[CML 013714] 12/16、17京都。朗読劇「The Message from Gaza ガザ、希望のメッセージ」 攻撃から3年目の12月に…

京都の菊池です。 ekmizu8791 at ezweb.ne.jp
2011年 12月 16日 (金) 17:41:59 JST


転送・転載歓迎


京都の菊池です。

京都の岡真理さんより

・・・この公演に込めた思いを以下に綴りました。集会が立て込む週末、お忙しいとは思いますが、どうかお読みの上、会場に足をお運びいただければ幸甚に存じます。

と

そして
16日、17日の2日間、ガザへ、福島へ、東北へ、思いを込めて
朗読します。
忘却に抗して、昨日とは違う明日を、みなさんとともに創るためにーー。
と


朗読劇「The Message from Gaza ガザ、希望のメッセージ」
の案内をいただきました。

今日、明日と上演されます。

転載が当日になりすみません。明日も公演があるのでぜひ多くの人に
伝えてください。
満員の場合もあるので、行かれる時は予約をされたほうがよいと思います。
案内を転載します。




ガザ朗読劇 攻撃から3年目の12月に…


[転送・転載歓迎]



■忘却に抗するためにーー
3年前、ガザ攻撃のさなか、ガザについての集会はどこも、
数日前のメール告知だけで、会場に入りきらないほど、
定員の2倍、3倍の、何百人もの人が集まりました。
あれから3年…。

攻撃から3周年の12月、今、あらためてガザを想起しよう
と企図された朗読劇。
でも、当然のこととはいえ、3年前の関心の半分も寄せられません。
3年たって、ガザはまた、私たちの関心の埒外に行ってしまった、ということなのでしょうか。
結局のところ、私たちが、関心を寄せるのは、
一時に大量に人が殺されているときだけなのだ、ということなのでしょうか…。



思えばイラクも、アフガニスタンも、原発も同じ。
スリーマイル、チェルノブイリ…、何か大事故があって、
人が死ねば関心をもたれるけれど、
あとは忘却される。
人々の苦しみは続いているのに…。
事故があろうとなかろうと、
作業員は恒常的に被ばくし、からだがぼろぼろになるまで消費され、命を削っているという構造は問われずに…。

封鎖が続くガザで、人々は依然、閉じ込められたまま、
人間として自由に生きる権利を奪われています。
今なお日常的に爆撃は続き、人は殺されていますが、
あの大規模な攻撃のあとでは、話題にすらなりません…。



忘却が次の虐殺を準備するーー。
3年前、各地で講演させていただく中、
この韓国の詩人の言葉を紹介し、繰り返し強調しました。
「今は、大量に人が殺されているからこれだけの人が関心を寄せ、集会に集まってくれているけれど、
ひとたびこの殺戮が終わったならば、私たちは果たしてガザを記憶し続けるだろうか。
もし、私たちが忘れ去るなら、私たちは次の虐殺への道を整えているということ。
私たちはガザのあとにいるのではない、
次の<ガザ>の前にいるのだ」と…。



あのとき、何百人もの方々が頷きながら、涙を拭いながら話を聴いてくださいました。
そして今、あれから3年たって、
あのとき私が語ったことは、今の現実となってしまったのでしょうか。



パレスチナ人のこの60年の歴史は虐殺の歴史でした。
来年2012年は、2000名以上が殺された、1982年のサブラー・シャティーラの虐殺から30周年を迎えます。
この虐殺を証言したAng Swee-Chai 医師の『ベイルートからエルサレムへ』という本があります
(日本語版の翻訳出版の準備を今、進めています)。
封鎖され、一方的に破壊され、殺戮されるサブラーとシャティーラの難民キャンプの描写を読んでいると、
これは1982年のベイルートなのか、2008年のガザなのか、分からなくなってきます。



サブラー、シャティーラの虐殺は、民衆法廷も開かれました。

でも、やがて忘れ去られ、そして、ガザの殺戮が起こりました。
今、明らかなこと、それは、私たちの忘却が、次の<ガザ>を必ずや生みだすのだということ、
その虐殺に対して私たちは責任を負っているということ。
私たちの無関心が今、静かに、次の<ガザ>への道を整えています。



私たちはいつまで、こんなことを繰り返すのでしょう?

「もう、こんなこと、終わりにしたい!」
ガザでイスラエルのブルドーザーに轢殺されたレイチェル・コリーさんの叫びです。

攻撃から3年目の12月にさえ思い出さないなら、サブラーとシャティーラと同じように、ガザもまた、忘却の穴に葬りさられるのではないでしょうか…。


****

私は裏切られた気持ちです。これが私たちの世界の根本的な現実であるということに。

そして、私たちがそれに加担しているということに。
これは、
私がこの世に生まれて来たとき、望んだことじゃない。
ガザの人々がこの世に生れて来たとき、望んだことでもない。
パパとママが私に生を授けようと決めたとき、私に生まれ出てほしかったのは、こんな世界じゃない!

