RE: [CML 008889] 科学的根拠のない憶測・・・について

T. kazu hamasa7491 at hotmail.com
2011年 4月 9日 (土) 14:40:28 JST


松元さん
転載ありがとうございました。
諸留さんがお読みになっていたら思い、書き込みさせていただきます。

原子力施設の事故における放射能や放射線に対する防護対策は、退避のこと、
安定化ヨウ素剤投与のこと、汚染飲食物の規制のことなど、すべてを、ICRPが
各国に「勧告」し、細かいデータを各国に提供ています。それを、各国が国情に
あわせてアレンジして基準化しているようです。

ですから、そうした規準を守ることは、それぞれに原発反対の世論を抱えている、
原発推進国同士の互いの国際的義務、国際公約でもあるわけです。

私は、現在の我が国の現状は諸留さんがおっしゃるとおり、原子力安全委員会が
基準化した数値を守れない、原発推進者自らそれを破ろうとしている状況です。
一般公衆の安全基準である年間1mSvを捨て去り、「100mSvまでは身体に影響
しない」とまで、2桁の「より危険」の受容を、一般公衆に押し付けようとしています。

現実の問題は、国民の政府や安全委員会への不信感をバネにして、「安全基準」
という第6の安全の「壁」が、破られようとしていることです。原発再興の橋頭堡とし
て。翼戦体制をになう新聞、テレビなどマスコミがそれを主導しています。

私は、ICRPや原子力安全委員会は思想的には酷い組織かもしれませんが、いまは、
それらがつくった「安全基準ぐらい守れ!」、「安全基準が守れないエリアには国家
保障が義務付けられた退避命令を出せ!」、との主張に絞りたいと思っています。
そうしないと、仮に原発が沈静化したとしても、福島の土地と人間は自己責任の
名のもとに、放置されるでしょう。

ni0615拝






みなさまへ (BCCにて)松元
これまで京都の諸留さんの熱意あふれる警告に共感してたびたび転送してきまし
たので、もしやこのような「憶測」をお持ちの方がいるかもしれませんのでこれ
も転送いたします。

=======

《パレスチナに平和を京都の会》の諸留です

 広島原爆“黒い雨”も調査した広島大原爆放射線医科学研究所(原医研)の星正
 治教授(放射線物理・生物学)も、3月28、29日に、京都大や広島大の研究者ら
 が福島第1原発から30キロ以上離れた福島県飯舘村南部で放射線量を測定。土壌
 から1平方メートルあたり200万1Bq(ベクレル)以上の高濃度のセシウム137
 (Cs-137)を検出したことを踏まえ、「土壌汚染30キロ圏外も危険」と指摘。
 msn産経ニュース[2011.4.7 11:07]
 http://sankei.jp.msn.com/science/news/110407/scn11040711100001-n1.htm 
 
 高濃度地域でも、数メートル違うと、放射性物質が全く検出されないことも珍し
 くない。距離は必ずしも安全性の基準にはならない。 
 
 飲料水や農産物、魚介類の含まれる汚染放射線許容安全値の評価をめぐり、私
 (諸留)がお伝えしている情報は「科学的根拠のない憶測。チェーンメールをコ
 ピー送信してるだけ。風評をまき散らすもの」等の指摘を一部の方から頂戴し
 ております。これについては、皆様各自の自己責任で、以下の諸点を御確認して
頂きたいと思ってます。
 
 (1)原子力委員会、原子力安全・保安院(NISA)、厚生労働省、経済産業省など
 の政府や東京電力、更にはNHKを始めとするマスコミ各社が流す、我が国で現
 在報道される放射線許容量の安全基準は、全て、「国際放射線防護委員会」
 (International Commission onRadiological Protection
 ・・・いわゆるICRP ) の基準値に基づく情報です。
 
 (2)このICRPの基準値を容認するか、否かは、科学的客観性の領域の問題では
 なく、私(諸留)も含め、個々人の「思想信条の領域問題」に属することであるこ
 とは、ICRP 発足とその歴史的経過を辿れば明らかです。
 
