[CML 011577] 県民健康管理調査に関する福島県への要請

T. kazu hamasa7491 at hotmail.com
2011年 8月 30日 (火) 21:37:46 JST


 

わたしも、

福島市民のみなさんの端っこで、

福島県県民健康管理チームの方たちとの話し合いに参加しました。
 


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県民健康管理調査に関して、福島県に要請


共同プレスリリース
子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク
福島老朽原発を考える会(フクロウの会)
国際環境NGO FoE Japan
  
 
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県民健康管理調査に関して、福島県に要請
~低線量被ばくの影響を軽視した調査手法に警鐘
被ばくの実態の把握と低減を目的とした調査を求める~
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報道関係各位
 


本日、子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク、福島老朽原発を

考える会(フクロウの会)、国際環境NGO FoE Japanは、福島県との

交渉を行い、(1)県民健康管理調査の目的を、県民の「不安解消」ではな

く、被ばくの低減と健康被害の最小化のためとすること、(2)低線量被ば

くによる影響を重視し、影響があることを前提にした調査とすること、

(3)尿検査やホールボディカウンターの検出限界値を下げ、低線量被ばく

による影響を把握し、被ばくを避けるための予防措置がとれるようにす

ること――などを求める要請書を提出しました。
 
  
 
県は、「調査の目的は県民の不安をかきたてないような表現とした。検出

限界値の問題は、調査を実施した放射線医学総合研究所、放射線影響研究

所にきいてほしい」と回答しました。
 
  
 
主催団体は、「今の検出限界値は、たとえば尿検査については、実際に市

民団体による調査で検出されたセシウムの濃度の10倍以上となっている。

これでは、低線量被ばくの状況が把握できず、被ばく低下の対策もとれな

い」と述べました。
  
 
参加者からは、「県民を守るための、県民が信頼できるような調査をして

ほしい。尿検査を実施してほしい」などの意見が出されました。
 
  
 
交渉に先立って、 峪害悉唹貉瓩糧輒箸魑瓩瓩觚民署名」(子どもたち

を放射能から守る福島ネットワーク)6,662筆、◆嵌鯑顱α続の促進と

1ミリシーベルトの順守を」49,775筆(子どもたちを放射能から守る福

島ネットワーク、福島老朽原発を考える会(フクロウの会)、国際環境NGO 

FoE Japan、グリーン・アクション、美浜の会、グリーンピース・ジャ

パン)を提出しました。
 


添付資料:県民健康管理調査に関する要請書
「youseisyo_Fukushima_pref_20110829.pdf」をダウンロード 
  
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2011 年8 月29 日
福島県知事 佐藤 雄平様 

県民健康管理調査に関する要請書 

子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク
国際環境NGO FoE Japan
福島老朽原発を考える会(フクロウの会)
 

要 請 項 目
 

1.県民健康管理調査の目的について、県民の「不安解消」ではなく、被

ばくの低減と健康被害の最小化のために行うこと、予防的措置を可能にす

ること

2.低線量被ばくによる影響を重視し、影響があることを前提にした調査

とすること 

3.被ばくによる影響を小児の甲状腺がんに限定せず、起こりうるあらゆ

る疾患について対処できるよう、検査項目や健康診断の項目を見直すこと
 

4.尿検査やホールボディカウンターについて県民全員が受検できるよう

にすること、検査生データについて本人に開示すること、判断基準とその

根拠を明らかにすること
 

5.尿検査やホールボディカウンターの検出限界値を下げ、低線量被ばく

による影響を把握し、被ばくを避けるための予防措置をとることができる

ようにすること 


6.県民健康管理調査の調査項目、調査手法の詳細を公開し、第三者のチ

ェックを経ること7.山下俊一氏をはじめ低線量被ばくの影響を軽視する

委員を県民健康管理調査に関わる委員から解任し、低線量被ばくの影響を

重視する専門家と交代させること
 

要 請 理 由
 

県が本格実施を予定している、県民健康管理調査は、目的に「放射線の影

響による(県民の)不安の解消」をあげているように、はじめから福島原

発事故による影響が少ないことを前提にし、「事故による放射線の健康影

響については、現時点での予想される外部及び内部被ばく線量を考慮する

と極めて少ないと考えられます。」(「健康診断の目的」他の項)と決め

つけています。しかし低線量被ばくの影響については、広島・長崎やチェ

ルノブイリの知見を含め、これを重視する知見も多く(注)、ICRP やそ

れを取り入れた日本の法令も、低線量であっても線量に応じたリスクがあ

ることを前提にしています。予防原則の立場からも、影響があるとの前提

に立つべきです。
 

さらに、「チェルノブイリ原発事故で唯一明らかにされたのは、放射性ヨ

ウ素の内部被ばくによる小児の甲状腺がんの増加のみであり、その他の疾

病の増加については認められていません。」(「健康診断の目的」他の項)

