[CML 011270] 泊を止めよ 北海道新聞のこの1週間

T. kazu hamasa7491 at hotmail.com
2011年 8月 12日 (金) 13:47:26 JST



ni0615です

 

泊原発3号機は、試験運転の闇継続をそのまま承認して、全国の定期検
査原発の稼働再開の突破口としつつあります。

 

再開反対運動の力もあり、蛇行する泊原発3号機闇再稼働問題ですが、
北海道新聞のこの1週間の記事をまとめてみました。
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/popinsearch/?q=%E6%B3%8A%E5%8E%9F%E7%99%BA&start=10&sort=desc&ch=&path=http%3A%2F%2Fwww.hokkaido-np.co.jp%2F

 

・市民の声
・10キロ圏内、電源交付金支給対象の4市町村
・その圏外の周囲市町村(電源交付金支給対象外)
・北海道知事「高橋はるみ」
・北海道道議会(自民党)
・経済産業大臣「海江田万里」
・原子力安全保安院
・原子力安全委員会「班目春樹」
・緊急防災対策本部
・首相官邸「菅直人」

 

それぞれの「行為」と「介入」について、まったく整理がつかない
(=言葉に信用がない)状況の中では、誰がキツネで誰がタヌキかは分
かりません。こうした時には、市民の声を大きくするしかないようです。

 

(注)

====
「行為と介入」(practices and intervention)は、国際放射線
防護委員会ICRPが使う、原発村特有の特殊業界用語です。
・「行為」とは、
放射線・放射能を原子炉内から外へ出すことを伴う事業や営為のこと。
・「介入」とは、
放射線防護のためにそうした事業や営為に規制を加えること。
====

 


8月2日朝刊
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
泊3号機「営業運転再開は違法」 道内の主婦らが提訴(08/02 06:25)
 
 定期検査で調整運転中の北電泊原発+(後志管内泊村)3号機について、
営業運転への移行に必要な検査終了証を北電に交付しないよう国に求め
る訴訟を1日、道内の主婦ら38人が札幌地裁に起こした。原発の全電
源喪失を想定していない国の安全指針には誤りがあり、この問題を解消
せずに営業運転の再開を許可するのは違法だと主張。判決に先駆ける仮
処分も併せて同地裁に申し立てた。<北海道新聞8月2日朝刊掲載>

 


8月3日朝刊
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
泊原発周辺4町村アンケート 大幅延期、質問も白紙 道議会自民が異論
(08/03 06:55、08/03 09:49 更新)

 

 道は2日、北電泊原発(後志管内泊村)の周辺4町村の全世帯を対象
に月内に実施する予定だったアンケートについて、質問内容を白紙に戻
して再検討するとともに、実施時期も大幅に延期する方針を固めた。道
議会与党から異論が噴出したため方針転換した。合わせて、アンケート
対象となっていなかった半径10キロ圏外についても何らかの形で意見
を聞く考えを明らかにした。 

 

 4町村へのアンケートは福島第1原発事故を受け、原発事故の際の避
難方法などを定めた道原子力防災計画を見直すため、住民の意見を聞く
のが目的。 

 

 当初は、後志管内泊、岩内、共和、神恵内4町村の全約1万世帯を対
象に、事故時の避難経路や連絡体制について不安に思うかどうかなど
10問程度を質問するため、週内に用紙を発送、月内に結果をまとめる
予定だった。<北海道新聞8月3日朝刊掲載>

 


8月4日朝刊
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
泊事故対応拠点移転へ 高橋知事「原発直近、誰がみてもおかしい」
(08/04 07:25)

 

 北電泊原発(後志管内泊村)から2キロの距離にあり、同原発で重大
事故が発生した際に現地対策本部が置かれる道原子力防災センター(オ
フサイトセンター、同管内共和町)について、高橋はるみ知事は3日の
記者会見で「(原発から)たいへん近いところにあり、誰がみてもおか
しい」と述べ、移転する考えを示した。 

 

 オフサイトセンターは国の規定で原発から20キロ未満に設置するこ
とになっているが、福島第1原発事故では半径20キロ圏内が「警戒区
域」に設定されたため、同原発から5キロに位置するセンターは使用で
きなくなっている。 

<北海道新聞8月4日朝刊掲載>

 


8月4日社説
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
泊アンケート 広く、早くが望ましい(8月4日)

 

