[CML 011233] Re: 萩谷様(紅林) Re: 8/6 (土)日本針路研究所講演会「原 発事故の警鐘 和の 女性文化への転換を」(講師:村田光平さん)のご案内

hagitani ryo liangroo at yahoo.co.jp
2011年 8月 10日 (水) 05:17:12 JST


紅林様、どうもたびたびありがとうございます。

なかなか興味深いですね。村田さんという人にお会いしたら、意気投合しちゃっ
たりするかもしれません(^^);

おっしゃるとおり、批判すべきものかどうかは不明で、むしろ積極的に評価すべ
き部分を多くもっているかもしれないと思います。
日本病、あるいは、日本教(イザヤ・ベンダサンではないが)あるいは日本宗と
言うべきものから目を離さず、日本の近代を父性的なものの問題ととら えるこ
とには、私は賛成です。母性とは言いたくありませんけど。

1996年に、差別と偏見のマニフェストみたいな林道義の 「父性の復権」が、各
ページ毎に何カ所もデタラメを満載した内容にもかかわらずミリオンセラーに
なったことを私は忘れません。村田氏もそういう日 本の状況に危機感をもった
方のようで、もしそうなら大いに結構です。

ただ、和という言葉は、日本を意味するという以前に、日本は和の文化であるな
どというふうに言われています。これはかなりいやらしい言葉です。仲 間内に
閉じこもり、よそ者を排除するために使われてきた言葉です。個人を抑圧するこ
とが和ではないか思います。

