[CML 007428] 「エジプト革命はCIAの策動」説について

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2011年 2月 3日 (木) 12:12:49 JST


立川の岩下です。

私がBlog(http://yo3only.cocolog-nifty.com/blog/ )に載せた文章に
関しMLの方々からいくつかコメントをいただいています。
その中で不思議に思うのは、「アメリカCIAがパーレビにお灸をすえる
つもりで反体制運動を策動させた」等の説が根強くあることです。

どこからの情報だろうと考えていましたが、1つにTUBが紹介している
藤澤みどりさんの報告<第1信>にあるウイキリークスの情報ではないかと
思いました。そこで藤澤さんは、「この民衆蜂起はアメリカが3年前に
仕込んだってこと?」等とコメントしています。
ただ実際には、暴露された08年12月30日付けのカイロ大使館筋の報告書
では、以下のようなことが書かれているだけだと思います(Summaryを
ざっと、貧しい英語力で読んだだけ)
 4月6日運動」の活動家が、08年12月上旬にアメリカで行われた青年
 運動のサミット会議に参加し、そのあと国会議事堂で政府高官やその
 スタッフたちと面会したこと
帰国時、空港で拘束されてサミット会議資料(エジプトの民主主義的変革
 のプレゼ等)を押収されたこと。2人は釈放され、3人は逮捕されたまま
 だったが、大使館筋は3人を釈放するよう圧力をかけた
「4月6日運動」の目標は、11年の大統領選の前に現体制を議会制民主主義
 に置き換えることだというが、極めて非現実的で、反政府勢力の主流には
 支持されていない。複数の反政府勢力や運動体と合意していると言うが、
 疑わしい
従って・・・
アメリカが「4月6日運動」と接触を持ち、アメリカ・エジプト両政府はその
目標などの情報を持っていたが、現体制転覆はまったく非現実的と考えていた
・・・ということがウイキリークスから読み取れる事実ではないでしょうか?
この理解が正しく、また他に根拠がないとすれば「CIAの策動」「3年前に
仕込んだ」説は崩れることになります



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