 道が北電泊原発の周辺4町村全世帯を対象にしたアンケートを検討し
ながら、実施時期を大幅に延ばさざるを得なくなった。 

 福島第1原発の事故を受け、道は泊原発に関する道原子力防災計画の
見直しを進めている。

 

 計画には当然、地元の意向を反映させなければならない。アンケート
はそのために欠かせない作業であり、先延ばしどころか、真っ先に実施
しなければならないはずだ。 

 

 ところが、道議会自民党が異論を唱えた。背景には道の根回し不足へ
の不満があり、高橋はるみ知事は「庁内論議がない中で公になった」と
釈明した。 

 

 自民党からは、アンケートで原発事故への不安が多数を占めれば、調
整運転中の泊3号機の営業運転再開や定期検査中の1号機の再稼働に影
響するとの懸念も示されたという。

 

 しかしこれは、住民の不安解消より原発の稼働を重視した、筋違いの
発想といえる。道は道議会に説明を尽くし、早期実施に努力すべきだ。

 問題はむしろ、アンケートの対象を後志管内泊、岩内、共和、神恵内
の4町村に限った点にある。

 

 4町村は、現在の道の原子力防災計画で「対策を重点的に充実すべき
地域」と位置付けられている。

 

 泊原発に最も近いだけに、ここの住民の意見が大切なのは間違いない。
事故の際の避難路確保など、安全対策の不十分さが何度も指摘されてい
るからだ。

 

 しかし、福島の事故では放射能汚染が広範囲にわたり、多くの人々が
県外避難を強いられている。肉牛の出荷停止など農漁業被害も甚大だ。

 

 泊原発に関しても、4町村以外は無関係というわけにはいかない。

 

 現在の防災計画で4町村以外の市町村が登場する項目は、防災対策の
「応援協力体制」、「周辺市町村への避難」などごくわずかだ。

 

 しかも、被災地支援という側面的な役割が主体となっている。

 

 これでは事故への対応に違いが出て、足並みが乱れかねない。市町村
間の助け合いの仕組み構築にも支障が生じよう。

 

 道はアンケートの範囲を広げ、防災計画にしっかりと反映させなけれ
ばならない。 

 

 防災計画は、対策の重点地域を「泊原発を中心に半径10キロメート
ル以内」とする一方、道、北電と原子力安全協定を結んでいる町村は、
この範囲を超えても「準ずる地域とする」と定めている。 

 

 ならば、原子力安全協定の締結範囲を4町村以外にも広げて、防災計
画に組み入れるべきである。道に求められるのは、住民の安全最優先の
姿勢に徹することだ。

 


8月4日
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北電のプルサーマル計画に影響か 英国のMOX燃料工場が閉鎖
(08/04 11:38)

 

 英国セラフィールドにあるウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)
燃料工場が閉鎖されるとの発表を受け、泊原発(後志管内泊村)3号機
でプルサーマル発電を計画する北海道電力は3日夜、「詳細な内容の把
握を急ぎたい」(広報部)とコメントした。 

 

 北電は1995年、英国原子力廃止措置機関(NDA)のMOX燃料
工場に、泊原発から出た使用済み核燃料35体(約21トン)を運び込
み、再処理という工程を経てプルトニウムを抽出し現地に保管している。
このプルトニウムに、ウランを混ぜてMOX燃料に加工する予定だった
が、今回の閉鎖でプルトニウムの行き先が宙に浮いた。 

 

 核兵器の原料になるプルトニウムを余分に持たないと日本は国際公約
しているため、北電は「英国に新しくMOX燃料加工工場ができるとい
う話もある。状況を注視している」と話す。

 

 一方、北電は英国とは別に、フランスにも使用済み燃料を運び込み、
同国内の会社で再処理を終えている。同国の別の会社にMOX燃料への
加工を委託しており、近く製造が始まる。

 


8月9日 動画ページ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/video/?c=news&v=1099820833001
泊原発の安全性 再考求める 東洋大・渡辺教授が札幌で講演
(2011/08/09) 

 

