[CML 005783] 大阪府の来年度教育予算にかかわる要求署名にご協力ください

柏原 貴司 l.korisu-club.80.ion at ezweb.ne.jp
2010年 9月 30日 (木) 15:31:41 JST


大阪の柏原です。

私も参加する教育市民署名実行委員会が呼びかけている「大阪府橋下知事あて来年度教育予算にかかわる要求署名」へのご協力をお願いします。

橋下知事は以下の施策を画策し、ますます競争と格差の差別教育を強めようとしています。

○橋下知事は、教育委員会に指示し、府立高校の内の10校だけを進学指導特色校に指定して、今年度の府予算で他校の2倍の学校予算をつけました。 

小・中学校では、去年の全国学力調査の結果が低かった学校に、府教委が作成した繰り返し練習の教材を使うことを押しつけ、点数アップに努力していると認めた学校だけに1名ずつ教員を増やしています。

来年度に向けては、国の全国学力調査が今年と同じ抽出の部分調査なら大阪府独自の学力テストを行い、その結果を公表して「学力向上」を競わせると言っています。

○橋下知事は、本来は独立しているはずの教育委員会にそれらを直接指示し、学校では職員会議を廃止して、校長の経営権限で独断で進めさせようとしています。府・市教育委員会の教育長が校長全員を評価・査定し、その校長が教職員全員を評価・査定している教職員評価システム(新勤評制度)をさらに改悪し、5段階査定の給与格差を一層拡大して、教職員をトップダウンに黙って従う駒にしようとしています。

○橋下知事は、障がい児が地域でともに育つための施策や、在日韓国・朝鮮人の子どもの公立学校での民族教育の保障など少数者の教育を軽視し続けています。そして、朝鮮学校への補助金だけを凍結し、各種学校としての府の認可取り消しを検討するとおどして、市民に排外意識をあおっています。

○橋下知事就任以来の競争をあおり格差を拡大していく「教育改革」の下で、学力テストの点数アップと大学進学だけが重視され、生活条件が厳しく競争のスタートラインにつけない子どもを含めて、すべての子どもが地域でともに生きていくための学力を育てる、学校教育本来の予算が削減され放置され続けています。小学校1・2年生以外の35名学級化は放棄され、病休等の代替講師教員が不足して担任不在の学級が続発しているのが、大阪の現状です。

橋下府政の教育政策は、根本的転換が必要です!

11月30日〆切、国籍・府民かどうか・年齢を問いません。FAXで送ってもらえます。「教育市民署名」ブログのアドレスにアクセスして、一度署名用紙を見てください。よろしくお願いします。

「教育市民署名」ブログアドレス 

http://kyouikusyomei.jugem.jp/

署名送付先
FAX:06‐6242‐8131(教育市民署名実行委員会)

郵送:534‐0024
大阪市都島区東野田町4‐7‐26‐304

なかまユニオン気付 ・教育市民署名実行委員会




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