[CML 013494] <テント日誌 12月3日(土)>

Kimura-m kimura-m at ba2.so-net.ne.jp
2011年 12月 4日 (日) 13:24:12 JST


<テント日誌 12/3(土)>
    放射能から子どもたちを守りたいという母親たちの願い
                ―― 経産省前テントひろば 84日目 ――

    午前中は昨日からの雨が続いていた。今日は午後から明大土曜会主催の
落語会があるので気になっていたが午後からは晴れてきた。最近は天気予報
もあたるね、テントに来た人と話した。
  落語はテントの中で行われた。明大出身の柳家三壽さん。師匠は宮城県気仙
沼市の出で今回の大震災には心痛めているとのことであった。噺は縁結びの一
席だが、巧みな語り口に一同は笑いも挟んでの楽しいひと時だった。第二回目を
来年の二月に開催するとのことだ。先のことになるが楽しみが増えた。

 週末にはテントの周辺でもいろいろの催しがあるが、また、各地での集会などが
あってテントから出掛ける人も多い。だから、落語会の終わった後の午後は比較
的閑散としていたが夕方からは人も集まった。テントの中でも、外でも話が盛り上
がっていた。誰からともなくはじまる話しはあちらこちらに飛びながら自然に現在と
いう時代の話になって行く。話の渦と流れはなかなか止まらないが、時間はあっと
いう間に過ぎて、今日もテントの一日は終わる。

 世田谷区在住のUさんから食べ物と一緒に長い手紙を差し入れて頂いた。コピー
してテント内で回し読みした。「私は東京在住の58才の普通の主婦です。ただ、長
女を2才9カ月という可愛い盛りに病気で亡くし、<子どもは宝>、<命の尊さ>を
骨身にしみて、深く深く実感したことは私の人生観を大きな力で支えています。そん
な私は今年3月11日の東日本大震災、津波、それに続く福島原発の相次ぐ事故を
見て、ただちに子どもたちを安全なところに避難させてと心で叫び、それからは毎日、
毎日それを祈り続けています」。これは長い手紙の一節であるが、それから何が出
来るのと考え行動してきたかが綴られている。

 「歴史とは子ども亡くした母親の歎きである」と喝破したのは小林秀雄であるが、
それは歴史に参加する力にもなり得る。放射能汚染から子どもたちを守りたいとい
う母親たちの願いにはこういう支えがあるのだと思える。避難も含めて放射能汚染
から子どもを守ることは火急のことだ。そんなことをあらためて感じた。

 来週の土曜日と日曜日には大きな集会と行動がある。12月10日には「1000万人
暑名」を展開しているグループ主催の集会が日比谷野音で開かれる。12月11日に
は経産省包囲行動が予定されている。
                                          ( 文責 M・O )



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