 積丹半島西岸の現地調査を基に2009年秋、泊原発の沖合に海底断
層が存在する可能性が強い、と指摘した東洋の渡辺満久教授を招いた講
演会「泊原発と活断層の危うい関係」(泊原発の廃炉をめざす会主催)
が6日、札幌市中央区のかでる2・7で開かれた。渡辺教授は、「東電
や国のいう『想定外』は、未知の事柄ということではなく、指摘はあっ
たが考えようとしなかった『未想定』だ」と前置きし、積丹半島西岸の
地形を基に、沖合に活断層があると考えるべきだとする理由をあらため
て説明。渡辺教授の指摘以降、北電側が指摘した西岸の地形に対する
「土砂堆積」の影響について「これを踏まえて地形の高度などの数字を
修正しても、海岸に残るかつての海岸線が傾いているという、活断層を
示唆する地形は否定できない」と指摘。「活断層が否定できない以上、
それがあるものだと想定して泊原発の安全対策を考えるべきだ」と訴え
た。


   

8月9日夕刊
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
泊3号機、営業運転へ 知事が再開容認方針 11日にも最終検査終了証
(08/09 15:50)

 

 海江田万里経済産業相は9日、調整運転中の北電泊原発(後志管内泊
村)3号機の営業運転再開について、高橋はるみ知事に対し、文書で
「営業運転再開は再稼働に当たらない」と回答した。これまで政府から
の回答がない限り、再開の是非を判断しないとしてきた知事は、今回の
回答内容を踏まえて営業運転再開を容認する方針。北電は同日午後、経
済産業省原子力安全・保安院に対し、3号機の最終検査を申請した。

 

 保安院の最終検査は9、10の両日に実施し、11日に内閣府原子力
安全委員会に結果を報告する。安全委のチェックの上、早ければ11日
か、数日以内に経産相名の終了証が交付され、営業運転が可能になる。
再開されれば、東京電力福島第1原発の事故後、定期検査中の原発とし
て全国初となる。 
<北海道新聞8月9日夕刊掲載>

 


8月9日
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
安全委が泊3号機再開判断(08/09 15:50)

 

 経済産業省原子力安全・保安院の森山善範・原子力災害対策監は9日
の記者会見で、北電泊原発(後志管内泊村)3号機の営業運転再開に関
連し、「北電から申請があれば速やかに検査する」とした上で、内閣府
原子力安全委員会が最終判断すると述べた。 

 

 保安院によると、通常の最終検査では、保安院の検査官が運転中の原
子炉温度などのデータを確認し、問題がなければ終了証を交付する。

 

 法令上は保安院だけで営業運転再開を判断できる仕組みだが、今回は
保安院が「再開に問題なし」と判断した場合でも、安全委に報告、了承
を得た上で終了証を渡す。

 


8月10日
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
卓上四季
   レバンガ!

 

日本人は昔から言葉との戯れを楽しんできた。上から読んでも下から読
んでも同じ文になる「回文」も、その遊びのひとつ。縁起の良い初夢を
見られるという和歌<長き夜の遠の眠(ねぶ)りの皆目覚め波乗り船の
音の良きかな>は代表例だ

 

▼響きの良い元気が出るチーム名だと思う。それに、回文も作りやすい。
かつて「レラカムイ北海道」だったバスケットボールの新チーム名が
「レバンガ北海道」に決まった。「がんばれ」の逆さ読みという

 

▼逆境に耐えて生き残り、果敢に闘ってきたチームだ。プロ野球やサッ
カーに負けず道内ファンを勇気づけてほしい。応援の思いを込めて拙作
をひとつ−。<頑張れ! 強い、いよっ!レバンガ>

 

▼はて、こちらは頭をひねっても回文崩れになってしまう。<カドウハ
ンダンハドウカ>。政府は、調整運転中の泊原発3号機の営業運転再開
は「再稼働」に当たらないとの判断を示した。辞書には、稼働は<かせ
ぎはたらくこと>とあるから営業運転再開と再稼働は同義と思われるが、
拙い言葉遊びか。もしくは使う言語が違うらしい

 

▼つまるところ「さっさと営業運転に持ち込みたい」との思惑が優先さ
れたのだろう。道民の安全を守る立場の高橋はるみ知事は「はい。分か
りました」と納得してしまうのか

 

▼原発災害のさなかにあって、原発の稼働音を<良きかな>と愛(め)
でる気にはなれない。
2011・8・10

 


8月10日社説
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
泊営業運転へ 安全性は担保されるか(8月10日)


 政府は、調整運転中の北海道電力泊原発3号機の営業運転再開につい
て、再稼働には当たらないとの見解を示した。

 

