[CML 008738] 原発事故てんでんこ
Hayariki
hedomura2 at hotmail.co.jp
2011年 4月 2日 (土) 12:43:19 JST
福島原発周辺で放射線量が高い地域の乳幼児を含む人々が避難しないことについて、「一時的という提案は困難かと思われます。ましてや個人的な提案には、ほぼ乗らないのではないでしょうか」との指摘がありました。私も非難は先行きの「丸ごとの生活」を受け容れる体制を公共セクターが構築することが筋と考えます。自己責任の名の下に公が責任を放棄することは許されません。
一方で周辺地域の人々が「他の人々も生活しているから大丈夫だ」という心理でとどまっているならば危険です。現在問題になっている放射能は文字通り「直ちには健康に影響を及ぼすものではない」ためです。
三陸沖では津波に対する教訓として「津波てんでんこ」という言葉があります。「てんでんこ」とは「てんでんばらばらに」という意味で「他人に構わず一人で逃げろ」という意味です。東日本大震災の被害は確定していませんが、津波の物的被害に比べれば、相対的には人的被害は少ないと見られています。それは「津波てんでんこ」の教訓を活かしたためとも指摘されています。この「てんでんこ」の精神は津波だけでなく、原発事故に対しても必要なように感じました。
--
『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力
http://book.geocities.jp/hedomura/
http://hayariki.webnode.com/
CML メーリングリストの案内