また長くりそうです。読んだこともない人のことを推測ばかりであれこれ言うの
はこれでやめにします。失礼しました。

(11/08/10 1:40), pkurbys at yahoo.co.jp wrote:
> 萩谷様
>  
>  紅林進です。
>    
>    私は、今回の村田光平氏の講演も聴いていないし、村田氏の著作も
>   雑誌『プランB』第34号(2011年8月号)に掲載された「力の父性文明
>   から和の母性文明へ和へ〜東日本原発震災に直面して〜」しか読んで
>   いませんので、正確なところはわかりませんが、その短い雑誌論文と
>   下記講演のレジュメから判断する限りは、ここで村田氏が使っている
>   「和の女性文化」や「和の女性文明」の「和」は日本を意味する「和」を
>   意味する、あるいはそれと掛けたということではないようです。
>    
>    その雑誌論文でも日本を「和」の文化や文明として讃えた文章は
>   一切なく、「明治時代に取り入れた競争と対立を特徴とする父性文化
>   は日本を敗戦という破局に導きましたが、終戦により引き継がれたのは
>   経済至上主義という父性思考形態でした。日本の原発政策はまさに
>   これに立脚していると思われます。」(同誌P6)とはあるものの、かと
>   言って、明治以前の日本を「和の女性文化」等と言及したり、讃えたり
>   する表現はありません。日本を批判する個所はありますが、それを
>   讃える文章は少なくともこの短い(6ページ)文章にはありません。
>    
>      また私は読んでいませんが、村田氏が朝日新聞から出された著書の
>   タイトルも『原子力と日本病』となっており、日本やその文化に対しては
>   かなり批判的に考えているようです。
>    
>    むしろ村田氏は日本というよりも、人類史的にとらえているようですし、
>   (講演のレジュメでも「トインビーの予言」を挙げていました)、村田氏が
>   現在やっているのは「地球システム・倫理学会」という学会(私はその
>   内容は全く知りませんが)の活動とのことです。
>    
>    しかし私は村田氏のまとまった著作『原子力と日本病』(朝日新聞社、
>   絶版)などを読んでいませんので、それ以上は何も言えませんし、
>   村田氏の意見を肯定も否定もできませんが、ただ「父性・母性」と単純
>   に二分し、論じること自体には私自身は違和感があります。(そういう
>   側面からの考察も必要だとは思いますが)
>    
>   
> hagitani ryo <liangroo at yahoo.co.jp> wrote:
>
>   紅林さん、レスありがとうございます。
>  先日は、あれこれ書いてしまい、すみませんでした。
>  繰り返しになりますが、こういうとき「日本」とか「東洋」とか言って、狭い
> 「アイデンティティ」にすがろうとする、閉じこもった姿勢は何よりい けない
> と、これだけは頑として言いたいと思います。
>  しかも、それが女性と抱き合わせなんだから、ほんとにいやらしい!!
>  象徴はおぞましい、象徴は往々暴力的です・・・
>  もっとも、フランスのある女性のアーティストがつくった「戦争の起源」とい
> う作品が、おちんちんの形をしていたのが正しいのなら、女性的な文明 を志向
> することで、平和を得ようというのは、間違いではないだろうとは思います。
>
>  そんなことを思っていたら、YouTubeでなんとか彩子という女のロッ
> カーがひどく右翼的な唄を歌っているのを見つけました。
>  ニッポンを立ててやろうなんて、じつに反女性的行為だ!! 女性の権利を自
> ら損なう行為だ。
>
>  口直しに、こんなのはいかがでしょう。
>
>  フランスのアナーキストらしいシャンソン歌手
>  ジャック・デルジェイエ氏のサイトです。
>
> http://www.deljehier.levillage.org/
>
>  このサイトをスクロールし、
>
> Chansons revolutionnaires  (革命歌)
>
>  というのをクリック。
>
>  そこでまたスクロールすると、こんなことが書いてあります。
>
> Pour ecouter "L'internationale" dans 40 langues,
> avec les paroles, cliquez Ici
>
> (インターナショナルを40カ国語歌詞つきで聴くには、ここをクリック)
>
>  最後の、
>
>    Ici  (ここ)
>
> という小さな四角をクリックすると
> 世界40カ国語のインターが出てきます。
> なかでも、1カ国語で3つもバージョンがあるというのは
> たぶん日本だけです。その2番目と3番目をぜひお楽しみください。
>
>
>
>
>
> (11/08/09 3:28), pkurbys at yahoo.co.jp wrote:
>> 萩谷様
>>
>> 紅林進です。
>>
