[CML 013500] 【「京都」延長なら離脱 COP17政府方針を決定】「京都」を殺すな COP17、議定書延長求める途上国

uchitomi makoto muchitomi at hotmail.com
2011年 12月 5日 (月) 10:33:28 JST


「京都」を殺すな COP17、議定書延長求める途上国

COP17会場の外で、プラカードを手に抗議活動に参加したマサイ族の男性(右)=ロイター。「京都議定書を殺すな」と書いてある

 「京都」を殺すな――。南アフリカ共和国で開かれている気候変動枠組み条約締約国会議(COP17)で、2012年末で期限切れとなる京都議定書の「延長」を求める途上国の声が強まる一方だ。190を超す批准国中、13年以降は新たな温室効果ガスの削減義務を負わないと断言しているのは日本、カナダ、ロシアの3カ国。日本は苦しい立場に立たされている。

 「アフリカの大地を『京都』の墓場にはさせない」

 会議冒頭で、コンゴ(旧ザイール)の交渉官がこう繰り返すと、大きな拍手がわき起こった。日本を名指しこそしないが、「いくつかの先進国が延長を拒んでいる」との批判が渦巻く。

 海面上昇の影響を受ける島国グループなども相次いで発言。削減義務を先進国に課す「京都体制」の延長を強く求めた。欧州連合(EU)が条件つきで延長を受け入れる姿勢を打ち出したことも途上国の期待を高めている。

 日本が目指すのは、京都議定書で削減義務を負っていない世界一の排出国・中国や、議定書を批准していない米国も含む新体制だ。「京都体制」は不公平で効果も乏しいとして、議定書の枠組みには残るが、削減義務の延長には「サインしない」との姿勢だ。

 日本などが延長を拒否した場合、国際的な排出量取引市場から閉め出そうという意見も一部から出てきた。京都議定書には、途上国で削減したガスの排出枠を自国の削減量に充てるクリーン開発メカニズム(CDM)など、資金、技術支援の仕組みもある。ベネズエラの交渉官は「削減義務を負わなければCDMは何の意味もなさない。延長しなければ利用は認めない」と力を込めた。

 COP17に参加している日本の環境NGOメンバーは「風当たりは相当強い。会場の雰囲気が政府首脳にきちんと伝わっているのか疑問だ」と話している。

 日本は「世界低炭素成長ビジョン」として、13年以降のCDMの活用を掲げる。細野豪志環境相は2日の会見で「CDMは途上国にもメリットがあると理解してもらいたい」と述べた。(ダーバン=小林哲)

http://www.asahi.com/eco/news/TKY201112020244.html


「京都」延長なら離脱 COP17政府方針を決定

野田佳彦

 野田政権は29日、地球温暖化問題に関する閣僚委員会(座長・野田佳彦首相)を開き、南アフリカで開会中の国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP17)の対応方針を決めた。2012年末で温室効果ガス削減の義務づけ期間が終わる京都議定書について、次の約束期間をつくる「延長」には加わらないことを確認。仮に延長が決まった場合には参加を拒否し、先進国に削減義務を課す「京都体制」から離脱する姿勢を鮮明にした。

 閣僚委員会には、野田首相のほか細野豪志環境相ら11閣僚が出席した。対応方針では、世界一の排出国である中国に義務がなく、2位の米国が批准していない京都議定書は世界の排出削減につながらないとして、米中も含めて削減義務を課す新体制を目指すとした。

 記者会見した細野環境相は、議定書の削減義務国の排出量が世界全体の約27%にとどまることを指摘。「交渉では様々な判断があるが、(日本が)次の約束に参加しないことに変わりはない」と言い切った。

 京都議定書のルールでは、新たな約束を設ける場合にはその国の同意が必要になる。約束を拒否すれば、日本は削減義務国のリストから外れ、12年までの削減義務や排出量算定のルールなどを含めた京都議定書の批准国としての位置づけだけが残る。

http://www.asahi.com/politics/update/1129/TKY201111290261.html?ref=reca



「防護服」で原発廃止訴え 南アのCOP会場で学生ら

「防護服」を着て原発反対を訴える日本の学生ら=ダーバン、杉山正撮影

 放射能はもうたくさん――。南アフリカ・ダーバンで開かれている気候変動枠組み条約締約国会議(COP17)の会場で、日本から来た学生らが「防護服」を模した服を着て原発の廃止を訴えた。

 学生らは環境NGO「クライメイト・ユース・ジャパン」のメンバー。福島県出身の東大院生、円谷(つぶらや)幸史さん(23)は「(原発事故で)多くの人が苦しんでいる。ニュースでは伝わらない声を伝えたい。原発のリスクを直接、世界の人に説明したい」と語った。

 温暖化の影響や防止を話し合う同会議の会場では、温室効果ガスの排出が少ない原発について、その危険性が語られることがあまりない。同NGOの笠(りゅう)小春さん(26)は「各国の人たちに、原発事故は遠い場所でのひとごとではないことを知ってほしい」と話した。(ダーバン=杉山正)

http://www.asahi.com/special/10005/TKY201112030375.html 		 	   		  


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