とあるように、影響を小児の甲状腺がんに限定し、そのために、放射線の

影響による特別な健康診断は「甲状腺検査」に限られています。他は一般

的な健康診断だけであり、放射線の影響とは全く関係のない「こころの健

康度」といったものが重視されています。
 

しかし、チェルノブイリ原発事故では、膀胱癌や心臓病など、甲状腺がん

以外の疾患も多数報告されています。原爆被爆者や原発労働者には、原爆

(原発)ブラブラ病と呼ばれる症状が出ています。調査や健康診断は、起

こりうるあらゆる疾患に対応できるようにすべきです。
 

低線量被ばくの影響はなく、影響は甲状腺がんのみという考え方は、健康

管理検討委員会の座長であり、県の健康リスク管理アドバイザーでもある

山下俊一氏の影響が大きいと思われます。山下氏は100 ミリシーベルト

以下では健康影響はないと断言するなど、低線量被ばくの影響を過小にみ

る立場にあります。このような人に県民の健康管理を担わせることはでき

ません。
 

さらに、JCO 臨界事故に際し、茨城県の健康管理調査委員会の委員長で

あった大倉氏が、福島県の健康リスク管理アドバイザー(精神面)に就き

ますが、大倉氏は、JCO の調査では、「事故後の検査結果で異常が多くて

びっくりした。それで統計を取り直し正常範囲を変更した」という人物で

す。県の人選には疑問を抱かずにはいられません。
 

調査の問題点は、先行調査における尿検査やホールボディカウンターの検

出限界値にも如実に現れています。県は先行調査において、尿検査の検出

限界値を13 ベクレルとしました。しかし、チェルノブイリ膀胱炎と呼ば

れる、膀胱癌の前段現象は、尿検査のデータが6 ベクレル程度でも問題に

なっています。市民団体が行った福島の子どもたち10 人の尿検査では、

0.4~1.3 ベクレルのセシウムが全員から検出されました。先行調査の検

出限界値はこの値の10 倍以上です。
 

検出限界が高いことにより、低線量被ばくの影響について、追跡すること

ができなくなってしまいます。また、比較的低い数値であっても、検査を

継続的に行い、避難の有無や食べ物と比較すれば、内部被ばくの原因が明

らかになり、被ばくを避けるために必要な措置を知ることができるのです

が、県のやりかたでは、これができなくなります。すなわち、全員セシウ

ムはなしとされてしまい、被ばくを避け、被害を最小限に抑えるための予

防的措置がとれなくなってしまいます。

 


このように健康管理調査については、目的、方法、専門家の人選を含めて、

根本的に見直しを図る必要があります。

 


注)たとえば、以下のような研究がある。

 


Tondel M et al., “Increase of regional total cancer incidence 

in North Sweden due to the Chernobyl
accident?” Epidemiol Community Health 58:1011-1016, 2004.
 

Alexey V. YABLOKOV, Vassily B. NESTERENKO, Alexey V. NESTERENKO, 

“Chernobyl-Consequences of the Catastrophe for People and the 

Environment”, 2009

 
Gesellschaft für Strahlenschutz e.V. , “Health Effects of 

Chernobyl, 25 years after the reactor catastrophe”, 2011 


E Cardis et al., “Risk of cancer after low doses of ionising 

radiation: retrospective cohort study in 15 countries” 2005 


連絡先/フクロウの会・阪上090-8116-7155
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署名の文面は下記から
1.山下俊一氏の罷免を求める県民署名
http://fk-m.com/re-yama
2.「避難・疎開の促進と1ミリシーベルトの順守を」
http://www.foejapan.org/infomation/news/110610.html
 
問い合わせ先:
福島老朽原発を考える会 阪上 090-8116-7155
国際環境NGO FoE Japan

 

 

ni0615田島拝

安禅不必須山水

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