[CML 011160] 【河北新報】「南相馬市が原発交付金辞退 市長「浪江・小高」立地を拒否

uchitomi makoto muchitomi at hotmail.com
2011年 8月 5日 (金) 13:31:25 JST


昨日の信州の内科医・色平哲郎さん講演会@京都には、木曜日の晩という時間帯にもかかわらず30名を超す参加者で、平賀緑さんの名司会もあってTPPと医療崩壊の危機や原発事故後の南相馬市の状況などについてフロアからの発言も交えてすこぶる活発な議論が行われました。熱弁を振るわれた色平哲郎さんと熱心に議論に参加されたフロアの方に感謝です。「ユニークな話の中に深刻な実態が紹介されていて時間を忘れるほどでした。感謝します」(アンケートより)。
 
 色平さんの友人でもある南相馬市の桜井市長が原発交付金を辞退し、原発立地拒否の姿勢を表明しました。現地の大除染作戦と復興について「東京のゼネコンを入れたのでは、誰のための復興かわからない。地元でやりますよ…復興は100年先、200年先を見据えて慌てずやっていきたい」(AERA8月8日号記事より)と桜井市長が語っているように、放射能被害から住民を守りつつどのような「震災復興」を構想するのか(大企業中心、農漁業の大企業支配のための「復興」か、地域住民中心・地域の真の自立のための復興かが)問われています。
 
現代の肖像 ◆ 桜井勝延
●福島県南相馬市長/山岡淳一郎
 
 ほかの記事もいいですが、特に「放射能と「妊婦の心」」では実際に原発事故で人工中絶する妊婦さんが出ていることなど、チェルノブイリ事故後(人工中絶が行われた)と同じような状況が生まれつつあるというショッキングな報告記事もありました。
 
AERA 2011年8月8日号
定価:380円(税込)
表紙:伊藤穰一●MITメディアラボ所長
発売日:2011年8月1日
  2011年8月8日号  
http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=12869

特集 避暑地ホットスポット/「妊婦の心」と放射能
原発・震災
 
放射能
「汚染がれき」が拡散する
岩手・宮城のがれき処理受け入れ予定の自治体一覧/川崎、京都で市民反発
放射能と「妊婦の心」
「セシウム稲わら」の福島、宮城、岩手/放射性物質は福島第一原発から宮城北部、岩手
 
放射能で分断される国
「うちはもう経済的に限界」母たちの溝/子どもにマスクで分かれるグループ/避難民受け入れに温泉街「もう限界」
 
避暑地「ホットスポット」
那須塩原、日光、軽井沢、平泉で記者が測定/高かったのは「駅前」「商業施設」/標高上がると線量下がった
 
税金
原子力が安全」に138億円
原発地元に情報誌配布2980万円/新聞雑誌の不正確な報道に対応した情報提供1897万円
 
自治体
スクープ 
「九電やらせメール」背後に佐賀県知事の影
 
農政
汚染牛を生んだ農水省の無知
 
人物
反原発貫く大間の母娘と弁護士
 
震災
石巻市・田代島「やっぱり猫と生きていく」
 
エネルギー
風力発電の限界と未来形
 

 
南相馬市が原発交付金辞退 市長「浪江・小高」立地を拒否
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110805-00000008-khks-l07
 
河北新報 8月5日(金)6時10分配信
 
 東北電力浪江・小高原発(福島県浪江町、南相馬市)建設計画について、南相馬市の桜井勝延市長は4日、「福島第1原発事故で大きな被害を受けた自治体として、新規立地は受け入れられない。東北電力側にも先月、市の考えを伝えた」として計画を拒否する姿勢を明確にした。桜井市長は「脱原発」の姿勢をあらためて示すため、建設計画に伴う電源3法交付金の一部の申請を見送る方針も決めた。
 
 浪江・小高原発は出力82万5000キロワットで、東北電は2021年度の運転開始を目指し、用地買収などを進めていた。

 南相馬市が受け取らないことを決めたのは、立地調査開始から運転開始までが対象の「電源立地等初期対策交付金」。本年度は約5200万円の交付が内示されていた。交付金申請時期は5月と10月。5月は東日本大震災などの影響で申請できず10月も申請しない方針。3市町合併で発足した06年度以降、同市には総額約2億円の初期対策交付金が支給されていた。

 ただ浪江・小高原発の周辺を対象とする、初期対策交付金以外の約9900万円は申請するという。福島第1原発周辺の自治体に出される年間約5500万円の交付金の扱いは、今後検討する。

 原発事故後、自治体の原発関連の交付金辞退が表面化したのは初めて。

 南相馬市は原発事故後の6月、東京電力や東北電力の株主総会で株主として脱原発の提案に賛成するなど、原発に厳しい姿勢に転換していた。

 桜井南相馬市長が拒否姿勢を明確にした浪江・小高原発建設計画について、東北電力は「現時点では計画について、はっきりとしたことを申し上げられる段階にない。国のエネルギー政策の議論も踏まえ、適切に対処したい」とコメントした。 . 		 	   		  


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