[CML 009253] 明日 4/28 (木)緊急報告会「福島の現状と復興に向けた取り組み−被災者の声と会津の挑戦−」@ PARC のご案内(転載)

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2011年 4月 27日 (水) 00:08:26 JST


紅林進です。
   
  私も会員になっているアジア太平洋資料センター(PARC)では、
  明日4月28日(木)に「福島の現状と復興に向けた取り組み−
  被災者の声と会津の挑戦−」という緊急報告会を開催します。
   
  私自身は私の関わっています政治の変革をめざす市民連帯
  (略称:市民連帯、CS)のCS千葉懇話会と重なってしまったため、
  このPARCの報告会には出席できないのですが、この報告会の
  ご案内を転載させていただきます。
   
  なおPARCでは、先日ご案内したように、PARC自由学校の特別
  講座「活動家一丁あがり!」実行委員会と共催で、5月11日(水)に、
  活動家一丁あがり!緊急シンポジウム「東日本大震災から2カ月
  ―いま、私たちにできること」を開催します。  

  併せてご案内させていただきます。
   
   
  (以下転送・転載大歓迎)
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【4/28】緊急報告会
「福島の現状と復興に向けた取り組み−被災者の声と会津の挑戦−」


3月11日に発生した東北関東大震災。
福島県は、地震、津波に加え、原発事故による大きな被害を受けています。
そんななか、福島県内でも被害が軽微な会津地方は、
被災者を積極的に受け入れるとともに、福島の復興に向けて動き出しています。
約1カ月間、会津若松市に滞在し、会津での避難者支援活動を中心に、
南相馬市やいわき市への物資提供や福島の農産物支援活動などを行なってきた
岩崎健幸さんが、福島の現状や復興・再生に向けた取り組みをお伝えします。
原発事故の収束が見えないなか、日々刻々と変化する現地の状況に対し、
今後求められる復興支援について、考えていきたいと思います。
また、後半では、福島県田村郡三春町の滝桜花見まつりに参加したPARC事務局の
内田より簡単なご報告をさせていただきます。
ぜひふるってご参加ください!

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緊急報告会
「福島の現状と復興に向けた取り組み
       −被災者の声と会津の挑戦−」

◆日時:2011年4月28日(木)19:00〜20:30
スケジュール
19:00〜19:50 福島での活動報告
19:50〜20:15 質疑応答
20:15〜20:30 福島県三春町の農家・NPOの人たちとの交流の一歩
        〜滝桜花見まつり報告〜(詳細下記)

◆入場料:300円(会場内で支援金のカンパを集めます。ご協力をお願いします)

◆会場:アジア太平洋資料センター(PARC)2F
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F
http://www.parc-jp.org/guidance/guidance_04.html

◆ゲスト:
☆岩崎健幸さん
プロフィール:東京大学大学院修士課程修了。3月25日〜4月21日に
福島県会津若松市のNPO素材広場で被災者・復興支援活動を行なう。
NPO素材広場http://sozaihiroba.net/

☆内田聖子さん(PARC)「滝桜花見まつり報告」
福島県の多くの農家が、原発の放射能汚染による出荷停止や「風評被害」
に苦しみ、先行きが見えない状況に置かれています。福島県田村郡三春町も
そんな地域の一つです。毎年開かれてきた大規模な桜まつりも震災の影響で
今年は中止になりました。「どんどん町の元気が奪われている。皆が集まって、
笑って、語り合う場をつくりたい」。農家の女性たちはそう語っていました。
2011年4月23日、東京のNGOや農業ジャーナリスト等が、有志で集まり、地元の方
々と一緒に三春の里に集い、語り、楽しむ「花見まつり」を開催しました。この
先、深刻な被害を乗り越え、支えあう関係をどうつくるか模索している中ですが
、
地元の人たちの現在の声を皆さんにお伝えします。


◆主催&お問い合わせ:
アジア太平洋資料センター(PARC)
〒101-0063 
東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F
TEL:03-5209-3450  FAX:03-5209-3453
E-mail:office at parc-jp.org
☆予約不要ですが、人数把握のため、メールをいただけたら幸いです。
京野:parcfs at parc-jp.org
      またはsayahome at hotmail.com
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(転送・転載ここまで)

