[CML 011527] フクシマは汚染されてないのか、田原総一郎と厚生労働省副大臣がが大声で叫ぶデマ

T. kazu hamasa7491 at hotmail.com
2011年 8月 27日 (土) 05:48:52 JST


ni0615田島です

さっき、たまたまTVを点けたら、「朝生」。

 

突然、田原総一郎が大声で叫んで、

居並ぶ15人ぐらい、だれも訂正をいう者はいません。

 

田原いわく、

 

「福島がひどいひどいと言ったって、

 1960年年代の汚染の方が数百倍ひどい!!

 だから、復興が大変だなんていえない!

 大塚さん、そうだよね。」

 

   ※「大塚さん」というのは、厚生労働副大臣の大塚耕平。

 

 

このデマに毒されているのは、

「朝まで生テレビ」=TV局、田原総一郎、厚生労働省・・・・

 

 

それだけではない、気がつけば、

元NHK解説委員で「良心的ジャーナリストの星」の小出五郎さんもいました。

 

8月13日の

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小出五郎ブログ

http://koide-goro.com/?paged=3

陸前高田で被曝の心配

Posted by goro | 原発震災,5656短評 | 土曜日 13 8月 2011 11:51 PM 

 

1)陸前高田の松でつくった薪をめぐる二転三転の経緯については、ご存

知と思います。今回のニュースは、京都市が薪を計測したところセシウム

がキログラム当たり1320ベクレル検出されたため大文字での使用を止めた、

というものです。


(略)

 

 国内ばかりか国際的にも広がりつつあるいわゆる「風評被害」を、ひと

きわ増幅することになった京都市長の判断は間違いです。

 

2)フクシマだけが汚染源ではなく、不幸なことですが、放射能汚染は地

球上の全域に広がっています。1960年代の大気圏内核実験、チェルノ

ブイリ、そのほかの汚染の痕跡は、測定のやり方しだいで認めることがで

きます。放射能汚染に無縁のところはない、というのが現実です。


 この現実をもたらした責任者たちに寛容である必要はありません。しか

し、私たちは地球人である以上、現実を無視して生きることはできません。

どこにいようが否応なく、放射能汚染と向き合っていかなければならないのです。

 

 

3)放射能汚染を考えるときの材料を一つご紹介しておきます。念のため

付け加えておきますが、私だって放射能汚染はまっぴらで、 決して安全

だと言いたいためではありません。無用な被曝をこれ以上避けるためにも、

原発はやめなければならないとうのが私の基本的立場です。


 気象研究所地球化学研究部が1955年頃から東京とつくばで観測して

きたデータによると、セシウム137とストロンチウム90の放射性降下

物は、フクシマ以前の最近20年ほどは0.01−0.1ベクレル(1平方

メートルあたり。kgあたりではありませんが目安としてください)でした。


 しかし、1960−70年代は、おおむね100−10ベクレルでした。

なんと1万倍も降っていたのです。現在の中高年は知らないうちに  かな

りの被曝をしていたのです。それが健康に影響したかどうか、研究がないの

で分かりませんが、大きな影響は明かになっていません。


 がんについては喫煙と生活習慣、胃がんではピロリ菌、肝がんはウイルス

のほうがはるかに大きな要因になってきました。


 放射性セシウムだけではなく他にも核種がありますが、大気圏内核実験に

よる内部被曝と外部被曝は合わせて、日本人は4.4ミリシーベルトの被曝

をしたと推定されています。

 

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小出五郎氏、一流の「放射能受忍論」ですが、

小出五郎氏がこのようなことを書いているということは、

「1960年代の原水爆実験による汚染は数百〜一万倍」というデマゴギーが、

政界ばかりではなくジャーナリズムにも蔓延しているようです。

 

何しろ、小出五郎氏は「日本科学ジャーナリスト会議」の会長さんですから。

そうして、脱原発派の講演会講師として招かれる「良心的ジャーナリスト」なのですから。

 

しかし小出五郎さんは、群馬大の早川由紀夫さんが発表したデータや、文科省

発表の土壌汚染マップに目をつぶっているのは何故でしょうか? 

福島の過去を言い立てて、福島の現状に目をつぶっているのは何故でしょうか?

彼ほどの「ジャーナリスト」が、「知らなかった」はずはありません。

 

★See→5月6日 文部科学省及び米国エネルギー省航空機による
航空機モニタリングの測定結果について

http://radioactivity.mext.go.jp/ja/1270/2011/05/1305820_20110506.pdf

 

 

 

このデマにはソースがあることを発見しました。

 

まずは3月19日の産経の紹介

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放射線影響のQ&Aサイト開設 京大教授ら
2011.3.19 23:29 


 牛乳やホウレンソウから食品衛生法の暫定基準値を超える放射性物質が検出

されるなど、福島第1原発の事故で生活への影響が懸念される中、日本放射線

影響学会会員を中心に放射線の影響について研究する有志グループがインター

ネット上に質問窓口(Q&A)を開設した。電子メールやファクスで質問を受

け付けるもので、グループの代表をつとめる京都大学原子炉実験所の渡邉正己

教授(放射線生命科学)は、「事態収拾に直接貢献できないが、影響への不安

を少しでも和らげたい」と話している。

 

