[CML 011551] 【ATTAC京都9月例会】 ATTAC欧州国際会議@ドイツについての参加報告会‏

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2011年 8月 29日 (月) 06:13:21 JST


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       【ATTAC京都9月例会】

 
  ATTAC欧州国際会議@ドイツについての参加報告会 

 
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日時:2011年9月3日(土)午後6時~9時

 
場所:ひと・まち交流館 京都 第1会議室

 
報告:春日匠さん(ATTAC京都/大阪大学教員)主催:ATTAC京都

 
 8月に環境都市として世界的に有名なドイツ・フライブルクでATTAC欧州の大規模な会合が開かれ、日本からもATTACのメンバーも参加しましたので、欧州での議論の状況などについて報告をいたします。フライブルグは市議会議員の3分の2が「緑の党」で占められているようにドイツの環境運動の中心都市です。脱原発を決断したドイツ、緑の党が次期政権を担うかもしれないドイツ、ドイツでの国際会議に参加された春日さんより最新のドイツ情勢やATTAC欧州の活動についてお伺いします。

環境首都 フライブルグ
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フライブルクは環境政策で先進的な都市として知られており、欧州の都市環境保護キャンペーンなどでも何度も賞を受けるなどしている。環境首都という呼称は、ドイツ環境支援協会による自治体コンクール「自然・環境保護における連邦首都」において1992年に最高点を獲得し、「環境首都」として表彰されたことに由来する。

フライブルクの環境政策で有名なのは、廃棄物・リサイクル政策、自然エネルギー政策、交通政策、都市計画・景観政策などである。元はと言えば1970年代に酸性雨によって黒い森が枯死の危機に瀕し、なおかつ近郊のヴィールに原子力発電所を建設する計画が持ち上がり、原発反対運動が起きたのがきっかけであった。1975年にフライブルクに設立されたBUND(ドイツ環境自然保護連盟)などが中心となって、フライブルクは黒い森を守るために、エネルギーでは脱原発・自然エネルギー推進をとり、大気汚染対策としてクルマ依存からの脱却と公共交通・自転車の強化を採用した。自然エネルギーでは太陽光発電の普及を中心にしている。交通面では都心への自動車乗り入れを制限し、以前より走っている路面電車(LRT)を強化すべく、郊外部への延伸工事を行い、パークアンドライドを整備するなどの諸政策をとった。また、旧フランス軍駐留地である市南部のヴォバーン(Vauban)地区では、フォーラム・ヴォバーンというNPOの活動により、エコロジーを重視した団地が造成されている。

フライブルクの環境政策は単に環境対策上の成果にとどまらず、経済面でもプラスの効果をもたらした。まずは太陽光発電をさらに推進するために、太陽光発電の研究機関を誘致した。この研究所が中核となり、太陽光関連企業がフライブルクに立地するようになり、フライブルクはドイツにおける太陽光発電の重要な開発・生産拠点となった。太陽光発電はフライブルクに新たな雇用を生み出したのである。

また、環境政策の先進事例と紹介されたため、各国から視察が相次いだ。視察団向けに環境ツアーが組まれるようになった。すなわち、環境政策も一つの観光資源として、観光産業としての役割も果たしている。ちなみに、市役所やNGOなどフライブルクの各機関ではあまりにも視察が増加したために、現在では多くの機関への視察やヒアリングは有料となっている。

(フライブルクの環境政策については、資源リサイクル推進協議会編『徹底紹介「環境首都」フライブルク』(中央法規出版、1997年)や今泉みね子『フライブルク環境レポート』(中央法規出版、2001年)などで詳しく紹介されている)

 		 	   		  


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