[CML 011134] Re: 8/6 (土)日本針路研究所講演会「原発事故の警鐘 和の女性文化への転換を」(講師:村田光平さん)のご案内

hagitani ryo liangroo at yahoo.co.jp
2011年 8月 4日 (木) 08:30:58 JST


紅林さん、在ガーナの野次馬、萩谷です(m__m)。アフリカは私にとって母
なる世界です。

紅林さんが、村田さんというひとの言葉にひっかかるのは、よくわかる気がします。

女性的文明ということなら考えますが、そこに日本、和と来てはね。

鶴見俊輔は老いるとともに女になるように努めてきたそうで、私もそれには賛成
です。でも、それは和だとか言う垢まみれの骨董品みたいな言葉で語る べきこ
とじゃないと思います。

たしかに、いま日本が重要な世界のかなめだと思いますが、そのどこにも指導者
づらしていいようなところはないはずです。
先の戦争で悔いなかった、あのときは米国にしてやられたという思いが邪魔して
悔いなかった、だから今、ほかのどこの国も恨むことのできない立場に 身を置
いて、今度こそ悔いなければいけないのです。
その意味でたしかに原発を生んだ日本の文化こそが問題だと思います。その日本
の文化を父性の文化というのは正しいと思います。
しかし、そこで、西洋の文明が終わりを告げるなんていう発想になって、明治以
来旧態依然たる「日本対西洋」の対立を持ち出すなら、紛れもない反動 でしょう。

紅林さん、ほかの皆さん
唐突なようだけど、言いたい。
私は、日本人のなかで、いったい何人目の外国生活者だろうと思います。
もう数え切れないひとたちが外国で長期暮らしてきたはずです。
そのなかで、日本の国民性は遠慮と卑下だという視点から外国を見ようとした人
がどれだけいたでしょう。
自分を、自分の家族、親兄弟を、自分の友人、恋人を誇ることを、どれほど日本
人は遠慮し、「おやばかでございますが」などと言って卑下しなければ ならな
いことでしょう。こんなことを言うと、多くの外国人が呆然とします。
思い浮かべてほしいのですが、切腹と親子心中(子殺しをしても非難を受けな
い!!)は、日本独自(江戸時代以降の)です。私は、遠慮と卑下と、切 腹・
親子心中のような死の美化と、そして、イラクで善意の活動のために行って人質
になった3人の日本人がバッシングを受けたことを、別々のことで はないと
思っています。
村田さんという人は、けっこうな身分の方ですから、日本を本当に批判できる
か、疑問です。

私は、遠慮と卑下と言いましたけれども、これは右翼が好む「自虐」などという
悪質な言葉とは何の関係もありません。
この国を誇ることは個の自虐です。とりわけ女性にとってはそうです。
この国を卑しめ、否定するところに、個の尊厳が可能です。とりわけ女性はそう
です。

イタリア生活の長いある女性は、マルチェロ・マストロヤンニに会ったことがあ
るそうです。それからかなりたって再会したら、覚えていてくれたので 「ま
あ、覚えていてくださったんですか」と言ったら、マスロトヤンニは「あなたの
ように美しい人をどうして忘れるでしょう」と答えたので、すっか りめろめろ
になった、日本の男性は、そういう女性の心をとろかす話術をご存じない、と
語っていました。
日本の男は話術を知らないのでしょうか?

それは一応あたっています。
だけど、その一つの原因は、日本語にあります。正確に言うと、日本語のなかに
セットされた日本文化にあります。
日本文化のなかに身を置いて日本語で語るかぎり、言えないことと言うのがある
のです。西洋などでは食事の前に「おいしく召し上がれ」というような ことは
言うけど、いただきますだの、ごちそうさまなどとは言わない。それと同様に、
日本語では言わないことというのがあるのです。言語が悪いので はない。文化
がいけないのです。
私だって、マストロヤンニくらいの台詞、フランス語だったら言います。日本か
ら出たら、男女を問わずハグしてチュです。
知人の日本人女性も「私だって、英語やフランス語で喋ってるときは別の自分で
す」と言っていました。これですよ。「英語は女を解放する」というタ イトル
の本だってありますが、これは真理です。

日本語は女性に女らしさを強制する言語であることを、私たちは片時も忘れては
いけません。そしてその女らしさの表現は、少なくとも半分は男に対し て目下
として自分を言い表すことで成り立っているのだということを。