 (3)このICRPの基準値を受け入れ、それを前提として情報判断するのか? そ
 れとも、このICRP基準値を受け入れず、それを問題あるものとして情報判断する
 のか?は、各自の自由な判断に任せるべき問題であり、私(諸留)も含め、他の何
 人からも強要されるべきものでないことは、改めてお断りするまでもないことで
 す。
 
 (4)私(諸留)個人としては、このICRPの基準値を無条件に容認する立場に立者
 ではありませんが、しかし、今まで(又これからも)私(諸留)がお伝えした(お
 伝えする)放射線安全値も、全てこの「国際放射線防護委員会」(ICRP)の基準
 値に基づいた(受け入れるか否かは別に)ものです。
 
 (5)従って、私(諸留)が伝える放射線汚染許容値が「何ら科学的根拠のない
 もの」と批評なさる方は、「国際放射線防護委員会」(ICRP)の基準値の科学的
 根拠の有無を「科学的に」検討、立証すべきと思われます。
 
 (6)「疑わしきときは被告人の利益とすべし」の司法基準と同様、「(安全基
 準値が)疑わしきときは国民市民大衆の安全最優先とすべし」の立場に立つのか?
 「疑わしくてもICRPの基準を盲信すべきであり、たとえそれが結果的に市民の安
 全を損なう事になっても仕方がない」の立場に立つかは、科学的根拠云々で処理
 できる問題でないことは明らかです。こうした当然のことにも拘わらず、後者の
 立場に立たず、前者の立場に立つ私(諸留)の情報を「科学的根拠がない」と批評
 なさるの方は、「科学的思考」と「政治的思考」の《すり替え》を意図的におこ
 なうものと思われます。
 
 (7)マックスェーバーの、いわゆる「没価値性」「価値判断からの純粋中立性」
 が、自然科学の領域でも、単純には成立し得ないことは、近代物理学を代表する
 量子力学論の根幹の「素粒子位置の不確定性原理」からも自明のことです!科学
 的な根拠の有る無しを、軽々しく言う前に、自らの生命観、自然観、人間観が、
 いかなる世界観に立脚しているかが、自らに問われていることを、真っ先に自覚
 して欲しいと思ってます。
 ------------------------------------
 《パレスチナに平和を京都の会》
 "Peace for Palestine" in Kyoto Movement(PPKM)代表:
 諸留(モロトメ)能興(ヨシオキ)
 〒611-0002 京都府宇治市木幡赤塚63-19[TEL=FAX]:0774-32-1660E-Mail:
 yoshioki-afym at kkd.biglobe.ne.jp
 ------------------------------------------------------------------------
 パレスチナ連帯・札幌 代表 松元保昭〒004-0841  
 札幌市清田区清田1-3-3-19TEL/FAX : 
 011-882-0705E-Mail : y_matsu29 at ybb.ne.jp
 振込み口座:郵便振替 02700-8-75538
 ------------------------------------


