[CML 013864] 除染か避難の問題

林田力 info at hayariki.net
2011年 12月 25日 (日) 23:43:54 JST


除染か避難の問題については難しい問題です。両者は必然的に二項対立となる問題ではないですが、「除染するから非難は不要」という論理がある限り、避難の権利を重視する人々が除染を批判することは当然の帰結です。
むしろ避難の権利を重視する人々を「脱原発原理主義」とラベリングすることに異常性を感じます。それは決して他者の共感を得られる表現ではありません。
まず「原理主義」でない点についてです。福島第一原発から放出された放射性物質がどの程度人体に影響があるかについては様々な主張があります。しかし、放射能の害を過小評価していると見られている日本政府でさえも福島第一原発の半径20キロ圏内は有無を言わさず避難しなければならない地域と定めています。
放射能汚染には個人の嗜好や土地への愛着は問題にならず、生命や健康のレベルから避難しなければならないレベルがあります。避難を重視する人々は、そのレベルを政府の基準よりも厳格に考えているに過ぎません。原理主義でも何でもなく、放射線の健康への影響に対する見解の差異です。
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林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』
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