[CML 009058] 低線量被曝は大丈夫か?

Yasuaki Matsumoto y_matsu29 at ybb.ne.jp
2011年 4月 16日 (土) 23:41:02 JST


みなさまへ   (BCCにて)松元
放射線量のごまかし、「しきい値」基準による「安全」など、依然として低線量被曝の軽視が横行しています。以下、いくつかのサイト紹介です。

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■誤魔化されないで!自然放射線量は、0.0001mSv/hです。1mSv/hは、自然放射線量の一万倍です
http://blog.goo.ne.jp/luca401/e/c061406bdb92b964714a45110d0d51f9
つれづれ2010.2009:2006 / 2011-03-17 05:46:38

「語り部」の小川さんから転載します。

《誤魔化されないで!自然放射線量は、0.0001mSv/hです。1mSv/hは、自然放射線量の一万倍です!》

小川です。過小評価を見抜くために!
元熊大理学部教官で、熊本脱原発ネットの神谷杖治さんの分かりやすい指摘!

御用学者の言う「この程度の放射線量は大騒ぎする量ではないのだ」という主張の誤りを確認して下さい。

御用学者は

1) 「 1mSvという放射線値は公衆が1年に受ける自然放射線量に過ぎないから、大した線量ではない」などと巫山戯たことを言っています。

 検出した 1mSv とは、1mSv/h のことで、「公衆が1年に受ける自然放射線量」とは 1mSv/y = 1/(24×365) = 1/8,760=0.0001mSv/h 
のことであって 「1mSv/h とは、公衆が1年に受ける自然放射線量 1mSv/y の1万倍」だということを承知の上で故意にす 
り替えています。

2) 「胃の透視で受ける線量より少ない」などとも言っています。胃の透視はその時だけの被曝ですが、大気の線量が高いというのは、その線量を浴び続けて日常生活をするということです。胃透視の線量を受け続けて日常生活をする人など居ません。胃透視線量で過ごす時間を考えれば、凄い被曝量の日常生活だ ということになります。これも承知の上で誤魔化し 
ています。

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■低レベル被ばく影響に関する最近の報告より(京都大学今中哲二)
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/seminar/No106/imanaka090306.pdf

■年間限度線量の被ばくでも発がん(米国科学アカデミー、国際がん研究機関)
http://www.nuketext.org/topics3.html

■ICRP勧告(1990年)による個人の線量限度の考え 
(09-04-01-08)
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=09-04-01-08

■[TUP-Bulletin:0044] 放射性物質に国境はない―アメリカは安全なのか?
http://www.tup-bulletin.org/modules/contents/index.php?content_id=935
ここには、「3月23日に東京の水道水から検出されたヨウ素は、デンバーの水道水に含まれるヨウ素の約3万3千倍」あるいは「日本の水道水の基準値はアメリカの基準値の約2700倍」!との指摘があります。(松元)
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