」の故・見津 毅が言っていたのが「オレたちが世界中で一番あっ
たかいガッチリした関係をつくりだそう!」という言葉でした。この言葉に触発された
PCRや「いのけん」の活動家が現在、反貧困運動の担い手になったりしています。
報道記事 : 社会新報「旬のひとインタビュー」にもやい理事長・稲葉剛
が掲載されました
http://www.moyai.net/modules/news/article.php?storyid=93
要は、左翼や市民運動とは対極的な思想の持ち主である梶原一騎にはあり、逆に、これ
まで左翼や市民運動に欠けていた(と見られている)「ハート」や「暖かさ」こそが、求
められているのではないか、ということです。もちろん「タイガーマスクが1万人いても
施設の現実は変わらない」という冷徹な批判や社会の構造そのものを撃って行くことも必
要であることは言うまでもありませんが。
以下は、再送になりますが、シェルタ維持のための寄付のお願いです。
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反貧困ネットワーク広島を応援してください
シェルター(緊急簡易宿泊所)を維持するためにご寄付をお願いします
生活保護など、人間として最低限の生活を保障するセーフティネットは国や行政の責任で
す。しかし、さまざまな事情から、セーフティネットからこぼれる場合があります。
「とうとうお金がなくなった。今夜から寝るところがない。」
「仕事がなくなって、寮からも出された。次の仕事を見つけるまで泊まらせてもらえないか。」
「夫が暴力を! 着の身着のまま逃げてきた。」
・・・
そのような人たちが、人間として最低限の生活ができるように、人間としての尊厳を失
わなくてすむように、私たち「反貧困ネットワーク広島」はシェルターを運営しています。
2010年9月現在、6室を運営していますが、常に満室状態です。しかし、資金的には大変苦
しく、「もし運営できなくなったら・・・」という心配がつきません。シェルターを維持す
るために、ご寄付をお願いするしだいです。
このほか、「反貧困ネットワーク広島」は、弁護士・司法書士・社会福祉士・医療ソー
シャルワーカー・社会保険労務士などの専門家・その他多くのボランティアの協力のもと、
生活・労働・借金・住まいなどに関する相談会の開催、生活保護申請等への同行、その他
の支援活動をおこなっています。
◆ご寄付は、次のいずれかへ振込みをお願いいたします。
・郵便局から :振替口座 01390−1−98338
加入者 反貧困ネットワーク広島
・銀行(ATM)から :広島銀行 白島支店 普通 3235401
反貧困ネットワーク広島
◆ご寄付の金額について
1口1000円でお願いしています。何口でも結構です。
・シェルターの運営には、6室それぞれに家賃や光熱費が継続してかかります。
・タオル(大・小)、石鹸、洗剤、歯ブラシ、靴下などの消耗品など品物のご提供も大歓
迎です(下記へ送付ください)。
・お金でも品物でも、できる範囲のご負担で皆さんに支えていただきますようお願いいた
します。
・失業した人が再就職できるまでの期間は長期化しており、シェルターのニーズはますま
す高くなっています。
【問合せ、品物の送付先、入会申込は】
反貧困ネットワーク広島事務局
広島市中区東白島14-15NTTクレド白島ビル7階
広島総合法律事務所内
電話:082-227-8181 FAX:082-227-1200
反貧困ネットワーク広島ホームページ
http://www.geocities.jp/hinky_hiroshima/
〃 ウェブログ
http://hinky.exblog.jp/
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