[CML 008735] Re: 乳幼児について
金野奉晴
tk0612 at plum.plala.or.jp
2011年 4月 2日 (土) 10:06:18 JST
池田さん、コメントありがとうございます。
一時的にでも・・・というお気持ちは痛いほど分かります。
しかし、基本的に避難所にいる人々の心理は次のような
気持ちで占められていると思います。
・できれば故郷から離れたくない。
・避難所から次へのステップはよほど安定した目算が
なければ考えにくい。
・相馬市は放射能測定値の数字が低い
・以上の項目にはそれぞれ「不安」という気持ちが加わり
私たちの想像を超える心理状態にある。
こうした人々を対象に「一時的」という提案は困難かと
思われます。ましてや個人的な提案には、ほぼ乗らない
のではないでしょうか。
何か組織的な形からの提案、自治体からの提案ならば
可能性は少し高まるかもしれません。
今、テレビで報道していましたが、埼玉県加須市の取組
では、双方の首長が職員を交えて下準備を行い、1200名
の集団避難を実現し、避難先での就労支援に至るまで
行っています。
先行きの「丸ごとの生活」を受け容れる体制を、自治体
がらみで作れないか・・・・・・私も思案中です。(大言壮語)
それもこれも受け容れ自治体の首長の人格にかかっていますが。
避難所で暮らす方の大半が、自宅エリアに戻りたいと思っているが
その約半数の方が「多分戻れないだろう」と思っているという原発災害
の恐ろしさが、徐々に浮き彫りになってきています。
「丸ごとの生活」を引き受ける覚悟と体制。これが求められはじめています。
金野
> 池田です。
>
> 金野さん、現地に行けない者として、頭が下がります。
>
> 個人のレベルで小さいお子さんのいるご家庭が一時でもいいから避難する、というのも不
> 可能な感じですか?
> hahakoネットワークは個人のうけ俺先とそういう方をつないでいます。
> 毎日数組決まっています。
> この情報、現地に行く出身者や豊田さんらジャーナリストに配っていただいています(紙
> に印刷して)。
> まだまだなのですが。
>
> きょうもこれから東京の避難場所に配りに行きます。
> 何度か配って、そこにいるご家族もつなぎました。
>
>
> **************
> 母子疎開支援ネットワーク[hahako]
> http://hinanshien.blog.shinobi.jp/
> 池田香代子ブログ
> http://blog.livedoor.jp/ikedakayoko/
> ツイッター@ikeda_kayoko
> **************
>
>
CML メーリングリストの案内