[CML 005697] 非国民入門セミナー第22回&23回 無国籍の人々の権利、国籍と無国籍を考える

maeda akira maeda at zokei.ac.jp
2010年 9月 21日 (火) 19:24:55 JST


前田 朗です。

9月21日

転送歓迎

既報で恐縮ですが期日が迫ってきたので再送します。

非国民入門セミナー そしてみんな非国民になった!? 第22回と第23回は
同日開催です。

今回のテーマは「無国籍」です。日本社会に生きる無国籍の人々の状況を知り、
学び、ともに考えます。

「無国籍」を考える、「無国籍」の人々の権利保障を考えると同時に、国籍と無
国籍についても考えてみませんか。一方では「国籍の権利」が重要ですが、しか
し、そこには「ナショナリズム(愛国心)」への回路が埋め込まれています。排
外主義的な愛国心に毒されない「国籍」論はいかにして可能なのか。

会場はいずれもラパスホールです。参加費(資料代含む):500円。

http://www.ne.jp/asahi/kyokasho/net21/gyojimap_rapasuhoru.htm

豊島区大塚2−33−10東京労働会館8F

JR大塚駅南口、都電大塚駅徒歩5分、

丸の内線新大塚駅徒歩7分

ぜひご参加ください。

****************************************

第22回 9月23日(木)午後2時〜

     会場:ラパスホール

         お話:陳天璽さん(国立民族学博物館准教授)

              「無国籍――忘れられた人々」

* 国 立民族学博物館先端人類科学研究部・准教授。文化人類学を専攻し、東南
アジア、台湾、中国、日本、華僑華人、無国籍者、移住移動者などの領域で研
究。著書に、『華人ディアスポラ』(明石書店)、『無国籍』(新潮社)、『忘
れられた人々 日本の「無国籍」者』(明石書店)など。

****************************************

第23回 9月23日(木)午後6時〜

     会場:ラパスホール

         お話:阿部浩己さん(神奈川大学教授)

               「国際人権法から見た国籍と無国籍」

*「人権」の視点に立って国際法にかかわる諸事象を分析することに主眼をおい
ている。実務との連結を重視しながら、これまで次のようなテーマを取り扱って
きた。国連の人権保障システム、地域人権保障、国際人権訴訟、難民の処遇、戦
後補償、性差別、社会権。現在は、経済のグローバル化や戦争、植民地主義が国
際法に及ぼす影響を中心に研究を進めている。方法論としては、ジェンダーの視
座を前面に押し出すフェミニスト・アプローチと第三世界アプローチに目下のと
ころ強い共感を覚えている。著書に『人権の国際化―国際人権法の挑戦』(現代
人文社)、『国際人権の地平』(現代人文社)、『フェミニズム国際法―国際法
の境界を問い直す』(監訳、尚学社)、『戦争の克服』(共著、集英社)、『抗
う思想/平和を創る力』(不磨書房)、『テキストブック国際人権法・第3版』
(共著、日本評論社)。


主催:平和力フォーラム
042−637−8872
maeda at zokei.ac.jp <mailto:maeda at zokei.ac.jp>





CML メーリングリストの案内