――レイチェル・コリー

****



16日、17日の2日間、ガザへ、福島へ、東北へ、思いを込めて
朗読します。
忘却に抗して、昨日とは違う明日を、みなさんとともに創るためにーー。



*11日土曜日の毎日新聞朝刊に朗読劇の紹介記事が掲載されました。

主演の片岡大輔さんが体験した占領下パレスチナについても詳しく書かれています。

http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20111209ddlk26040559000c.html



*以下、案内文を再送します。

―――――――――――――

みなさま、

京都の岡真理です。

5月に上演いたしましたガザ朗読劇を再演いたします。

-------------------

イスラエルによる、あのガザ攻撃から間もなく3年を迎えようとしています。攻撃の記憶が風化しつつある今、「忘却が次の虐殺を準備する」(韓国の詩人の言葉)のだとすれば、

私たちはすでに次の虐殺への道を整えているのかもしれません。



忘却に抗し、昨日とは違う明日をともに創るための、ささやかな試みとして、
ガザ攻撃3周年のこの12月、朗読劇
「The Message from Gaza 〜ガザ、希望のメッセージ〜」
(脚本・演出 岡真理、出演:国境なき朗読者たち)を

12月16日(金)、17日(土)の両日、京都市国際交流会館
にて上演いたします。
同会館の東日本大震災チャリティ企画の一環です(収益は被災地支援のNGOに寄付します)。

私たちの〈肉声〉を通して、ガザの人々の思いを伝えるとともに、
震災に見舞われた東日本の方々への思いを込めて、
朗読します。ぜひ、お聴きください。

以下、詳細です。



*チラシの開演時刻・問合せ先に一部、間違いがありました。

正しくは以下のとおりです。ご確認ください。



******************************************

朗読劇「The Message from Gaza ガザ、希望のメッセージ」

出演:国境なき朗読者たち(京滋・大阪 市民・学生有志)



■日時

1)12月16日(金)19:00〜20:30

2)12月17日(土)14:00〜15:30

3)12月17日(土)18:30〜20:00

*開場はいずれも開演の30分前。

*回によって開演時間が異なります。お間違いのなきよう、

ご確認ください。



■会場 京都市国際交流会館 特別会議室

http://www.kcif.or.jp/jp/access/



■料金

前売り 一般1500円、学生1200円

当日  一般1800円、学生1500円



■予約・お問い合わせ

事前予約ができます。下記の連絡先に、氏名・希望の公演日時・人数をご連絡ください。



電 話 080‐5314‐1539(つくい)

メール gaza.kibou at gmail.com

*当日、満員の際は、入場をお断りすることもあります。

*事前予約された方は、遅くとも開演の10分前までには

受け付け(代金精算)をお済ませください。



■HP http://message-from-gaza.com



*******************************

■「ガザ、希望のメッセージ」と「国境なき朗読者たち」

について



2008年から翌09年にかけてのイスラエルによるガザ攻撃

を受けて書かれたこの朗読劇は、3つの異なるテクストから

構成されています。いずれも、ガザから外の世界に向けて

書かれた手紙という形で書かれたテクストです。



ひとつはガザのサイード・アブデルワーヘド教授が、爆撃のさなか、世界に向けて発信した一連の電子メール(『ガザ通信』青土社)、
二つ目はパレスチナ人作家ガッサーン・カナファーニーが1956年に発表した短篇「ガザからの手紙」。
3つ目は、占領下のパレスチナ人の人権擁護活動のためガザに赴いた、
アメリカ人女子大生、レイチェル・コリーさんがアメリカにいる家族に宛てたメールです。



本朗読劇は、
2009年7月、京都AALA連帯委員会美術班主催第35回頴展で、京都大学総合人間学部「思想としてのパレスチナ」ゼミ生有志によって初演されました。
同年9月、京滋市民有志による朗読集団「国境なき朗読者たち」が立ちあげられ、これまで京都、広島などで上演を重ねてまいりました。

(2009年12月には、神戸の劇団「どろ」が合田幸平演出により神戸アートビレッジで上演してくださいました)。

今年5月には、日本中東学会年次大会の一般公開企画として上演され、160名が鑑賞。肉声がはらみもつ力が、多くの方に感動を与えました。



ガザ攻撃3周年のこの12月、肉声を通して語られるガザからのメッセージにぜひ、耳を澄ませてください。



■「ガザ、希望のメッセージ」を観て…

「約半世紀の時間を経て、一つのテクストの中で構成されることによって
ガザというひとつの地域、ローカルな地域が発し続ける問題性が時間を超えて訴えかけられている。」

(太田昌国/編集者・民族問題)



「イスラエルは、「我々はこの隣人と暮らしたくないんだ」
ということを隠すこともなく宣言している。
この挑戦を受けているのは人類全体である。
私たちもそのメッセージを向けられているし、このことをどう跳ね返すかということには、
思想的そして集団的パワーが要る」
(鵜飼哲/フランス文学)



「本当の意味で「分かる」とか「理解する」ということ。
体の中で声にして振るわせる、あるいはそういうことをしている人たちのところに居合わせているということが、「分かる」ということに違う次元をつけ加える」
(細見和之/詩人)



「この朗読劇の圧倒的な凄み。本来「劇」とは激しいものだ。
言語としての記憶は「絶望」だったのに、再演を願うのは、
「感動」を得たからだ。もしかしたら、この感動こそ「希望」なのかもしれない」
(井上由里子/文筆家・舞人)

――――――――――――――――――

以上





--

岡真理




菊池
ekmizu8791アットezweb.ne.jp
(菊池へ送信の場合、アットの部分を@に直して送信してください。菊池)




CML メーリングリストの案内