----------------------------------------
> From: y_matsu29 at ybb.ne.jp
> To: cml at list.jca.apc.org
> Date: Sat, 9 Apr 2011 03:25:40 +0900
> Subject: [CML 008889] 科学的根拠のない憶測・・・について
>
> みなさまへ (BCCにて)松元
> これまで京都の諸留さんの熱意あふれる警告に共感してたびたび転送してきましたので、もしやこのような「憶測」をお持ちの方がいるかもしれませんのでこれも転送いたします。
>
> =======
>
> 《パレスチナに平和を京都の会》の諸留です
>
> 広島原爆“黒い雨”も調査した広島大原爆放射線医科学研究所(原医研)の星正治教授(放射線物理・生物学)も、3月28、29日に、京都大や広島大の研究者らが福島第1原発から30キロ以上離れた福島県飯舘村南部で放射線量を測定。土壌から1平方メートルあたり200万1Bq(ベクレル)以上の高濃度のセシウム137(Cs-137)を検出したことを踏まえ、「土壌汚染30キロ圏外も危険」と指摘。msn産経ニュース[2011.4.7 11:07]http://sankei.jp.msn.com/science/news/110407/scn11040711100001-n1.htm 高濃度地域でも、数メートル違うと、放射性物質が全く検出されないことも珍しくない。距離は必ずしも安全性の基準にはならない。 飲料水や農産物、魚介類の含まれる汚染放射線許容安全値の評価をめぐり、私(諸留)がお伝えしている情報は「科学的根拠のない憶測。チェーンメールをコピー送信してるだけ。風評をまき散らすもの」等の指摘を一部の方から頂戴しております。これについては、皆様各自の自己責任で、以下の諸点を御確認して頂きたいと思ってます。(1)原子力委員会、原子力安全・保・・賊・・・瓶践、厚生労働省、経済産業省などの政府や東京電力、更にはNHKを始めとするマスコミ各社が流す、我が国で現在報道される放射線許容量の安全基準は、全て、「国際放射線防護委員会」(International Commission onRadiological Protection・・・いわゆるICRP )の基準値に基づく情報です。(2)このICRPの基準値を容認するか、否かは、科学的客観性の領域の問題ではなく、私(諸留)も含め、個々人の「思想信条の領域問題」に属することであることは、ICRP 発足とその歴史的経過を辿れば明らかです。(3)このICRPの基準値を受け入れ、それを前提として情報判断するのか?それとも、このICRP基準値を受け入れず、それを問題あるものとして情報判断するのか?は、各自の自由な判断に任せるべき問題であり、私(諸留)も含め、他の何人からも強要されるべきものでないことは、改めてお断りするまでもないことです。(4)私(諸留)個人としては、このICRPの基準値を無条件に容認する立場に立者ではありませんが、しかし、今まで(又これからも)私(諸留)がお・・舛┐靴拭覆ナ舛┐垢襦吠鋓誉・汰潅佑癲∩瓦討海痢峭餾殃鋓誉・標邂儖・顱・・・智・ぢ)の基準値に基づいた(受け入れるか否かは別に)ものです。(5)従って、私(諸留)が伝える放射線汚染許容値が「何ら科学的根拠のないもの」と批評なさる方は、「国際放射線防護委員会」(ICRP)の基準値の科学的根拠の有無を「科学的に」検討、立証すべきと思われます。(6)「疑わしきときは被告人の利益とすべし」の司法基準と同様、「(安全基準値が)疑わしきときは国民市民大衆の安全最優先とすべし」の立場に立つのか? 「疑わしくてもICRPの基準を盲信すべきであり、たとえそれが結果的に市民の安全を損なう事になっても仕方がない」の立場に立つかは、科学的根拠云々で処理できる問題でないことは明らかです。こうした当然のことにも拘わらず、後者の立場に立たず、前者の立場に立つ私(諸留)の情報を「科学的根拠がない」と批評なさるの方は、「科学的思考」と「政治的思考」の《すり替え》を意図的におこなうものと思われます。(7)マックスェーバーの、いわゆる「没価値性」「価値判断からの純粋中立性」が、自・・害奮悗領琉茲任癲・噂磴砲論・・憩世覆い海箸蓮・畭緤ヘ・悗鯊緝修垢詢婿厠漏慙世虜・瓦痢崛芭鎧勸銘屬良坡猟蠕原諭ψぁ蕕蘯・世里海箸任后イ奮愿、丙・鬚陵る無しを 據垢靴・世α阿法⊆・蕕寮弧心僉⊆・慨僉⊃祐峇僂・△い・覆訐こΥ僂卜・咾靴討い襪・・⊆・蕕北笋錣譴討い襪海箸髻⊃燭胆茲房・个靴突澆靴い隼廚辰討泙后・・《パレスチナに平和を京都の会》"Peace for Palestine" in KyotoMovement(PPKM)代表:諸留(モロトメ)能興(ヨシオキ)〒611-0002 京都府宇治市木幡赤塚63-19[TEL=FAX]:0774-32-1660E-Mail:yoshioki-afym at kkd.biglobe.ne.jp------------------------------------------------------------------------パレスチナ連帯・札幌 代表 松元保昭〒004-0841 札幌市清田区清田1-3-3-19TEL/FAX : 011-882-0705E-Mail : y_matsu29 at ybb.ne.jp振込み口座:郵便振替 02700-8-75538 ------------------------------------
 		 	   		  


CML メーリングリストの案内