[CML 013961] Re: 暴かれたICRP基準の欺瞞(NHK「真相ファイル」の問いかけ)

T. kazu hamasa7491 at hotmail.com
2011年 12月 30日 (金) 20:36:24 JST


ni0615田島です


青山貞一氏の指摘ですが、
 


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●山下俊一氏発言の検証
 
 ここで、再度、山下氏へのドイツ『シュピーゲル』のインタビュー記事に戻ってみよう。
 


山下:日本政府が年間被曝上限を20mSvに設定したことが、混乱に拍車をかけたと思います。
 
国際放射線防護委員会(ICRP)は、原子力非常事態が起きた際には年間被曝上限を
 
20〜100mSvのあいだに設定するよう提言しています。その範囲のどこで線引きをするかは
 
政治的な判断で決まることです。リスクと利益をはかりにかけて考えなくてはいけません。
 
避難するにしてもリスクを伴うからです。放射線防護の観点から見れば、日本政府は最も
 
慎重な方針を選んだのですが、それが皆さんの混乱と不安を高めてしまいました。 
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山下俊一氏はここでICRPの勧告について虚偽を述べているのです。
 


ICRPが事故時の対処として規定している
 
20〜100mSvのあいだとは、緊急時被ばく状況であり、
 
これはそもそも事故を起こしたサイト、もしくは、避難対策などをしなくてはならない
 
周辺地区の、緊急時対策をいうものです。
 
20〜100mSvの間で住み「続けてよい」という政治的選択は、
 
ICRPの勧告上は、そもそもとることができません。
 


ICRPの勧告で、住み続けてもいいという選択が取れるのは、1〜20mSvのあいだです。
 
その範囲から日本政府は住み続けてもいいという参考値を選べ、とICRPは言ってるのです。
 
それが「復旧期」に適用される現存被ばく状況です。
 


日本政府は結局、四月下旬、
 
1〜20mSvのあいだの「最高値」20mSvを選んだのです。
 
決して山下が偽るような、「最低値」を選んだのではありません。
 


山下は、100mSvまでは逃げなくていい、というプロパガンダを既に

 

3月19日からしていましたから、
 
(10μSv/h以下だからといって学校再開に太鼓判を押していた。
 
  http://www16.atwiki.jp/pipopipo555jp/pages/3040.html
 
自己弁護のために、ICRPの勧告すら歪曲しているのです。
 


どうか、山下の嘘については、きちんと注釈をつけていただきたいと思います。
 


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3月21日:ICRP代表からの勧告メールから
 
http://www16.atwiki.jp/pipopipo555jp/pages/3038.html
 


For the protection of the public during emergencies the Commission 

continues to recommend that national authorities set reference levels 

for the highest planned residual dose in the band of 20 to 100 

millisieverts (mSv) (ICRP 2007, Table 8). 


When the radiation source is under control contaminated areas may remain. 
Authorities will often implement all necessary protective measures 

to allow people to continue to live there rather than abandoning 

these areas. In this case the Commission continues to recommend 

choosing reference levels in the band of 1 to 20 mSv per year, 

with the long-term goal of reducing reference levels to 1 mSv per year 

(ICRP 2009b, paragraphs 48-50). 

 

 

緊急時に一般の人々を防護するためには、委員会は参考レベルを、最も高いところで回避線量が 
20-100mSv の範囲になるように国内当局が設定すること、このことを引き続き勧告する 
(ICRP 2007, 表8)。 


放射線源が制御できても汚染地域は残るだろう。当局は多くの場合、人々がその地域を放棄

することなく住み続けることを許すために必要なあらゆる防護策を講じる。そのような場合

に関し委員会は、1年当たり1mSvへの参考レベル減少を長期目標としながら、1年当たり

1〜20mSvの参考レベル範囲から選択することを、引き続き勧告する。

(ICRP 2009b, paragraphs 48-50).  
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青山さんに直接お伝えする方法がないので、 
ここに記しました。
 


ni0615田島 拝
 

 

 

 


 

 

 

 

