[CML 013753] <テント日誌 12月17日(土)>

Kimura-m kimura-m at ba2.so-net.ne.jp
2011年 12月 19日 (月) 10:35:08 JST


<テント日誌 12/17(土)>
     破滅へと向かう「収束宣言」と、テントひろばでの「地下大学」
        ―― 経産省前テントひろば 98日目 ――

12月17日(土) 快晴 寒い。
日比谷公園のかもめ広場の噴水に薄氷が張っている。ここは、福島女性、全国女性座り込みの最終日、みなで手をつなぎ合って、原発事故などの被ばく事件の再び起こらぬよう、子どもや弱者に放射能禍が及ばぬように、団結と連帯を誓い合ったところ。
 暖房完備の部屋住まいには分からぬ自然の移り変わり。
 毎朝、ここを散歩する小生には、日々の政権側、東電側の情報は、愚民を欺かんとする、労働者を搾取するパワー・ポリティクスしか感じない。エネルギーとは質量にかけること速度の2乗であれば、昨日の「収束」は、その速度に於いて、天文学的破壊力の誇示しか意味しない。累乗的な速度で破滅に向かう国家を救おうと言うのだから、テントにこそ義があると信じている。
 
 原子力資料情報室などが力を入れる「原子力の終焉」集会に於いて、田中三彦氏は、破壊された原子炉の低温冷却などありえぬ妄言であると断言されたそうである。チェルノブイリの現地放射能汚染研究者は、除染にはなんの意味もないから、と福島事故以後の日本の研究者たちに訴えたそうである。
 原子力を管理する能力や資格はともかく、広島・長崎・第五福竜丸の被爆(曝)経験国が、福島原発事故の大惨事の後で、世界で最も最先端の核開発に於ける挫折としての今回の事故の工学テクノロジーを深切に根底的に再検討しない愚かさには、つける薬がないところまできている。
 日比谷公園の烏は、奇妙な咳をして人間に大気の異常を教えてくれているのに。

 この日は、記者はツイッタ―デモに出たので、テント広場の地下大学には参加できなかった。 第2テントで、午後3時から6時の予定が夜10時まで続いたそうだ。
 翌日、記者は、『新宿どまんなかデモ』で、地下大学出演者の阿部さんにお会いした。 



「今回の旅は、テント広場での地下大学での講演と『新宿デモ』が主要目的です」と真剣な表情。スピーチにも力がこめられる。
  テント日誌へのメッセージとしては、「田中防衛局長などの『犯す』などの暴言をめぐる資料は、すべて経産省前テントに寄贈してきたので、是非、テントで、最近の沖縄問題をつぶさに見て頂きたい。
手稿をお渡しする時間的余裕は今回ありません」とのことだった。
福島への、沖縄への不感無覚の落し前の恐ろしさを察知しての福島、沖縄からの捨身飼虎としての使者。首都の人間のなんというおごりと罪深さ! 首都の人間は、熱帯の海浜のように、ただ口をあけていれば、魚も果実も頂けると云うような風情ではあるまいか。海を汚していることまでも知らずに!  


                                                                        (Q記)

【訂正】
 12月16日のテント日誌に「改憲阻止の会員でもあるピアニスト池邊幸子さん」とありましたが、
 「平和のピアニスト池邊幸恵さん」の誤りですので、、訂正致します。



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