[CML 013643] 12.9 CS 神奈川懇話会「『青春 70 歳 ACT 』出版を記念して」報告(転載)

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2011年 12月 12日 (月) 08:58:47 JST


紅林進です。
   
  私も関わっています政治の変革をめざす市民連帯(略称:市民連帯、
  CS)の神奈川のグループでは、12月9日(金)に川崎市の中原市民館
  において、 第17回CS神奈川懇話会「『青春70歳ACT』出版を記念して」
  を開催しました。
   
  『青春70歳ACT――若者へのメッセージ』(ロゴス)を書かれました
  4人の執筆者の中から斎藤亘弘さん(東京大空襲訴訟原告・東京大
  空襲犠牲者遺族会)と佐久間忠夫さん(元鉄建公団訴訟原告・国鉄
  労働組合OB)のお二人を話題提供者としてお招きして話していただ
  きました。
   
  CS神奈川世話人の佐藤和之による、その懇話会の報告を市民連帯
  の会員MLより、以下転載させていただきます。
   
  なおこの報告はレイバーネット日本の以下のサイトにも掲載されて
  います。
  http://www.labornetjp.org/news/2011/1323581809657staff01/
   
  市民連帯・神奈川では、12月23日(金)に「原発輸出と脱原発国際
  連帯」をテーマに第18回CS神奈川懇話会を開催します。 
  http://blogs.yahoo.co.jp/tocka_jikkoi/63373867.html
   
  12月16日(金)には、市民連帯の東京のグループが主催して、
    報道写真家の樋口健二さんを講師にお招きして、「原発と被曝
  労働の実態」をテーマにして、第4回CS東京懇話会を開催します。
   


  (以下、転送・転載歓迎)

12.9 第十七回CS神奈川懇話会
「『青春70歳ACT』出版を記念して」報告

2011年12月9日、川崎市の中原市民館において、市民連帯神奈川
  懇話会「『青春70歳ACT』出版を記念して」を開催しました。話題提
  供者は、東京大空襲訴訟原告の斎藤亘弘さんと、元鉄建公団訴訟
  原告の佐久間忠夫さんで、全体の参加者は10人。「戦争と鉄道の
  地域史」を調べている教育労働者が遅れて駆け付け、昔、川崎の
  病院で労働争議を闘ったという女性が電話をくれました。

懇話会では最初に、ロゴスの村岡到編集長が『青春70歳ACT』出版
  の経緯と、出会った著者4人に関して説明しました。すなわち、「国鉄
  労働運動60年」の佐久間忠夫さん、「戦争・安保・冤罪・差別・震災」を
  体験してきた元教育労働者の佐藤三郎さん、「東京大空襲裁判闘争」
  の斎藤亘弘さん、故・朝日茂氏が座右の銘にしていたイェーリングの
  言葉を胸に「朝日訴訟から生存権裁判へ」と闘争を展開する朝日健二
  さん。このうち、神戸の佐藤三郎さんの活動と岡山の朝日健二さんの
  闘争については、特に詳しく紹介されました。

斎藤亘弘さんの話は、長年にわたり映画界にいた人らしく、NHK「カー
  ネーション」と「坂の上の雲」の評価から始まりました。これらの作品は、
  映像技術も脚本も配役も優れているが、司馬史観には「侵略」の視点
  が欠落していると指摘。「私の家族は東京大空襲の犠牲者であり、明
  治維新からの日本の近現代史が間違った方向へ歩んだ結果だと捉え
  ている」と述べました。さらに、東京大空襲60年展の際に作成した冊子
  「東京大空襲に至る<近現代史>解題」では、国家の「侵略のつけ」
  としての庶民への惨酷な犠牲を辿ったことを紹介。また、東京大空襲
  訴訟控訴審は来年4月25日の判決を待つばかりとなりましたが、今後
  は脱原発への国策転換も要求していきたいと意欲を語りました。

議論では、太平洋戦争の空襲により焼け出された庶民と、3・11原発
  事故による「放射能の雨」から逃げ惑う福島県民らとの、共通性が話
  題になりました。国は「神風が吹く」と嘘をついて国民を戦争に動員し
  ましたが、軍人・軍属には恩給があるのに、空襲被害者には補償が
  ありません。他方、国や東電は「安全神話」をバラまいて原発政策を
  推進してきましたが、事故被害者の特に「自主避難」者には、見舞金
  程度で誤魔化そうとしています。

佐久間忠夫さんの話は、横浜でうけた空襲体験から始まりました。
  続いて、現場からみた戦後労働運動史が語られましたが、注目され
  るのは未だに真犯人が分からない、1949年「国鉄三大謀略事件」
  (下山事件・三鷹事件・松川事件)に関する話でしょう。今年11月に
  三鷹事件の「死刑囚」竹内景助氏の長男が、再審請求を申し立てた
  からです。最後に、国鉄闘争は一区切り付いたが、さらに雇用確保
  をめざし闘っていくと決意表明。また、脱原発の闘いで勝たないと、
  逆に「大政翼賛会」に似た動きが出てくると警告を発しました。