---------------------------------------- > From: hamasa7491 at hotmail.com > To: cml at list.jca.apc.org > Date: Fri, 30 Dec 2011 11:27:31 +0000 > Subject: [CML 013960] Re: 暴かれたICRP基準の欺瞞(NHK「真相ファイル」の問いかけ) > > > 杉原さん > > > > 本年はたいへんお世話になりました。 > > NHKの番組はとても意味のあるものでした。 > > 生物医学でリスク量が決まっているのではなく、 > > 政治的バランスで決まっているということが良くわかりました。 > > http://www.dailymotion.com/video/xnb9h8 > > http://togetter.com/li/234049 > > > > 但し。 > > 1、<低線量の影響値を下げたのではない他を上げただけだ>という禅問答のような > >   答えが返ってきますので、それへの論点準備が必要です。 > > 2、また、スウェーデンでの被曝量についてNHKはなんとなく大雑把だったことは確かなようです。 > >   http://blog.goo.ne.jp/yoshi_swe/e/6c768f8d028351291a58069838c7d812 > >   必要な確認をして周到な準備が必要です。   > > 3、1月にトンデルさんが来日して講演をなさるようですが、事前にこの番組のことと、日本での > >   トンデル批判をお伝えしておいた方が良いと思います。 > > > > 青山さんの論考をゆっくり読ませていただきます。 > > http://eritokyo.jp/independent/aoyama-fnp1122...html > > > > ni0615田島 拝 > > 安禅不必須山水 > > http://ni0615.iza.ne.jp/blog/list/ > > > > > > ---------------------------------------- > From: kojis at agate.plala.or.jp > To: cml at list.jca.apc.org > Date: Fri, 30 Dec 2011 18:18:53 +0900 > Subject: [CML 013959] 暴かれたICRP基準の欺瞞(NHK「真相ファイル」の問いかけ) > > ◆ICRPの化けの皮は剥がれた! > ◆日本政府は危険な「年20ミリシーベルト」避難基準を撤回せよ! > > 東京の杉原浩司(福島原発事故緊急会議/みどりの未来)です。 > > 12月28日(水)午後10時55分〜11時25分にNHK総合TV『追跡!真相フ > ァイル』で「低線量被ばく 揺らぐ国際基準」が放映されました。日本政 > 府が避難基準「年20ミリシーベルト」(放射線管理区域の約4倍!)の根 > 拠として「錦の御旗」のように掲げるICRP(国際放射線防護委員会) > 基準の実態に迫った労作です。以下で動画と書き起こしを見られます。 > > ◇番組動画 > http://www.dailymotion.com/video/xnb9h8 > > ◇見逃した方のために > …NHK追跡!真相ファイル「低線量被ばく  > $BMI$l$k9q:]4p=`!WJ8;z5/$3$7 > http://togetter.com/li/234049 > > NHKがこの問題を正面から取り上げ、ICRP基準の正当性を根底から > 問い直したことは極めて重要だと思います。御用学者による「年20ミリシ > ーベルト基準で安全」のインスタント報告をもとに、避難区域の再編、 > 「避難させないで除染」、ストレステストによる再稼働などの無謀かつ非 > 道な対応を進めようとしている野田政権に、政策変更を迫るための重要な > 材料になり得るし、そうすべきだと思います。インスタント報告をありが > たく受け取ってみせた細野原発相らは、この番組の問いかけに真摯に向き > 合うべきでしょう。 > > 併せて、青山貞一さんによる関連論考の紹介を転送します。こちらもぜひ > ご一読ください。来年の取り組みに向けて、まずはこの番組の内容を出来 > る限り広めることが大切だと思っています。多くの方に伝えてください。 > そして、細野大臣はじめ国会議員にもこの内容をぶつけていきましょう。 > [転送・転載歓迎/重複失礼] > > …………………………・・帖帖帖帖帖帖帖帖帖帖帖帖帖帖帖帖帖帖・・・・・ぢみなさま > > 青山貞一です。 > > 昨日深夜にNHK総合で放映されました「低線量被曝、揺らぐ国際基準」 > は、わずか30分の放映でしたが、欧米諸国への徹底した現地取材をもと > に、ICRPの国際基準(勧告値)が、いかに科学的根拠に乏しく、また > 各国の原子力政策及び関連業界の意向、都合で実際のリスクが1/2に > 下げられたかを追跡取材していました。 > > 同番組をもとに福島県のアドバイザーをしている山下教授へのドイツ、シ > ュピーゲルのインタビュー内容とあわせ、以下の論考を執筆しました。 > > 写真、図入りです! ご一読下さい! > > ◆青山貞一:低線量被曝、揺らぐ国際基準  > http://eritokyo.jp/independent/aoyama-fnp1122...html > > …………………………………………………………………………… > > <参考> > ◇11・11経産省宛要請書:子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク > 経済産業省の「子ども20ミリシーベルト避難基準」に強く抗議し今すぐ > $ > BE12s$9$k$3$H$r5a$a$^$9 > http://2011shinsai.info/node/1141 > 		 	   		  


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