[CML 005707] 『1985年 花であること』大阪・神戸上映会

yosihiro yakusige ysige1971 at gmail.com
2010年 9月 22日 (水) 11:04:13 JST


CMLlの皆様

日本における民族差別/アパルトヘイト政策に身を挺して
異議申し立てをされてきた在日中国人、徐翠珍さんの闘いの
記録ドキュメンタリーです。
まだ、ご覧になっていない方はぜひお越しください。

役重


【転送・転載歓迎】

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     ◎ドキュメンタリー映画

     『1985年 花であること
      聞き取り―華僑2世徐翠珍的在日』

     制作・監督:金成日 上映時間:75分

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【予告編】
http://www.youtube.com/watch?v=6RkutsqBptQ


≪大阪上映会≫

日時 ● 2010年10月2日(土)午後6:00〜開場 6:30〜上映

会場 ● エル・おおさか 南ホール(TEL 06-6942-0001)
  地下鉄・京阪天満橋駅より西へ徒歩3分
  http://www.l-osaka.or.jp/pages/access.html

入場料 ● 800円(当日・前売りとも)


≪神戸上映会≫

日時 ● 2010年10月15日(金)午後7時〜

会場 ● 神戸学生青年センター(TEL 078-851-2760)
  阪急六甲駅より北東へ徒歩3分
  http://www.ksyc.jp/map.html

※東京、京都でも上映準備中


      *  *  *


日本における移民労働者のさきがけとなった老華僑(戦
前から日本に生きた在日中国人とその子孫)。

1947年、徐翠珍さんは1930年代に渡日した上海出身の両
親のもとに神戸で生まれ、神戸中華同文学校で民族教育
を受けた。

両親のこと、子ども時代、就職、公務員採用の国籍条項
撤廃闘争、指紋拒否運動、大赦拒否訴訟、靖国訴訟、9
条を守る取り組みなど、徐さんの活動と生き様をインタ
ビューでたどりながら昨年改悪された入管法と「指紋の
今」を告発する。


      *  *  *


制作・監督 ● 金成日(キム ソンイル)

1951年生まれの韓国籍2世。1085年、外国人登録法に定
められた指紋押捺義務を拒否し翌86年に逮捕される。
違法な逮捕だとして国家賠償請求訴訟を起こし最高裁ま
で争うが敗訴。


≪連絡先≫

映画「1985年 花であること」上映プロジェクト
TEL 06-7777-4935(市民共同オフィスSORA)
FAX 06-7777-4925


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1980年代に「指紋押捺拒否」運動を担い、ついに2000年、
日本政府に「指紋押捺制度」を撤廃させる力となった二
人が、2010年の今、再び映像を通してみんなの前に姿を
現した。中国籍華僑2世の徐翠珍はドキュメンタリー映
画の主役として、韓国籍2世の金成日はその映画の監督
兼インタビュアーとして。

日本の満州支配に源流を持つ指紋制度。それに抗する80
年代拒否運動の軌跡をたどり、2007年ふたたび日本版US
ビジットという形で復活した制度を問う。指紋を押さな
ければ自分の生まれ育った日本に再入国できないという
理不尽!!

「ここで生きる」と徐翠珍は言う。「岩盤の裂け目に流
れる水」のようなドキュメンタリー映画を金成日は作っ
た。「日本人と在日中国人、在日朝鮮人の間にある裂け
目を明らかにすることは、裂け目を埋める作業でもある」
という監督の声がきこえるようだ。

鈴木常勝(日中現代史研究者、紙芝居師)

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