 道の質問に回答した。3号機は、全原発で今後実施されるストレステ
スト(耐性評価)の2次評価の対象になるとしている。 

 

 これを受け、北電は道の正式な態度表明を待たず、運転再開に向け、
早々と経済産業省原子力安全・保安院に最終検査を申請した。 

 

 営業運転への移行ありきで手続きを急ぎすぎてはいないか。

 

 道は経産省に対し、3項目の質問を提出していた。一番肝心なのは、
「安全性は担保されるのか」という点だ。

 

 政府は、保安院だけで行ってきた最終検査に、原子力安全委員会の評
価を加えると言うが、具体的な審査方法さえ明らかにしていない。

 

 これで、どうやって道民の不安を鎮めることができるのか。少なくと
も政府は、ダブルチェックで安全性が一層高まるという根拠を説明すべ
きだ。 

 

 安全に万全を期すなら、3号機をいったん停止させて、耐性評価の1
次から受けさせるというのも当然、選択肢の一つだろう。

 

 電力需給の逼迫(ひっぱく)を受け、経産省は、停止中の原発の再稼
働を急いでいる。3号機を稼働中とみなすのは、1次評価からやり直す
のを避けたいという意図があるのではないか。

 

 道が示した冬場の電力供給の試算でも、3号機の稼働が前提となって
いる。政府、道、北電の3者いずれも、現状を追認する方法を模索して
いたとの疑いが拭えない。

 

 定期検査中の3号機は、東日本大震災の直前から調整運転に入った。

 

 この状態が5カ月も続いているのは、確かに異常事態だが、問題は、
現状を稼働中と呼ぶかどうかではない。重要なのはあくまでも安全の確
保だ。

 

 高橋はるみ知事は、政府が道に回答する一方、北電に最終検査の申請
を促したことに不快感を示した。地元軽視のやり方に憤るのは当然だが、
それで終わっては意味がない。 

 

 道が質問書を政府に出した後、保安院がやらせ問題に深く関与してい
たことが発覚し、泊3号機と同じ状態だった関西電力大飯原発1号機は
トラブルで停止した。 

 

 3号機に注がれる道民の視線は厳しさを増している。

 

 手続き上は、営業運転再開に道の同意は必要ではない。

 

 しかし、政府のお墨付きを待つ受け身の姿勢では道民の安全は守れな
いだろう。道には、安全性の担保について、納得できるまで、政府をた
だす努力を求めたい。

 


8月11日朝刊
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
泊3号機 営業運転先送り 経産相「知事判断待つ」
(08/11 07:25、08/11 09:50 更新)

 

 北海道電力泊原発(後志管内泊村)3号機の営業運転再開をめぐる国
の対応に高橋はるみ知事が反発していた問題で、海江田万里経済産業相
は10日夜、高橋知事に「知事の判断は大切なので(営業運転再開は)
待ちたい」と電話で伝えた。経産省原子力安全・保安院は同日で3号機
の最終検査を終えており、11日に内閣府原子力安全委員会に結果を報
告するが、経産相は営業運転再開に必要な終了証を交付しないと説明。
11日中の可能性が高かった運転再開は先送りされることになった。

 

 経産省原子力安全・保安院は10日、3号機の最終検査を終えた。


11日に内閣府原子力安全委員会に結果を報告し、最終的な審査を受け
るが、海江田氏は安全委の了承を得ても、運転再開に必要な終了証を交
付しないと、高橋知事に明言した。 

 

 知事は11日以降、道や北電と安全協定を結ぶ泊原発から半径10キ
ロ圏内の泊、共和、岩内、神恵内の後志管内4町村や道議会などと協議
した上で、3号機の営業運転再開を容認する考えを海江田氏に伝える方
針。道幹部によると、「数日はかかる」という。 

<北海道新聞8月11日朝刊掲載>

 

 

8月11日
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
泊原発3号機の最終検査 保安院「問題なし」(08/11 16:30)

 

 北海道電力泊原発3号機の営業運転再開に向けた最終検査について、
経済産業省原子力安全・保安院の森山善範原子力災害対策監は11日午
前の記者会見で、10日までの最終検査で安全基準上の問題はなく、
11日午後の原子力安全委員会に検査結果を伝えると説明した。

 

 安全委の審議結果も踏まえて経産相に報告し、11日中に営業運転に
必要な検査終了証を交付するかどうかは「経産相の判断になる」として
いる。

 

