[CML 011540] 8/11東電との話し合い

FURUSHO furusho at mail.hinocatv.ne.jp
2011年 8月 28日 (日) 01:07:14 JST


古荘です。

地震・原発災害(26)(11.08.24)

Bccで流します。転送歓迎です。
遅すぎた報告。しかも部分的な報告で、すみません。
いずれ記録での報告が出せることを願って、とりあえず。

【追加署名を提出】
8月11日に、「福島原発10基の廃炉を求める緊急署名」の追加署名1,020筆
を東電と内閣府に届けました。
累計、96,127筆(東電)、97,203筆(内閣府)。
その後、70筆余りが届いています。

【東電との話し合い】
署名提出時に、前回、東電との話し合いで残った件について再度、4回目の話し
合いを持ちました。
東電からは今までと同じ3名。
會田さん、竹内さん、横倉さん。
当会からは10名参加。
福島出身の人が多く含まれていて、切実なナマの声が響き渡った話し合いでした。
4回とも、繰り返し、現地被害住民の激しい怒りを伝えてきました。
生活を壊された彼らへの償いに、事故を起こした当事者として向き合うことを要
求し、住民や作業員のヒバク問題を最優先すべきことを繰り返し訴えてきました。

「再質問・要請書」は、絞って書いたつもりでしたが3ページ。
東電から「文書回答」が出され、それをもとに回答を受けました。
1時間の予定でしたが、1時間50分を超えても終わらず、次の別の会が控えて
いたので、打ち切りに。

順不同ですが、議論が紛糾したいくつかを列挙します。
1)重大事故を起こして、多くの住民・作業員などに甚大な被害をもたらした、
当事者としての責任を、貴社の会長・社長・役員など、上部幹部の退職金を返還
して、賠償責任を果たしてください、という要求に対して、前回までも具体的な
回答がなかったので、再度提出。
今回、回答を促して「個人の財産権に関わる問題なので」と口頭で回答。
勿論、怒りの声が口々に。
被害を受けた住民は、全財産を失ない、生活手段を失っています。
長期にわたって健康被害も心配し続けなければいけません。
それ比べ、東電上部幹部の退職金などは、ほんの一部に過ぎず、生活は安泰なま
まなのですよ。

2)前回の回答「5月6日から定期的に汚染測定を実施している」ことに対して、
事故直後、最も激しい放射能放出があったときに測定した結果を、住民に知らせ、
あるいはすぐにも避難を指示を出すべきでしたが、実際は。
回答と、やり取りは、次の通り。
「事故直後、管内のモニタリングが作動しないので移動車で測った。」
「それをどう生かしたか。」
「HPに公表した。国に伝えた。マスコミにも伝えた。」
住民の被害を最小限にとどめようという認識は微塵もないことに、あらためて怒
りと悲しみが沸いてきます。
チェルノブイリでは何千台ものバスを使って強制避難をさせました。
その何千台ものバスの調達も考えていなかったのが明らかになりました。
事故は起きない筈だったからですね。
原発を動かす資格・能力はゼロです。

3)中長期にわたる健康被害・晩発性障害の問題は、懸案事項でした。
東電の文書回答は次の通り。
「…長期的な健康管理に関する検討も始まっています。(「東電福島第一
原発作業員の長期的健康管理に関する検討会」厚生労働省)」
前回の回答よりはマシだとしても、国に丸投げ。当事者意識はゼロ、です。

4)福島原発10基のうち、4基は廃炉が決まっているが、残り6基も早急に決
めてほしい、という要求に対して、東電の文書回答は次の通り。
「(残り6基の)今後の取り扱いにつきましては、技術的な調査や、国や立地地
域を初めとする皆様のご意見を踏まえながら、検討してまいりたいと考えており
ます。」
これに対して、会から反論が続出。
「検討の余地はあるというのか。それはどういうことか。」
「ヒバクをこれだけもたらして、なお検討の余地があるのか。」
「被ばく労働なしに動かないことがはっきりしてもなお、動かすつもりか。」
「4基だけで、他の炉が無事な筈はない。」
「即刻、廃炉を宣言することから、原発災害を起こした当事者としての償いを始
めるべきだ。」などなど。


【内閣府との話し合い】 
4月、1回目は、全くつっけんどんで、あっという間に終了したのですが。。
今回は30分。回を重ねるほど、丁寧になったと感じます。
参加者7名が、各自の思いをしっかり訴えました。

1)要請項目の5番目「電源三法を廃止すべき」に対して、
会…「電源三法こそバラマキです。子ども手当ては、バラマキなんかじゃありま
せん。なぜ、野党の追及に、政府はまともに反論しないのですか。」
内閣府…「同じような要請も届いています。ちゃんと伝えます。」

2)会…「東電が情報を出したがらないのは許しがたい。
事故を小さく見せようという意図がありありだ」という指摘に対して、
内閣府…「身内がやったことでイヤなのですが、これは今日のNHKのWEBです。」
と、記事のコピーを配りました。
記事は、「インターネットで公開されていた子どもの甲状腺検査の結果を、原子
力安全委員会がすべて削除していたことがわかり、専門家は「正確な情報提供に
逆行する」と指摘しています。(8月11日 NHK NEWS WEBより)
言うまでもなく、こうしたことのないように、と口々に強く要請。
最後に、福島を廃炉にし、さらに次々に原発を廃炉にするよう、要請した。

【福島廃炉から、他の原発の廃炉に向かいたい】
・10基全部の廃炉を確認するまで交渉は続けたいね、という意見も出ました。
・当然、廃炉と思っていた「もんじゅ」は、1日に5,500万円もの税金をつぎ込ま
れて15年以上も生き続けています。
「もんじゅ」の二の舞にしてはなりません。
・交渉で出てくる内容は、東電の上部が考えていること以上でもなく以下でもあ
りません。
それでも、いろんな市民が東電に思いを伝え、知らしめることは必要です。
ごく普通の市民が、3・11をきっかけに素朴な疑問を持って行動し始め、東電
と話し合いを重ねるにつれて、ますます理不尽さに対する怒りを大きくしてきた
ことを、東電と政府に知らしめ続けましょう。


■福島原発の「廃炉」を求める有志の会
Web: http://fukushimahairo.web.fc2.com/


-- 
FURUSHO <furusho at mail.hinocatv.ne.jp>



CML メーリングリストの案内