[CML 013581] 問題作の映画2本

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2011年 12月 9日 (金) 01:18:23 JST


 坂井貴司です。
 転載・歓迎。
 
 閉塞感に覆われた今の日本に一撃を食らわせる問題作の映画2本が上映されて
います。
 
 「アジアの純真」
 http://www.dogsugar.co.jp/pureasia.html
 
 2002年の秋、北朝鮮による日本人拉致事件が公然化し、北朝鮮に対する反
感がわき上がっていた。その最中、朝鮮学校に通う在日コリアンの女子学生が、
右翼の若者に刺し殺される事件が起こった。
 
 「おい、朝鮮人、ここは日本だ。解っているのか。でかい顔をするんじゃね
え!」
 
 その殺人を目撃しながらも、恐怖から見て見ぬ振りをした気弱な日本人少年が
いた。彼は殺された少女の妹に出会う。やがて二人は、旧日本軍の毒ガスを偶然
手に入れる。
 
 「このクソッタレな世の中のどこにまこうか、この毒ガス」
 
 二人は毒ガスをまく場所を探して旅に出る。そしてテロリストとして警察に追
われることに・・・。
 
 「サウダーヂ」
 http://www.saudade-movie.com/
 
 舞台は山梨県甲府市の中心部。かつては買い物客で賑わった繁華街はシャッター
通りとなり閑散としている。

 主人公の猛は昼は土建の派遣労働者として働き、夜はヒップホップグループ
「アーミービレッジ」のメンバーとして歌っている。両親は破産してパチンコ店
に入り浸り、弟は精神に異常をきたしている。猛は公共事業の削減でいつ派遣切
りになるかもしれない。給料は下がる一方。それでも土建業にしがみつくしかな
い猛。彼が働く建設現場ではタイやブラジル人の移民労働者が多く働いている。
彼らの置かれている立場は猛よりも悪い。祖国に帰っても職も家もない。日本で
生まれ育ったこどもがいる。結局日本にしがみつくしかない。そんな外国人労働
者を猛は敵視している。
 
 出口が見えない閉塞感をヒップホップにたたきつけて歌う猛は、ブラジル人の
ヒップホップグループ「スモールパーク」とラップ対決をすることに・・・。
 
 地方都市における非正規労働と外国人移民とのあつれきを描きます。
 
 なお「サウダーヂ」とはポルトガル語で、郷愁、情景、憧れ、追い求めても叶
わぬものが入り交じった感情を表す言葉です。
 
坂井貴司
福岡県
E-Mail:donko at ac.csf.ne.jp
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「郵政民営化は構造改革の本丸」(小泉純一郎前首相)
その現実がここに書かれています・
『伝送便』
http://densobin.ubin-net.jp/
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