[CML 008956] 神保哲生氏小出先生にインタビュー、再臨界の疑い濃厚

Yasuaki Matsumoto y_matsu29 at ybb.ne.jp
2011年 4月 11日 (月) 21:13:46 JST


みなさまへ  (BCCにて)松元
童子丸さんから以下の紹介がありました。小出先生のさらに突っ込んだ話です。

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小出先生は同じ4月8日に、神保哲生氏と宮台真司氏(社会学者・首都大学東京教授)のビデオ・ニュースによる電話インタビューで、もう少し突っ込んだ話をしておられます。またこのビデオ・ニュースには神保哲生氏による新たな情報も含まれています。

http://www.videonews.com/asx/news/news_521-1.asx

福島原発で再臨界の疑いが濃厚に


神保氏はニューヨークタイムズの記事から、NRC(米国原子力規制委員会)が福島2号機で燃料の一部が圧力容器から漏れ出して格納容器の底にたまっている可能性、および破裂(または爆発)の可能性を語っていると紹介しています。次に、同じNYタイムズが、日米合同(東芝とウエスチングハウス社)で福島原発の廃炉計画作りを行っていること、その廃炉と跡地に関する報告を4月4日にすでに東京電力に提出したこと(2週間前からその作業を行ってきたこと)を伝えていると紹介します。

また今回の窒素注入が米国からの指示に基づいて行われている、つまり、日本政府も東京電力も当事者能力を失い米国に「おんぶに抱っこ」の状態に陥っていることも、神保氏と宮台氏の対談で語られています。

小出先生は、この番組で次の点を指摘しておられます。

《新たなデータで原子炉内の温度が上がったということは二つの可能性を示す。[箋僂失敗した、発熱が増えた。冷却が今までどおりに行われているとすれば、△硫椎柔しか残らない。発熱が増えたということは、崩壊熱が徐々に下がるものである以上、ウランの核分裂(連鎖反応)が再び起こったこと(再臨界)を示す。

燃料棒が壊れて圧力容器や格納容器の底にたまっているわけではない。圧力容器内部は燃料のペレットが落ちるような隙間は無い。圧力容器の下のほうには水があり燃料棒は形状を保っていると考えられるが、崩れ落ちた燃料はその上で、水の流路をふさぐような形で方々にたまっていると考えられる。ペレットのたまり方によっては再臨界は起こりうる。

あるいは、ペレットはUO2(二酸化ウラン)物質でできているが、もし周りに酸素があるとU3O8に変化して、水の中にその粒子が分散して泥水のような形になる。それが圧力容器の底にたまるなら、そこで再臨界が起こるかもしれない。
従来は再臨界は起こらないだろうと思っていたが、そういうことが起こっているかもしれない。

「再臨界」といってもそれが原爆のような爆発を意味するのではない。1999年に起こった東海村の核燃料工場JCOで起こった再臨界事故がある。水の沸騰によって再臨界とその収束をゆっくりと繰り返す。

再臨界では、熱の発生で危険な方向に向かう。また核分裂生成物を大量に作ってしまう。新たなデータで放射線量が急激に上がったのはそのためではないか。
今までの冷やし方ではもう追いつかない。かといって一度に大量の水をかけると蒸気の圧力を高めるだけになる。非常に慎重な注水が必要。

海水中の塩素に中性子が当たって塩素38が発生したと考えられるが、塩素38の濃度の高さから、中性子の量が多かったと思われる。再臨界が起こったことを示しているのではないか。データミスであってほしいが、東京電力はいまのところデータの修正をしていない。

最悪の事態では水蒸気爆発となる。そうならないようにしてもらいたい。ホウ素注入が必要。

米国からの進言で窒素注入が行われたが、これは圧力容器の中に酸素が外から入っていることを示しているのではないか、東京電力はそのデータを持っているのではないかと思われるが、詳しくは分からない。窒素を注入すれば必然的に放射性物質が外に漏れる。どちらにしても困ったことになる。

最悪のシナリオになれば水蒸気爆発。桁違いの放射性物質が出てくる。風向きによれば東京が避難すべき地域になるだろう。(風下では200km〜300km)》

大まかな話は以上の通りです。
後はこのビデオニュースでご確認ください。

童子丸
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