[CML 013789] Re: 高木学校

林田力 info at hayariki.net
2011年 12月 21日 (水) 20:56:40 JST


高木学校医療被ばく問題研究グループでは福島第一原発事故前から医療被曝について、微量だから安全は成り立たないと主張していました。

医療被曝が決して安全でないことは書籍『増補新版 受ける? 受けない? エックス線 CT検査 医療被ばくのリスク』(高木学校医療被ばく問題研究グループ著、高木学校、2008年)で指摘済みである。本書の主張は明確である。医療被ばくにはリスクが伴う。たとえ一回一回は微量であっても、被ばくの障害は蓄積される。そして自覚症状のない健康な人にとって、エックス線検査を受けることで得られる利益がリスクを上回ることは証明されていないと主張する。
本書を読むと暗澹たる気持ちにさせられる。我々は健康になるために病院に行き、健康を維持するために検査を受ける。しかし、実はエックス線検査を受けることで健康を害している可能性がある。これほど馬鹿らしいことはない。
今日、エックス線を利用した検査は頻繁に行われている。それらに対しては一般に「微量だから人体に害はない」と説明される。それが科学的根拠に基づかないものであると本書は主張する。
「微量だから安全」という主張が成り立つためには、特定の値以上の放射線を浴びると有害であるが、それ以下ならば問題ないという閾値の存在が前提となる。しかし、本書では放射線の影響には閾値が存在しないことが国際的な常識であるとする(80頁)。たとえ微量であっても、全く浴びないことと比べれば、ガンになるリスクは高まる。従って検査の必要性とリスクを考量した上で、真に必要な場合にのみ限定すべきである。
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