でも、こういうことの実体は何なのか、これまでちゃんと見つめられてこなかっ
た気がしてなりません。

「堕ちよ」と坂口安吾が書いてからもう60年以上になります。日本は堕ちればい
いのです。

どうぞ、村田さんの話、どんなだったかお伝えください。

(11/08/04 2:44), pkurbys at yahoo.co.jp wrote:
>                                                     紅林進です。 
>    
>   私も会員になっていますNPO法人日本針路研究所が今週末
>   8月6日(土)に開催します講演会のご案内をさせて
>   いただきます。
>    
>   また講演される村田光平さんのレジュメも併せてご紹介
>   させていただきます。
>    
>   なお私自身は村田光平さんとは面識がなく、著書も読んだ
>   ことはないのですが、「和の女性文化」という表現には
>   多少違和感も感じますが、よろしかったらご参加ください。
>    
>     
>     (以下、転送・転載歓迎)
>    
>
>   <日本針路研究所の講演会のご案内>
>   
> テーマ 原発事故の警鐘 和の女性文化への転換を
> 日時:8月6日(土)午後1時から
> 会場:文京区民センター 3C(地下鉄春日駅、後楽園駅下車)
>        地図http://www.b-academy.jp/faculty/c04_01_j.html?area=mainColumn
>   講演:村田光平さん
>    元駐スイス大使  地球システム・倫理学会理事
>    『原子力と日本病』(朝日新聞社)著者
> 参加費:700円
> 主催:NPO法人日本針路研究所
>        http://www3.ocn.ne.jp/~shinroin/
>
>
>  3・11東日本原発震災の巨大な衝撃は、「原発安全神話」を
>   完全に吹き飛ばし、脱原発への流れを創り出しました。脱原発
>   移行期が始まったのです。
>  多くの人たちが、これまでの生活スタイルや価値観を問い直
>   さなくてはと考え始めています。エネルギーをどんどん消費して
>   「快適な」生活を望むだけでよいのか、それではやってゆけない
>   のではないか、何をどう変えたらよいのか思案しています。
>   「原発文化」を超えるにはどうしたらよいのでしょうか。
>   人間は自然とどのように向き合い、他人とどのような関係を
>   創り出さなくてはいけないのでしょうか。
>  講師に招いた村田光平さんは、1990年代後半にスイス大使を
>   歴任され、現在は地球システム・倫理学会理事の理事をされて
>   います。早くから、〈脱原発〉を主張し、原発の存在を許して
>   いるのは、「責任感、正義感、倫理観」の欠如による「日本病」
>   に起因すると鋭く批判し、3・11後には「「力の『父性文化』
>   を、和の『母性文化』へ転換する」ことこそが必要だと提起
>   しています(『朝日ジャーナル』特集号)。
>  国際的な会議の経験も豊かで含蓄のあるお話を聞いて、考え
>   ましょう。
>    質疑討論の時間もゆっくりあります。ぜひ、参加しよう!
>
>    
>    
>     <村田光平氏講演会のレジュメ>
>
>  8月6日に行なう講演会のレジュメが届きましたので紹介します。
>  ぜひ、直接、お話を聞いて質疑・討論しよう!
>  場所:文京区民センター
>  時間:1時から
>  参加費:700円
>
>  講演会 原発災害 和の母性文明への転換を
>                主催:NPO法人日本針路研究所        
>                          2011.8.6
>  講演 村田光平
>
> 福島原発事故と世界の将来
> ――民亊、軍事を問わない核廃絶の実現へ
> 1 福島原発事故に思う
> 〈1〉 地球システム倫理学会の緊急アピール
> 〈2〉 国連倫理サミットと地球倫理国際日の創設
> 〈3〉 哲学としての天地の摂理
> 2 脱原発への展望
> 〈1〉 倫理と責任に欠ける原子力
> 〈2〉 浜岡原発の運転停止
> 〈3〉 保証できない再稼動の安全性
> 〈4〉 全原発の運転停止
> 〈5〉 世界への発信の責務
> 3 父性文明から母性文明へ
> 〈1〉 母性文化の着想
> 〈2〉 父性・母性両文化の比較(男性・女性文化との相違〉
> 〈3〉 トインビーの予言
> 〈4〉 オバマ大統領の役割
> 〈5〉 新文明の三つの方向
> 4 紛争解決に不可欠な母性思考形態
>  これまでの発信の成果
> 5 民亊、軍事を問わない核廃絶と日本の役割
>  核兵器も原発もない世界
>
> 村田さんは、元駐スイス大使で、地球システム倫理学会の理事です。
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