[CML 011482] IK原発重要情報(28)

河内謙策 kenkawauchi at nifty.com
2011年 8月 24日 (水) 17:00:43 JST


       IK原発重要情報(28)[2011年8月24日]

 私たちは、原発についての情報と脱原発の国民投票をめざす市民運動についての情報を発信しています。よろしく、お願いいたします。(この情報を重複して受け取られた方は、失礼をお許しください。転送・転載は自由です。)

弁護士 市川守弘、弁護士  河内謙策

連絡先 〒112-0012  東京都文京区大塚5丁目6番15-401号 保田・河内法律事務所(電話03-5978-3784、FAX03-5978-3706)
Email: kenkawauchi at nifty.com
脱原発の国民投票をめざす会
http://2010ken.la.coocan.jp/datsu-genpatsu/index.html

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      最近の重要な資料について
 私(河内)の目についた、原発関係の最近の重要な資料を紹介させていただきます。こんな厄介な資料を読まなくても脱原発運動ができるよ、という声も聞こえてきそうですが、脱原発運動を進めていくうえで必須なものと、裁判や電力会社・自治体幹部等との交渉で必要なものとが混在していることについては、申し訳なく思います。ただ、原発問題は、従来のさまざまな課題にもまして科学的知識が必要であること、その必要な科学的知識は日進月歩であることは、ご理解いただきたいと思います。

◇柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会が7月10日におこなった公開フォーラム『福島原発震災の真実』に提出された講演者のレジメ
――この会のレジメが同会のサイトにアップされています。
http://kkheisa.blog117.fc2.com/

この会に参加した私に言わせると、当日のハイライトは、政府・保安院の福島第一原発事故の原因が津波にあるという考え方(いわゆる「津波説」)を革命的(!)に論破した田中三彦氏の講演でしたから、田中氏のレジメは必読ですが、そのほかの方のレジメも役に立ちます。なお、この会の講演を部分的に発展させたのが、
石橋克彦編『原発を終わらせる』岩波新書です。

◇「フクシマの真実」『週刊朝日』7月22日号、7月29日号
福島第一原発吉田所長のインタビュー記事です(同記事では「最高幹部」の言となっています。この最高幹部=吉田所長、という証拠を知っている方は教えてください。)。このインタビューで吉田所長は、「フクイチが地震と津波、どちらでやられたのかといえば、まず地震で建屋や配管、電気系統など、施設にかなりの被害を受けたのは事実です。」と明確に証言しています。

◇「地震だけで爆発!日本には「恐怖の原子炉」がまだ10基ある!」
『FRIDAY』8月19・26日号97頁
福島原発1号機が「マーク儀拭廚任△襪海函△修譴アメリカの設計技術者自身も認めている欠陥機であることは、よく知られています。これと日本の原子力安全委員会との関係に踏み込んで暴露したのが田中三彦氏です。この記事は、福島第一以外の「マーク儀拭廖屮沺璽飢良型」を採用している原発の名前を以下のとおり名指ししていますから「私たちの地域にある原発は欠陥機だ」という宣伝にもつかうべきだと思います。
……………東通原発1号機、女川原発1号機、2号機、3号機、浜岡原発3号機、4号機、志賀原発1号機、島根原発1号機、2号機、敦賀原発1号機

◇「『原発の温廃水』は日本の海を殺していないか」『FRIDAY』7月29日号32頁
今話題になっている泊原発の1号機、2号機、3号機が全部稼動した場合に、どれだけの廃水が海に流されるか知っていますか。なんと、1秒間(!)に146トンです。私たちは、温廃水の問題を、もっと重視しなければならないでしょう。広瀬隆氏は上記記事の中で「原発の温廃水は、日本全体では、毎日、ヒロシマに投下された原爆100個に相当するとんでもない熱量で海を加熱しているのです。海の生態系が壊れないはずがないでしょう。このことを無視して、原発はエコだなどというのは論外です」と語っています。

◇中央防災会議・東北地方太平洋沖地震を教訓とした地震・津波対策に関する専門調査会「東北地方太平洋沖地震を教訓とした地震・津波対策に関する専門調査会 中間とりまとめ」
◇中央防災会議「東北地方太平洋沖地震を教訓とした地震・津波対策に関する専門調査会」中間とりまとめに伴う提言 「今後の津波防災対策の基本的考え方について」
 私は、今、津波について何かいい文献がないか、と探しています。その私の目に留まったのが上記2文献です。中央防災会議は内閣府付属の機関です。ですから、あまり期待していなかったのですが、読んでいるうちに、“なかなかいい”と思うようになりました。たとえば、提言では「今後、地震・津波の想定を行うにあたっては、これまでの考え方を改め、津波堆積物調査などの科学的知見をベースに、あらゆる可能性を考慮した最大クラスの巨大な地震・津波を検討していくべきである。なお、一度想定した地震・津波についても、最新の科学的知見を取り入れて適宜見直すことが不可欠である」といっています。これでは、ストレステストはやるまでもなく結果が見えていると思うのですが、いかがでしょうか。ただし、上記文献についての評価は、河内個人のものですから、意見の違う方は、私の見方を訂正してください。
 上記2文献は、以下のサイトで見ることができます。 http://www.bousai.go.jp/oshirase/h23/tyuukan.pdf
http://www.bousai.go.jp/oshirase/h23/teigen.pdf

◇平井憲夫「原発がどんなものか知ってほしい」
 故平井憲夫氏は、自分のことを「私は原発反対運動家ではありません。二十年間、原子力発電所の現場で働いていた者です。原発については賛成だとか、危険だとか、安全だとかいろんな論争がありますが、私は『原発とはこういうものですよ』と、ほとんどの人が知らない原発の中のお話をします」と述べておられます。氏に対して「私、子供生んでも大丈夫ですか」という質問をした女性の話は泣かせました。分かりやすい話ですから、もっと多くの日本国民に知らせる価値があると思います。
私も教えられたサイトは、以下のとおりです。
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html

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                          以上

















       
 
 

 
 

 
 



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