>> 先日は私の投稿にコメントいただきありがとうございました。
>>
>> 「どうぞ、村田さんの話、どんなだったかお伝えください。」とのことでしたが、
>> 当日は私は別の用事があり、この講演会には結局出席できず、したがって
>> 村田光平さんの話も聴けませんでした。
>>
>> ご返事が遅くなって失礼いたしました。
>>
>>                          紅林進        
>>                          pkurbys at yahoo.co.jp
>>
>>
>> hagitani ryo 
> wrote:
>> 紅林さん、在ガーナの野次馬、萩谷です(m__m)。アフリカは私にとって母
>> なる世界です。
>>
>> 紅林さんが、村田さんというひとの言葉にひっかかるのは、よくわかる気がします。
>>
>> 女性的文明ということなら考えますが、そこに日本、和と来てはね。
>>
>> 鶴見俊輔は老いるとともに女になるように努めてきたそうで、私もそれには賛成です。でも、それは和だとか言う垢まみれの骨董品みたいな言葉で語る べきことじゃないと思います。
>>
>> たしかに、いま日本が重要な世界のかなめだと思いますが、そのどこにも指導者づらしていいようなところはないはずです。
>> 先の戦争で悔いなかった、あのときは米国にしてやられたという思いが邪魔して悔いなかった、だから今、ほかのどこの国も恨むことのできない立場に 身を置いて、今度こそ悔いなければいけないのです。
>> その意味でたしかに原発を生んだ日本の文化こそが問題だと思います。その日本の文化を父性の文化というのは正しいと思います。
>> しかし、そこで、西洋の文明が終わりを告げるなんていう発想になって、明治以来旧態依然たる「日本対西洋」の対立を持ち出すなら、紛れもない反動 でしょう。
>>
>> 紅林さん、ほかの皆さん
>> 唐突なようだけど、言いたい。
>> 私は、日本人のなかで、いったい何人目の外国生活者だろうと思います。
>> もう数え切れないひとたちが外国で長期暮らしてきたはずです。
>> そのなかで、日本の国民性は遠慮と卑下だという視点から外国を見ようとした人がどれだけいたでしょう。
>> 自分を、自分の家族、親兄弟を、自分の友人、恋人を誇ることを、どれほど日本人は遠慮し、「おやばかでございますが」などと言って卑下しなければ ならな
>> いことでしょう。こんなことを言うと、多くの外国人が呆然とします。
>> 思い浮かべてほしいのですが、切腹と親子心中(子殺しをしても非難を受けな
>> い!!)は、日本独自(江戸時代以降の)です。私は、遠慮と卑下と、切 腹・
>> 親子心中のような死の美化と、そして、イラクで善意の活動のために行って人質になった3人の日本人がバッシングを受けたことを、別々のことで はないと
>> 思っています。
>> 村田さんという人は、けっこうな身分の方ですから、日本を本当に批判できる
>> か、疑問です。
>>
>> 私は、遠慮と卑下と言いましたけれども、これは右翼が好む「自虐」などという
>> 悪質な言葉とは何の関係もありません。
>> この国を誇ることは個の自虐です。とりわけ女性にとってはそうです。
>> この国を卑しめ、否定するところに、個の尊厳が可能です。とりわけ女性はそうです。
>>
>> イタリア生活の長いある女性は、マルチェロ・マストロヤンニに会ったことがあ
>> るそうです。それからかなりたって再会したら、覚えていてくれたので 「ま
>> あ、覚えていてくださったんですか」と言ったら、マスロトヤンニは「あなたの
>> ように美しい人をどうして忘れるでしょう」と答えたので、すっか りめろめろ
>> になった、日本の男性は、そういう女性の心をとろかす話術をご存じない、と
>> 語っていました。
>> 日本の男は話術を知らないのでしょうか?
>>
>> それは一応あたっています。
>> だけど、その一つの原因は、日本語にあります。正確に言うと、日本語のなかにセットされた日本文化にあります。
>> 日本文化のなかに身を置いて日本語で語るかぎり、言えないことと言うのがあるのです。西洋などでは食事の前に「おいしく召し上がれ」というような ことは言うけど、いただきますだの、ごちそうさまなどとは言わない。それと同様に、日本語では言わないことというのがあるのです。言語が悪いので
>> はない。文化がいけないのです。
>> 私だって、マストロヤンニくらいの台詞、フランス語だったら言います。日本か
>> ら出たら、男女を問わずハグしてチュです。
>> 知人の日本人女性も「私だって、英語やフランス語で喋ってるときは別の自分です」と言っていました。これですよ。「英語は女を解放する」というタ イトル
>> の本だってありますが、これは真理です。
>>
>> 日本語は女性に女らしさを強制する言語であることを、私たちは片時も忘れてはいけません。そしてその女らしさの表現は、少なくとも半分は男に対し て目下として自分を言い表すことで成り立っているのだということを。
>>
