[CML 013604] Re: FW:フクシマ心臓に穴の赤ちゃん

saburou japanesewolf at gmail.com
2011年 12月 9日 (金) 22:57:58 JST


さぶろうです

大畑さん、ウェブのリンクありがとうございます。広河さんの疑義についていえば、取材現場での撮影活動を通じてさえ障がい者が多数出生しているとの確信を得られず、ウソや誇張の発表ができなかったのでは、と推測いたします。

「チェルノブイリ・ハート」の問題点は「このままでは障害児が出生してしまいますよ」という脅迫的な突きつけを科学的根拠を欠いたまま行なっているであろうことです。この映画が福島で上映されたことを間接的に聞き及んでおりましたが、上映後のシンポジウムでは観覧者がパニック状態になって会場内にて発言をやりとりしていたようです。エビデンスが無い事象が列挙された映像が、あたかも真実であるかのように錯視させてしまう「チェルノブイリ・ハート」。フィクションとして公開するのならいざしらず、ノンフィクションと銘打って上映するのは犯罪的ですらあると言ってしまっていいのかも知れません。

この映画の中に通底するサブリミナルなテーマとして「この世に障がい者が存在することは許されない」というメッセージが隠されている、という指摘はしておかなくてはならないでしょう。もしこの間の福島県内での上映・シンポジウムにおいて障がい者の当事者や親族がいたとしたら、とてもじゃないけどその会場にいることがいたたまれなかったことであろうと思うと胸が痛みます。

原発推進派が科学的根拠に基づかない妄説を流布していたことを批判するのと同時に、反・脱原発派の「学者」や「先生」たちの中にも、非科学的な、いわゆる「トンデモ系」と言われる非科学的妄説を流布していることを批判・検証していくことも必要になろうかと思われます。


On 2011/12/09, at 10:11, ohata wrote:

> 大畑豊です。
> 
>> チェルノブイリ・ハートならぬフクシマ・ハートという事態。
> 
> 広河さんは「DAYSJAPAN」12月号編集後記で、評判の映画「チェルノブイリ・ハー
> ト」について、自分の取材体験からして、放射能「障害」を誇張しすぎている面
> があるのでは、と疑問を呈しています。
> 
> 全文はウェブサイトでご覧ください:
> 
> http://daysjapanblog.seesaa.net/article/235557323.html
> 
>> 【編集後記(2011年12月号)】「原発は、あらゆる形の差別を引き起こす要因
>> にもなる。それに取り込まれてはならない」(広河)
>> 「チェルノブイリ・ハート」が評判だ。被曝した子どもたちの心臓欠陥多発の
>> 映画で、2003年アカデミー短編ドキュメンタリー賞を受賞した。放射能の恐ろ
>> しさを警告する映画だ。
>> 
>> しかし気になるところもある。障害を負った子どもたちが映し出され、「チェ
>> ルノブイリ事故のせいですか」と取材者が聞き、施設の職員は「そうです」と
>> うなずく。今から10年以上前、国内外の有力誌がいっせいに、「チェルノブイ
>> リで身体障害多発」という大見出しで、子どもたちの写真を掲載した。衝撃の
>> 報告だった。しかし私は驚いた。ちょうどその時期に、救援のため現地を何回
>> も訪ねていたのだが、そうした話は聞いたことがなかったからだ。私は障害を
>> 負った子どもの写真を多く撮影したが、事故との関連が確信できなかったので
>> 発表しなかった。
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