[CML 013848] Re: 「避難の権利」に関する意見への共産党からの回答(転載)と私の若干のコメント

maesako_kbsc kobesc at lion.ocn.ne.jp
2011年 12月 24日 (土) 23:58:38 JST


NO DU! KOBE  前迫です。

どなたにという事ではありません。
先日(12/15)神戸でありました集会
「フクシマの子どもたちを放射能から守るために何ができるか?」
の論議のための基礎資料を作りました。
その末尾を、以下のように結びました。


二重被害のフクシマ
 12月11日、「国会議員に聞いてみよう! どうする原子力発電? 
神戸ミーティング」席上でも近い発言があり、後ほど福島から避難
されてる人のやりきれないような心情吐露とも抗議とも思われる発
言もありました。
難しい問題なのですが、それだけにできるだけ科学的に、次いで
道義的に判断するしかないんだと思います。

 この資料作成者(前迫)は、「品川宣言」起草作業の中でも5mSv
/年の環境では逃げ出すしかないと判断して、そう書きました。
当然に1mSv/年を越える予測の地域も、自主避難の権利はある
としています。

 でも、実際の避難にはお金が要ります。
足代、落ち着き先の住居、そして生活と生業(なりわい)再開のため
の当座の資金、農家なら耕すべき土地、漁師さんなら船と港と漁具
に加えて漁業権、そして漁場の情報など、転居再開には途方もない
ほどの困難がつきまといます。
それを全てケアしながら支援しなければならない。
それが「東電」の責任であり、政府の責任なのです。
そのどれも一切なされていません。
そのために地域脱出の選択肢を奪われてしまった状況のようです。

 放射能に拠る科学的被害(将来にわたって)の上にさらに、自由に
話せない、不安も言い出せない重苦しさの中で怯えながら生活して行く。
 登下校に行き交う女子中学生達が、
「どうせ私ら、将来子供なんか産めない身体なん だし…」と言った
会話を交わしているという。
福島の人たちは、実際の被害と不安、恐怖に加えて、地域に閉じ
込められる二重の被害を受けているかのようです。

  呪縛の中の人々を救い出すためには、周りの、外の私たちからも
アクションを起こす事も必要かも知れない。
 老齢者の現在のアイデンティティは、育ち、慣れ親しんだ風土と
地域コミュニティに依存する割合はきわめて高いのだろうとも思わ
れます。
生木を裂くように故郷との関わりを割いてなお、私たちは避難を呼
びかけたいと思います。
「外の人間が、地域の事も何も判らんで、勝手な事をほざくんでねぇ!」
と言われようとも、私たちは言い続けます。

 とにかく、福島の人たちが
「こんな環境で暮らせない!」と意志表示してくれなければ、私たち
もまた、呼びかける以外には、何もできないのですから…。
 



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