[CML 011198] 遺伝子を破壊しガンを誘発 《内部被曝》こそ深刻な脅威(平賀 緑)+福島事故で「ガン患者41万人」 「欧州放射線リスク委」予測根拠あるのか

uchitomi makoto muchitomi at hotmail.com
2011年 8月 7日 (日) 17:24:31 JST


「ECRRは、欧州議会に議席を持つ「欧州緑の党」のイニシアティブで1997年に設立された。しかし、欧州議会の下部組織ではなく、市民団体として、緑の党と同様にベルギーを本拠に活動している」という事実を初めて知りました。
 
 
遺伝子を破壊しガンを誘発
《内部被曝》こそ深刻な脅威
http://www.jimmin.com/htmldoc/142002.htm
 
「ジャニー・トウ・フォーエバー」平賀 緑
 
政府は、1ミリSVや20ミリSV/年間という基準を示していますが、これはあくまで、外部被曝の総量です。内部被曝の恐さをきちんと理解して主張していかないと、また原発を許してしまうことになりかねません。
チェルノブイリ事故後の調査によると、放射総の影響は、外部被曝=24%に対し、内部被曝は76%だそうです。放射線量当たりの影響は、内部被曝が外部被曝の600倍という研究者もいます。
 
国際放射線防護委員会は、内部被曝の影響を無視する立場で、第2次大戦後の放射線被曝による死者の数を117万人と試算しています。一方、内部被曝の影響を考慮する欧州放射線リスク委員会の推定は、実に6500万人。内部被曝を勘定に入れると、死者の数は実に約60倍になります。内部被曝の方が、はるかに人体への悪影響が大きいのです。
内部被曝は、局部的に強力に作用し、時間的継続性も長いために、遺伝子=DNAを破壊する力が高くなり、癌の発生を誘発します。
 
内部被曝は、大部分は食品からだと言われています。特に学校給食は、子どもたちに選択の余地なく与えられる食事ですから、汚染されたものであってはなりません。
チェルノブイリ原発事故で汚染されたベラルーシでも、学校給食は、汚染されていない地域の良材を輸入していると聞いています。汚染された地域では地産地消の流れが途絶えてしまうことは残念ですが、今は、ケースバイケースで取り組まねばならないのではないでしょうか。
 
内部被爆の問題は、長く隠されてきました。京都大学原子炉実験所の小出裕章さんは、「国が本当にいやがっていることは、公衆が汚染の事実を知ってしまうことであり、彼らの本当の防衛線は汚染データを公表しないという点にこそある」「大切なことは、放射能汚染の真実を公衆に知らせ、一人一人が主体的に汚染と向きあう作業だ」と仰っています。
 
 
 
福島事故で「ガン患者41万人」 「欧州放射線リスク委」予測根拠あるのか
http://www.j-cast.com/2011/07/31102698.html?p=all
 
2011/7/31 10:30 

  市民団体である「欧州放射線リスク委員会」が、福島原発事故の影響によるガン患者が今後50年間で41万人余も出ると予測して、波紋を呼んでいる。根拠は本当にあるのだろうか。
 
   ガン患者の予測は、欧州放射線リスク委員会(ECRR)が2011年3月30日に元のデータを発表した。
 
 
内部被曝考慮に入れていないと批判

   それによると、福島第1原発から200キロ圏内では、今後50年間でガン発症が41万人を越え、今後10年間を見ても半数の22万人余に達するという。政府が規制値の参考にしている国際学術組織「国際放射線防護委員会(ICRP)」が今後50年間で6000人余と予測しているのに比べ、ケタが2つも違う。
 
   ECRRでは、ICRPは呼吸や飲食による内部被曝を考慮に入れていないとし、その予測方法を批判している。
 
   7月20日には、ECRRのクリストファー・バズビー科学議長(65)が来日した。報道によると、バズビー氏は会見で、福島第1原発から100キロ圏では今後10年間でガン患者が32%も増えると指摘。政府が放射線量の規制値を年1ミリシーベルトから20ミリシーベルトに緩和したことを無責任だなどと批判した。ECRRは、内部被曝を考慮して、年0.1ミリシーベルトを規制値に主張している。
 
   日本でも、反原発で知られる作家の広瀬隆さん(68)らが、こうした予測結果などを元に、原発関係者らを7月8日に東京地検特捜部に刑事告発したと会見して明かすまでになっている。
 
   ECRRは、欧州議会に議席を持つ「欧州緑の党」のイニシアティブで1997年に設立された。しかし、欧州議会の下部組織ではなく、市民団体として、緑の党と同様にベルギーを本拠に活動している。
 
   その予測結果は、どれだけ信用できるのだろうか。
 
 
専門家は疑問呈すも、内部被曝の怖さには理解

   内部被曝をどう見るかを巡っては、国立がん研究センターが2011年6月22日に開いた「放射線被ばくについての公開討論会」でも、大きな議論になった。
 
   国立がん研究センターのサイトに掲載された動画を見ると、北海道がんセンターの西尾正道病院長は、討論会でECRRの予測結果をICRPと比較してこう指摘している。
 
「どっちが正しいかは、分かりません。ECRRは、よく理解できない生物・物理係数のような特殊な係数を掛け合わせており、過剰な数字になっています。ICRPも、逆に、ずいぶん少ないなというのが実感ですね。まさに政治的な立場によって、これだけのデータのばらつきがあります」

   ただ、西尾病院長は、内部被曝の方がよりリスクがあって怖いことをもっと考慮すべきだと説く。放射性物質がもし体内に残留すれば、長い期間にわたって深刻な影響をもたらすからだ。特に、α・β線といった粒子線は強力な発がん性があるので恐ろしいという。
 
「(政府は)空間線量率を測って、γ線だけの外部被曝を問題視し、20ミリシーベルトと議論しています。しかし、これは被曝のごく一部を語っているに過ぎません。健康被害については、これだけでは、全然語れません。(政府のやり方は)虚構、欺瞞ですね。20ミリシーベルトを安全と称しているのはウソです」

   医療従事者でさえ年平均で0.21ミリシーベルトしか浴びていないという。そのうえで、西尾病院長は、内部被曝の影響がまだ調べられていないとして、「排泄物を含めて放射線の量を測っていかないといけません」と指摘した。
 
 
「低線量被曝のリスク推定は科学的に困難」

   一方、ICRP委員でもある大分県立看護科学大学の甲斐倫明教授は、公開討論会で、内部被曝については、「外部被曝と同じ線量なら、それよりリスクが高いという証拠はありません。リスクは同じです」と主張した。
 
   外部・内部被曝の両方とも、粒子線の影響も考えなければならないが、まず全体としての被曝線量をみるべきだとする。20ミリシーベルトなどは、安全基準ではなく、あくまでも目安や上限値であって、そこまで被曝していいということではないという。甲斐教授は、「低線量被曝のリスク推定は科学的に困難ですが、どんなに微量でも何らかのリスクがあります」として、全体として浴びる線量を少なくすることにむしろ注力すべきではないかと指摘した。
 
   そのうえで、甲斐教授は、西尾正道病院長と同様に、「今後は、内部被曝の線量情報もしっかり評価していくことが必要です」と提言した。
  		 	   		  


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