 森山対策監は、経産相と高橋はるみ道知事の電話の内容については
「承知していない」とした。また保安院が泊3号機の最終検査申請を、
早い時期から強く促すべきだったのではとの問いに対して、継続的に担
当者が接触して準備状況などを確認、北電に注意をしてきたとして、対
応に問題がないとの見解を強調した。

 


8月12日朝刊
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
安全委、再開を了承 泊3号機 道の容認、週明け以降(08/12 06:25)

 

 調整運転中の北海道電力泊原発(後志管内泊村)3号機の営業運転再
開問題で、内閣府原子力安全委員会は11日、経済産業省原子力安全・
保安院が「安全基準上の問題はない」とした最終検査報告を了承。運転
再開に必要な手続きをすべて終えた。ただ海江田万里経済産業相は高橋
はるみ知事の同意が得られるまで、検査終了証を交付しないとしており、
道は合意形成に向け、地元町村などとの調整に入った。

 

 しかし道議会とは議論の進め方をめぐり、話し合いが難航。営業運転
再開は週明け以降になる可能性が出てきた。 

<北海道新聞8月12日朝刊掲載>

 


8月12日
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「泊」ストップ 願い込め空に 市民が風船飛ばす(08/12 09:27)

 

  札幌の市民団体「Shut(シャット)泊」(泉かおり代表)など
は11日、札幌市中央区で、脱原発のメッセージを添えた風船100個
を飛ばすとともに、北電泊原発(後志管内泊村)3号機の運転停止を求
める街頭署名を行った。

 

 同団体と原発問題全道連絡会、国民大運動北海道実行委員会の3団体
約50人が参加。「ストップ泊」「原発のない世界を」などと書いた紙
を付けた色とりどりの風船を大空に放った。 

 

 また「泊原発のプルサーマル計画の中止を」「再生可能な自然エネル
ギーの利用を」などと訴え、市民に署名を呼びかけた。

 


8月12日
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
後志・泊10キロ圏外の町村 道・北電に協議要請へ 
「無視され 言葉にならぬ」(08/12 09:49)

 

 泊原発から10キロ圏の泊など4町村を除く新たな検討部会の設置を
決めた後志町村会の定期総会

 

 【倶知安】北電泊原発3号機の営業運転再開について、原発から半径
10キロ圏外の自治体は11日、道や北電から説明がないことに強い不
満を表明した。これらの自治体が加わる後志町村会(19町村、会長・
宮谷内留雄蘭越町長)は同日、倶知安町で開いた定期総会で、原発から
10キロ圏の泊村など4町村を除いた検討部会を設け、営業運転再開を
含む原発問題について道と北電に協議を申し入れる方針を決めた。

 

 4町村を除外する検討部会の設立は、営業運転再開について10キロ
圏外の自治体の不信感の高まりを示し、後志管内の自治体間の溝も浮き
彫りにした。 

 

 ニセコ町の片山健也町長は、「周辺4町村と同様の情報を管内全町村
で共有することを道に要望し、知事は『しっかり対処する』と言ったが、
まったく無視され言葉にならない」と、道の姿勢を批判。余市町の嶋保
町長は「原発周辺の4町村以外の自治体にも意見を聞いたうえで、営業
運転を再開させるか判断してほしい」と主張した。倶知安町の福島世二
町長も「これだけ大ごとになっているのだから、周辺4町村以外にも声
をかけてしかるべきだ」と指摘した。

 

 新たに設ける検討部会の構成町村は、今後の協議で詰める。3号機営
業運転再開について「新聞報道でしか分からない」(倶知安町の福島町
長)という不満が噴出したかたちだ。 

 

 検討部会の設置を提案した黒松内町の若見雅明町長は、「原発問題を
後志町村会全体の議論として一つでくくることに問題がある。地元4町
村と異なる意見を持つ町村長が集まり、一定の見解を示さなくてはなら
ない」と述べた。 

 

 泊原発から10キロ圏の泊、岩内、共和、神恵内の4町村は原発がら
みの交付金を受け、道の防災計画の対象として原発関連情報が流されて
きた一方、10キロ圏を超えた町村には、福島第1原発事故後も、道や
北電からの情報伝達は、ほとんどない状況が続いている。11日の後志
町村会では、同日公表された高橋はるみ知事のコメントだけが読み上げ
られた。 


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

  		 	   		  


CML メーリングリストの案内