 今回開設したホームページ(HP)は、放射線に関する問い合わせに対し、

Q&A形式で紹介。たとえば原発事故の影響や放射線による発がんリスクにつ

いて「東京が人の住めないような場所になるとは考えにくく、大阪はまったく

問題ない」「100ミリシーベルトより低い被曝(ひばく)量では気にする必

要はない」などと解説している。

 

 渡邉教授は「放射線の影響について多くの人が不安を抱えている。自分たち

の知識と実験的事実で疑問に答え、少しでも不安を和らげたい」としている。

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そうして、「日本放射線影響学会のQ&A」のページ

http://wwwsoc.nii.ac.jp/jrr/gimon/gimon.html

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日本放射線影響学会
福島原子力発電所の事故に伴う放射線の人体影響に関する質問と解説 (Q&A)
平成23年3月18日開設

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そのQ29 

 

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Q29 福島原発事故に伴う人への放射線リスクはどのくらいと推測されるのですか?

 

A:福島第一原発の近辺を除けば、放射線リスクは放出された核分裂生成物の

降下物による汚染に起因します。今回の福島第一原発事故のリスクを推測する

参考事例としてチェルノブイリとスリーマイル島の事故を引用していますが、

核分裂生成物による汚染は、実はそれより以前の方がかなりひどいということ

も思い起こす必要があろうかと思います。

 

1950−60年代、米国などの国連の安全保障理事会常任理事国が大気圏内核実

験をくり返し行ったため世界中の大気が汚染され、世界平均で1平方メートル

あたり74キロベクレル(UNSCEAR2000 ANNEX C)の放射性セシウム(セシ

ウム137)が降下していました。

 

また、

日本の国土にも福島第一原発事故以前の通常検知されていた量(1平方メートル

あたりおおよそ0.02〜0.2ベクレル)の約1,000〜1万倍(1平方メートル当た

り200〜2000ベクレル)の放射性セシウムが降下していました。しかもその汚

染は核実験が禁止されるまで10年位続いていました( 参考資料: Igarashi

 Y et al, J Environ Radioactivity, 31:157-169, 1996.)。

 

この過去の事実を広く知ってもらうことも不安を和らげるために役立つのでは

ないかと思います。ちなみにチェルノブイリの時も短期間ですが、福島第一原

発事故以前の通常検知されていた量の約1,000倍の放射性セシウムが降下して

いました。現在50-60歳代以上の人は皆これらの被曝を経験していることにな

ります。この人達にこれらのことによって健康影響がでているということはあ

りません。

 

くり返しますが、核分裂による放射性同位元素の世界規模での汚染は、

福島第一原発事故以前の通常検知されていた量の1,000倍程度の放射性セシウ

ムによる汚染を10年間、すでに経験ずみなのです。勿論、このことが安全性を

確約するものではありませんが、もし、影響があったとしても、そのリスクは

非常に少ないと思われます。どのくらい少ないのかを正確に理解するためには

低線量放射線の生体影響研究の今後の進展を待たなければなりません。
(掲載日:平成23年3月27日,平成23年4月6日改訂)

 

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なるほど、小出五郎氏はこの文章を読みながら要約したものだったのですね。

そういえば、あのギョロ目の諸葛宗男東大特任教授さんも、同じようなこと

を、発災早期にいってましたね。

 

 

日本放射線影響学会は、まだデータが出てこないうちに「実質上のデマ」を打

ったのです。このデマの特徴は、

 

(1)大気圏内核実験の頃の方が酷いということを、3.11以前のフクシマと

比べていることです。

(2)「レベル7」公表後も、改訂していないことです。

(3)文科省のデータ公表後も、改訂していないことです。

(4)動かない事実として「学会」の権威で主張していることです。

(5)役人や記者に、「学会の見解ですから」という言い逃れを与えていることです。

(6)そして、放射線影響に対する思考の土台を、虚偽の上に定着させていることです。

 

そうして世間には、

「福島第一原発事故以前の通常検知されていた量の」という前提はすっぽり消えて、

福島の「約1,000倍の放射性セシウムが降下していました。」

として流布してしまったのです。

「デマとは何か」の教科書に載るような事例ではないでしょうか?

 

===

 

小出五郎氏のデマの特徴は、「フクシマ以前の最近20年ほどは」と前提を引いていますが、

フクシマ以後の現状には、完全に目をつむっていることです。

 

http://radioactivity.mext.go.jp/ja/1270/2011/05/1305820_20110506.pdf

その別紙2を見てください。

 

飯舘村は、3,000,000〜30,000,000Bq/m2

福島市は、 600,000〜1,000,000Bq/m2

です。

 

これは小出五郎氏がいう、

「しかし、1960−70年代は、おおむね100−10ベクレルでした。

なんと1万倍も降っていたのです。」

・・・・これの、いったい何万倍になるのでしょうか?

 

 

私はどんなに偉い人だって、こんなことをいう人物に対しては、

ハッキリいいます。

 

「バカも休み休み言いなさい!!」

「イイカゲンにしろ!!!!」

 

もし「知らなかった」という言い訳をしたいなら、

「ジャーナリスト」という言葉の付く肩書は捨てて、

隠居しなさい。

 

 

拝


 

 

 

 


 

 


 

  		 	   		  


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