質疑では、「一人一人が起ち上がり、人らしく生きていくことが重要、
  という考えはいつ生まれたのか」という質問が出されました。佐久間
  さんは、「日本が敗戦で軍国主義から民主主義へと転換したが、大
  人は誰も責任を取らなかった。そんな風にはなりたくないという思い
  から、自分の頭で物事を考え判断するようになった」と回答。今回も
  時間が足りない状況でしたが、ベテラン運動家2人を交えた議論で、
  皆の元気が出る集会となりました。

佐藤和之(CS神奈川世話人)

  

(今後の市民連帯の開催するイベントの予定)
   
    <市民連帯・東京 第4回CS東京懇話会> 
     
  テーマ:原発と被曝労働の実態                         
  講師:樋口健二さん(報道写真家)
  日時:12月16日(金)午後6時30分〜(開場6時15分)
  会場:東京ボランティア・市民活動センター会議室A・B
      (JR飯田橋駅隣・セントラルプラザ10階)
           地図http://www.tvac.or.jp/images/infomap_large.gif
  参加費:500円
  主催:政治の変革をめざす市民連帯・東京
      URL: http://www.siminrentai.com/  
  Eメール:ctstky at yahoo.co.jp 
   
    福島第二原発の事故現場では、その事故処理に多数の下請け
  や底辺労働者が被曝労働を今現在もさせられています。しかし原
  発は事故が起こらない時でも、定期点検時など、多くの下請けや
  底辺労働者に被曝労働を強いてきました。原発は放射能漏れや
  爆発などの大事故の危険があるとともに、日常的にも、被曝労働
  を必要とし、それを底辺労働者に強いるという差別構造の上に
  成り立っている非人間的、人権抑圧の差別的システムなのです。
   今回のCS東京懇話会では、3.11以前には多くのジャーナリスト
  や写真家が原発や被曝労働の問題に一切沈黙する中、被曝労働
  の問題を、そしてそれを底辺労働者に強いてきた原発の非人間性、
  差別性を長年一貫して鋭く告発してこられた報道写真家の樋口
  健二さんに、ご自身が撮られた原発の内部や被曝労働の実態を
  明らかにする貴重な映像とともに、原発と被曝労働の実態につい
  て語っていただきます。
   
   
      <市民連帯・神奈川 第18回CS神奈川懇話会>
  
テーマ:原発輸出と脱原発国際連帯
問題提起:崔 勝久さん(原発体制を問うキリスト者ネットワーク
         事務局長・脱原発かわさき市民)
日  程:2011年12月23日(金曜日)  
時  間:午後6時30分開始(6時開場)
場  所:中原市民館2F第1会議室(JR南武線・横須賀線または
        東急東横線武蔵小杉駅より徒歩約5分)
  地 図:http://www.city.kawasaki.jp/88/88nakasi/home/access.html
  参 加 費:500円(懇親会費別) / カンパ歓迎
主  催:政治の変革をめざす市民連帯・神奈川
連 絡 先:070−6641−7850(佐藤)
  http://blogs.yahoo.co.jp/tocka_jikkoi/63373867.html

   

     
  <討論会「国民投票をどう考えたらよいか」>   
日時:2012年2月19日(日)午後1時30分
会場:文京区民センター(地下鉄春日駅、後楽園駅下車)
  地図http://www.b-academy.jp/faculty/c04_01_j.html?area=mainColumn
テーマ:国民投票をどう考えたらよいか
話:村岡 到 国民投票の有効性と問題点
      河内謙策 脱原発国民投票の意味
共催 小選挙区制廃止をめざす連絡会  
      http://www3.ocn.ne.jp/~syouhai/
    政治の変革をめざす市民連帯(略称:市民連帯)
      http://www.siminrentai.com/
協賛 週刊金曜日
参加費 700円
   
   


        <市民連帯・東京 第5回CS東京懇話会>  
                                       
  被災地復興:大資本主導の復興か、地元住民主体の協同による復興か(仮題)
  〜岩手県宮古市重茂漁協の「漁船シェアリング」の取り組みなどを通して〜
   
  講師:丸山茂樹さん(参加型システム研究所客員研究員)
  日時:2012年2月22日(水)午後6時30分〜
  (開場6時15分)
  会場:東京ボランティア・市民活動センター会議室A・B
      (JR飯田橋駅隣・セントラルプラザ10階)
  地図 http://www.tvac.or.jp/images/infomap_large.gif
  参加費:500円
  主催:政治の変革をめざす市民連帯・東京
      URL: http://www.siminrentai.com/  
   Eメール:ctstky at yahoo.co.jp 
   
  
  丸山茂樹さん
  1937年愛知県生まれ。参加型システム研究所客員研究員。
  生活クラブ生協連合会国際担当を経て、1999年〜2001年、
  ソウル大学に留学。韓国聖公會大学大学院非常勤講師(協同
  組合論・社会運動史)。韓国農漁村社会研究所理事。エントロ
  ピー学会元共同代表。東京グラムシ会運営委員会代表。
  『運動史論』全17巻(三一書房)の編集執筆に参加。
  〔主な共著・訳書〕『協同組合の基本的価値』(家の光協会)、
  『協同組合論の新地平』(日本経済評論社)、『生きているグラムシ』
  (社会評論社)、 P.エキンズ『生命系の経済学』(訳書・御茶ノ水書房)、
   P.デリック『協同社会の復権(訳書・日本経済評論社)など多数





 


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