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    【転送・転載歓迎!】

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■ 
■ 活動家一丁あがり! 緊急シンポジウム       ■
■ 東日本大震災から2カ月―いま、私たちにできること  ■
■                       ■■■■

●日時:2011年5月11日(水)19:00〜21:00 開場18:30
●会場:韓国YMCA 9F 国際ホール(千代田区猿楽町2-5-5)
 http://www.ymcajapan.org/ayc/jp/
●参加費:300円 ※予約優先
●主催:活動家一丁あがり!実行委員会
●共催:PARC自由学校
●お申込み・お問合せ
〒101-0063 千代田区神田淡路町1-7-11東洋ビル3F
アジア太平洋資料センター(PARC)
TEL.03-5209-3455 FAX.03-5209-3453
E-mail :office at parc-jp.org http://www.parc-jp.org/
★イベント詳細はこちら
http://www.parc-jp.org/freeschool/event/110511iccho_book.html

「活動家一丁あがり!〜社会にモノいう初めの一歩」は、PARC自由学校の特別講
座として2010年5月より開講。現在の格差社会・貧困化する社会に対して「何か
モノを言いたい!」「変えるために何かしたい!」と思っている若者がそのノウ
ハウを学んできました。
2010年度の講座を終えた直後の2011年3月11日、東日本大震災が起こりました。
地震・津波、そして原発と何重にも重なる被害の中で、何万人もの命が奪われ、
住む場や仕事を失い、将来の不安を抱えている人たちの数ははかりしれません。
震災直後から、多くの人たちが、現地での緊急救援活動や、被災地から避難して
きた人たちのサポート、東京電力や政府への異議申し立て、情報発信などを積極
的に行なっています。
被害の規模も深さもあまりに大きく、1人ひとりの力はあまりにも小さい――多
くの人がそう感じているのではないでしょうか。しかし、わたしたちはこんなと
きだからこそ、被災地や避難所で暮らす人たちや、原発事故の被害のせいで農業
・漁業を続けられない人たち、仕事や将来に不安を抱える人たちとつながりなが
ら、活動を広げていきたいと考えています。
「何かやってみたいけど、自分には何ができるのか?」「被災地での活動ってど
んなこと?」と思っている方、ぜひご参加ください。
※当日は、実際に現地ボランティアを募っている団体の情報や紹介なども行う予
定です。

●発言・パネリスト:活動家一丁あがり!実行委員
◇湯浅 誠(自立生活サポートセンター「もやい」事務局次長/反貧困ネットワー
ク事務局長)
◇河添 誠(首都圏青年ユニオン書記長)
◇松元千枝(しんぶんワーカーズ・ユニオン/全国一般労働組合東京南部)
◇内田聖子(アジア太平洋資料センター〈PARC〉事務局長)
◇須田光照(全国一般東京東部労組書記長)
◇土屋トカチ(映画監督)
◇志波早苗(パルシステム生活協同組合連合会 運営本部運営室スタッフ)
◇的屋勝一(パルシステム東京労働組合委員長) 
◇稲場雅紀(動く→動かす 事務局長)
◇西 あい(動く→動かす パブリック・モビリゼーションチーム)


●パネリストからのメッセージ〜シンポジウム開催によせて〜●
◇湯浅 誠
「自分も何かしたいが、何をどうすればいいか、わからない」−−活動家一丁あ
がり講座は、こうした声に応えるために始めました。いま、戦後最悪の複合災害
の中で、日本中の人たちが同じような思いを抱えています。「では、自分は何を
どうするか」。それを考える力とノウハウを身につけることは、結果として災害
に強い社会をつくることにもなるだろうと思います。

◇松元千枝
東日本を地震と津波が襲った2日後に被災地東北入りした。自然の破壊力に言葉
を失い茫然としたが、絶望の中にも現地の人たちの家族や、家や生活を取り戻そ
うとしている願いと力を見た。「何かせずにいられない」と誰もが思っている。
その思いを寄せ集めて、今わたしたちにできることを一緒に考えていこう。