>> でも、こういうことの実体は何なのか、これまでちゃんと見つめられてこなかっ
>> た気がしてなりません。
>>
>> 「堕ちよ」と坂口安吾が書いてからもう60年以上になります。日本は堕ちればいいのです。
>>
>> どうぞ、村田さんの話、どんなだったかお伝えください。
>>
>> (11/08/04 2:44), pkurbys at yahoo.co.jp wrote:
>>> 紅林進です。 
>>>
>>> 私も会員になっていますNPO法人日本針路研究所が今週末
>>> 8月6日(土)に開催します講演会のご案内をさせて
>>> いただきます。
>>>
>>> また講演される村田光平さんのレジュメも併せてご紹介
>>> させていただきます。
>>>
>>> なお私自身は村田光平さんとは面識がなく、著書も読んだ
>>> ことはないのですが、「和の女性文化」という表現には
>>> 多少違和感も感じますが、よろしかったらご参加ください。
>>>
>>>
>>> (以下、転送・転載歓迎)
>>>
>>>
>>> <日本針路研究所の講演会のご案内>
>>>
>>> テーマ 原発事故の警鐘 和の女性文化への転換を
>>> 日時:8月6日(土)午後1時から
>>> 会場:文京区民センター 3C(地下鉄春日駅、後楽園駅下車)
>>>      地図http://www.b-academy.jp/faculty/c04_01_j.html?area=mainColumn
>>> 講演:村田光平さん
>>>    元駐スイス大使  地球システム・倫理学会理事
>>>    『原子力と日本病』(朝日新聞社)著者
>>> 参加費:700円
>>> 主催:NPO法人日本針路研究所
>>>    http://www3.ocn.ne.jp/~shinroin/
>>>
>>>
>>>  3・11東日本原発震災の巨大な衝撃は、「原発安全神話」を
>>> 完全に吹き飛ばし、脱原発への流れを創り出しました。脱原発
>>> 移行期が始まったのです。
>>>  多くの人たちが、これまでの生活スタイルや価値観を問い直
>>> さなくてはと考え始めています。エネルギーをどんどん消費して
>>> 「快適な」生活を望むだけでよいのか、それではやってゆけない
>>> のではないか、何をどう変えたらよいのか思案しています。
>>> 「原発文化」を超えるにはどうしたらよいのでしょうか。
>>> 人間は自然とどのように向き合い、他人とどのような関係を
>>> 創り出さなくてはいけないのでしょうか。
>>>  講師に招いた村田光平さんは、1990年代後半にスイス大使を
>>> 歴任され、現在は地球システム・倫理学会理事の理事をされて
>>> います。早くから、〈脱原発〉を主張し、原発の存在を許して
>>> いるのは、「責任感、正義感、倫理観」の欠如による「日本病」
>>> に起因すると鋭く批判し、3・11後には「「力の『父性文化』
>>> を、和の『母性文化』へ転換する」ことこそが必要だと提起
>>> しています(『朝日ジャーナル』特集号)。
>>>  国際的な会議の経験も豊かで含蓄のあるお話を聞いて、考え
>>> ましょう。
>>>  質疑討論の時間もゆっくりあります。ぜひ、参加しよう!
>>>
>>>
>>>
>>> <村田光平氏講演会のレジュメ>
>>>
>>>  8月6日に行なう講演会のレジュメが届きましたので紹介します。
>>>  ぜひ、直接、お話を聞いて質疑・討論しよう!
>>>  場所:文京区民センター
>>>  時間:1時から
>>>  参加費:700円
>>>
>>>  講演会 原発災害 和の母性文明への転換を
>>>                主催:NPO法人日本針路研究所        
>>>                          2011.8.6
>>>  講演 村田光平
>>>
>>> 福島原発事故と世界の将来
>>> ――民亊、軍事を問わない核廃絶の実現へ
>>> 1 福島原発事故に思う
>>> 〈1〉 地球システム倫理学会の緊急アピール
>>> 〈2〉 国連倫理サミットと地球倫理国際日の創設
>>> 〈3〉 哲学としての天地の摂理
>>> 2 脱原発への展望
>>> 〈1〉 倫理と責任に欠ける原子力
>>> 〈2〉 浜岡原発の運転停止
>>> 〈3〉 保証できない再稼動の安全性
>>> 〈4〉 全原発の運転停止
>>> 〈5〉 世界への発信の責務
>>> 3 父性文明から母性文明へ
>>> 〈1〉 母性文化の着想
>>> 〈2〉 父性・母性両文化の比較(男性・女性文化との相違〉
>>> 〈3〉 トインビーの予言
>>> 〈4〉 オバマ大統領の役割
>>> 〈5〉 新文明の三つの方向
>>> 4 紛争解決に不可欠な母性思考形態
>>>  これまでの発信の成果
>>> 5 民亊、軍事を問わない核廃絶と日本の役割
>>>  核兵器も原発もない世界
>>>
>>> 村田さんは、元駐スイス大使で、地球システム倫理学会の理事です。
>>>
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