[CML 011413] 八重山教科用図書採択問題

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2011年 8月 19日 (金) 21:44:34 JST


前田 朗です。

転送です。

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http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-180669-storytopic-7.html
 
 
 八重山へ声明続々 沖縄戦実相伝える教科書を
 
 教科用図書八重山採択地区協議会(会長・玉津博克石垣市教育長)をめぐる問
題について、県退職教職員会など4団体が18日、沖縄戦の実相を記述している
教科書を採択することなどを求める声明を相次いで発表した。19日も2団体が
発表する。4団体は「自由社・育鵬社」の教科書採択に反対の意を表明。採択に
当たって委員の「賢明な判断」を求めた。
  八重山出身の元教員を中心に構成する「自由社・育鵬社の中学社会科教科書
の採択に反対する在沖八重山出身者有志の会」(宮城信勇代表呼び掛け人)は、
両社の教科書採択に反対する緊急声明を発表した。
  弁護士の仲山忠克さん(62)は、報道で中山義隆石垣市長が沖縄戦の問題
だけに言及するのはいかがかなどと言及したことに関し、「沖縄戦の実相は平和
な未来をつくるための教訓であり礎。それをないがしろにするような市長の発言
に、この問題の本質がある」と批判。鉄血勤皇隊の生き残りの宮城政三郎さん
(83)は「(玉津)教育長が集団自決の軍関与について県民感情は分かるが歴
史的事実は別問題だと言っており、大変ショック。体験していない人が(軍関与
は)なかったと言うのか」と憤った。
  県退職教職員会(仲村勝彦会長)と県高校障害児学校退職教職員会(喜友名
稔会長)は、声明文で「沖縄戦をねじ曲げ、戦争を美化するような教科書を県民
が選択することは犠牲になられた御(み)霊への冒涜(ぼうとく)」と糾弾した。
連合沖縄(仲村信正会長)も「後世に悔いを残さないよう、歴史の事実を正しく
教える観点で教科書採択を行うよう、委員の賢明な判断を期待する」との声明文
を発表。現場教員の意見や要望が反映される採択制度への復帰、同地区の教科書
採択の経過を明らかにすることなどを求めた。
  19日は、あらゆる基地の建設・強化に反対するネットワーク(反基地ネッ
ト)、大学人有志の会が会見を予定している。
 
 http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-180683-storytopic-7.html
 
 
 公平性欠く手順変更 教科書八重山採択協「改革」
 
 2012年度からの4年間、石垣市、竹富町、与那国町の中学校で使用する教
科書を決める教科用図書八重山採択地区協議会(会長・玉津博克石垣市教育長)
の一連の「改革」をめぐり、関係者らは「つくる会」系教科書の採択につながる
のではないかと危機感を強めている。玉津会長の「改革」は、規約の全面改正、
協議会委員の入れ替え、現場教員による教科書の順位付けの廃止など多岐にわた
る。同地区の教科書採択の流れと問題点を検証する。
  全国的に教科書採択の際には現場教員の意見を反映させる流れがある。それ
が調査員による「順位付け」だ。これは数人の現場教員が教科書を研究し、出版
各社の順位付けをして協議会に報告するもの。基本的に2、3社まで絞り込まれ
て協議会に提案されるため、上位数社に入らないと選択される可能性はない。協
議会委員は調査員の報告書を基に教科書を採択する。
  だが今回、玉津会長は同地区での順位付けを廃止し、「複数推薦」を導入。
調査員に「推薦したい教科書」「特徴・特色がある教科書」「現在の教科書の感
想」を報告させ、協議会で全ての出版社から無記名投票で教科書を採択する方式
に改めた。採択する協議会を非公開とし、無記名投票で採択するため、公平性が
確保できるか疑問の声がある。また、協議会委員を現場教員から教育委員へ入れ
替えており、現場の意見を反映した採択がなされるのかも不透明だ。
  沖教組の山本隆司委員長は、「現場教員が上位に順位付けしない教科書を採
択するつもりなのではないか」と懸念する。専門家ではない協議会委員が各学年
の全教科の教科書を研究、分析して採択できるのか疑問視している。
  また、教材研究のノウハウや副教材、プリント、テストなどの蓄積などがあ
る現行の教科書から新しい教科書に変わることは現場教員にとって大きな負担と
なることを指摘。「もし教科書を変更するなら新しい教科書が現行教科書よりも
素晴らしいと現場が納得できる説明をしなくてはならない」と強調する。
  現場の声を反映しない教科書採択につながるのではないかと危惧される今回
の「改革」。玉津会長は学校現場や地域住民、何より実際教科書を使用する子ど
もたちに対する説明責任が問われている。
 (熊谷樹)
 
 
 http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-180655-storytopic-7.html
 
 「賢明な判断期待」 八重山教科書採択問題で連合沖縄
 
 教科用図書八重山採択地区協議会(会長・玉津博克石垣市教育長)をめぐる問
題について、連合沖縄(仲村信正会長)は18日、県庁で記者会見し、「後世に
悔いを残さないよう、歴史の事実を正しく教える観点で教科書採択を行うよう、
委員の懸命な判断を期待する」との声明文を発表した。
  声明文では、同地区協議会がこれまでの採択方法を変更したこと、玉津会長
が旧日本軍の関与による集団自決(強制集団死)などの沖縄戦の実相を反映しな
い教科書を「問題ない」と発言していることなどを指摘。沖縄戦の実相を記述し
ている教科書の採択、現場教員の意見や要望が反映される採択制度への復帰、同
地区の教科書採択の経過を明らかにすることを求めた。
  仲村会長は同採択協議会の動きについて「9・29県民大会の意思を採択委
員にくみとってもらい、史実に反することのない教科書選定を強く求めたい」と
力を込めた。【琉球新報電子版】
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