◇内田聖子
4月上旬、宮城県南三陸町、女川、石巻の被災地を訪ねました。大震災によって
生活の場から引き剥がされた人たちの労苦やはがゆさ、不安は計り知れない。そ
して原発事故によって農業や漁業を続けていけない人たちの無念。これらを引き
受けつつ、知恵を絞り、できることを少しずつでも行動していくことが必要だと
痛感しました。人の痛みを理解し、自分のできることの可能性と限界の間で揺れ
ながらも、モノをいい、動く。そんな「活動家」が大量に求められている時だと
思います。

◇須田光照
大震災がらみの労働相談を受けて感じること。非常時だからこそ階級観点をおざ
なりにすべきではない。大震災という難局をどう乗りこえるか。経営者は一切を
労働者の犠牲で生き残ろうとする。労働者は団結して闘って生活と権利を守るし
かない。労資の境界線をより明確に認識すべき。安易な「挙国一致」に流される
訳にはいかない。

◇土屋トカチ
東北大震災後、友人の映像制作者は東北へ向かった。私自身は、現地へ赴いては
いないが、ユーストリームを使った放送「レイバーネットTV」のキャスターとし
て、現状について考えながら伝えてきた。大手メディアが「大本営発表」になり
下がった今、市民の手によるメディアが担う役割について、映像も交えて話して
みたい。

◇河添 誠
4月初め、私も宮城県に入った。津波のあとは、無惨な瓦礫の山しかなかった。
住民の日常生活は根こそぎ破壊された。福島第一原発からは、放射能が漏れ続け
ている。「3・11ですべてが変わってしまった」。と、多くの人が思うような
状況が生まれているのは事実だ。だが、本当にそうなのだろうか?非正規労働者
の無権利状態、失業者が生活保護を受けられない状況、「構造改革」によって農
業・中小企業が破壊されている状況・・・こうしたことは、3・11以前から連
続していて、それが3・11以後に、むしろ、さらに拡大させられているのでは
ないか?いま、新しい運動を考えるときには、3・11以前から連続する運動課
題と3・11以後の状況とをつなげることが必要なのではないだろうか?新しい
運動の課題とそれを担う「新しい活動家」について、みなさんと考えたい。

◇志波早苗
いま私たちにできること:未曾有の天災・人災を前にして、日本そのものの様相
が変わるのかなと思います。もう50歳を越した私に出来る事は、経済活動をほん
の少しの助力でも、彼の地の生産物を食する事。また、協同組合に関わってきた
ものとして、自助・共助できる仕組みづくりを彼の地の人々と共にしたいと考え
ています。 

◇的屋勝一
被災地を震災後4日目に視察、5日間現地で寝泊りして宮古市、山田町、陸前高
田市、釜石市を回りました。仕事では災害対策担当、労働組合では委員長、物資
供給・事業再興とボランティア支援など2つの活動を組み合わせながら、自分の
足元から活動を創り上げたい。そして被災地外の人たちはエネルギーを被災地に
注ぎましょう。

◇稲場雅紀
頑張れ、復興という言葉がメディアにこだまする。しかし、その言葉の空虚さに
、
誰もが心の何処かで気づいている。自粛をやめ消費するのが復興のため、という
新自由主義者に、誰一人踊らないのは、数万の死者の視線を、どこかで感じてい
るから。今、日本の大地に生きている我々は、全て東日本大震災の「生存者」。
東日本大震災は、日本を「歴史の終わり」の向こう側から引き戻した。システム
ではなく、人間が歴史を作る時代の再来。「活動家」はその鍵となる。

◇西 あい
東日本を襲った震災とそれに続くさまざまなできごとは、従来の開発が引き起こ
した負の側面を私たちに突き付けた一方で、オルタナティブな社会づくりに向け
た私たち「普通の人」の持つ可能性も見せてくれています。この震災をポジティ
ブな転換点とするために、私たちができること・すべきことを一緒に考えましょ
う。



 


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