[CML 005600] 村木厚子元厚労局長はなぜ逮捕されたのか? その真相を追究するのがメディアの仕事というべきではないのか?

higashimoto takashi taka.h77 at basil.ocn.ne.jp
2010年 9月 12日 (日) 14:35:04 JST


郵便不正事件で逮捕、起訴された村木厚子元厚労局長について、大阪地裁は一昨日の10日に無罪判決
を出しました。この件についてメディア各紙はいっせいに11日付きで「特捜検察による冤罪だ」(朝日)、「検
察捜査の徹底検証を」(毎日)、「検察はずさん捜査を検証せよ」(読売)、「『秋霜烈日』の原点に戻れ」(産
経)などと検察批判の社説を掲げていますが、検察・特捜はなぜありもしない事件をでっち上げてまで〈無実〉
の村木元厚労局長を逮捕、起訴したのか? その真相について明快な解説、とまでいわないまでも、その
真相の一端でも明らめようという意欲の感じられる文字どおりジャーナリスティックな記事というべきものに
はいまのところ私はお目にかかれていません。

もちろん、真相は藪の中というべきですから、真相を明らめる記事はいまのところ書けないし、メディアは書
かないということなのでしょうが、「特捜が国民の信頼を回復しようとするなら控訴よりも、なぜ暴走したのか、
なぜ防げなかったのか、検証しぜひ説明すべきだ」(東京新聞社説)という論陣は当然のことだとしても、そ
うした論陣を張る前にメディアとして為すべきことがあるのではないか。もちろん、メディアならではの観点か
ら藪の中の真相に少しでも近接しようとするブン屋魂を持つべきではないか、ということを私は言っています
(ブン屋と呼ばれること自体に軽蔑を感じるような教養があるとはお世辞にもいえないいまのサラリーマン記
者のみなさんには望むべくもないのかもしれませんが。余計なことだとは思いつつついつい言ってしまいまし
た)。

村木元厚労局長がありもしない事件をでっち上げられて逮捕、起訴されたこの事件の真相の最大のヒント
は、同事件を手がけたのは検察庁の年間5億円を越える調査活動費を検察幹部の私的な飲食代、ゴルフ、 
マージャン代などに裏金化していることをテレビ朝日の報道番組『ザ・スクープ』に内部告発しようとして、ま
さにその内部告発をしようとした当日にでっち上げられた微罪容疑で逮捕された三井環(元大阪高等検察
庁公安部長)事件を手がけた大阪地検特捜部であった、というところに求められるように思います。

毎日新聞記者、東京新聞記者を経て現在フリー・ジャーナリストの古川利明氏によれば、村木元厚労局長
逮捕事件を指揮したのは、三井氏の口封じ逮捕事件を当時担当した大坪弘道大阪地検特捜部長ではな
いか(推測)といいます。

「ヒラんとき、『上の指示』で、こんなに上等に、『ないものを、デッチ上げる』ってことをヤリマクった大坪が、
今度は、『部チョー』で、部下を指揮するポジションにいりゃ、『ないものを、あったこと』にして、ナンボでも
ジケンを『作る』なんて、お茶の子サイサイ」(「古川利明の同時代ウォッチング」2010年9月8日付6番目の
#の項:http://toshiaki.exblog.jp/)。

また、今度の無罪判決を受けてコメントを出した大島忠郁大阪地検次席検事も上記の三井氏の口封じ逮
捕事件を大坪弘道大阪地検特捜部長(現)とともに担当した「司法ヤクザ」(同上)とも言います。

さらに古川記者は次のようにも言っています(言葉遣いはあまり品がいいとはいえませんが、彼の個性と
いうことで)。

「ワシの見立てでは、今回の『政局ソーサ』、つまり、『国策ソーサ』のことだが、その目的は、小沢に近い
『石井一』を葬り去ることだったと思う。今度のジケンで、『凛の怪』のカンブで、『倉沢邦夫』ってのが出て
くるが、コイツが、石井の『私設ヒショ』だったことに目を付け、『石井一の口利きがあった』というふうに、ジ
ケンを『デッチ上げる』ことが、まず、あったんだな。そこから、『登場人物』を適当にスリ替えていく過程で、
どうせ、オンナってことで、生贄にしやすいと踏んだんだろう。『障害保健福祉部チョー・塩田幸雄→(同部
企画課チョー・村木厚子)→同係チョー・上村勉』という図式にして、村木のオバハンをうまいことハメ込ん
どるんだな。この村木のオバハンの上司の塩田が、同じ讃岐人の元厚労副ダイジンの『木村義雄』と結
託して、上村にニセ証明書を作らせておるんだからな」(同上)

「だからだな、腐れケンサツも、村木のオバハンを控訴しとるヒマがあったらだな、『ジケンの真相解明』を
すべく、この4月に、出身地の香川ケンの小豆島の町チョーに、『無投票当選』で逃げやがった、この『塩
田幸雄』のおやぢとだな、その塩田に口利きした、同じ香川ケン選出の元衆院ギインで、この夏の参院セ
ンキョでも落選した、あの『木村義雄』の野郎もまとめて、身柄取ってだな、さっさとキソしろ」(同上)

塩田幸雄氏と木村義雄氏の容疑については私はなんともいえませんが、村木元厚労局長のでっち上げ
逮捕事件の真相についての古川記者の炯眼は私にはかなり的を射たもののように思えます。このあた
りの真相をメディアはさらにウォッチしてしかるべきではないでしょうか。古川記者もメディア各社に対して
次のようなリクエストをしています。「各紙大阪社会ブの司法担当キシャ諸君、そういう、腐れケンサツの
『構造腐敗』にまでメスを入れた、『的確なカイセツ記事』を、ちゃんと、書いてくれよ!」。

この点については古川記者にまったく同感です。

■村木厚子元厚労局長はなぜ逮捕されたのか? その真相を追究するのがメディアの仕事というべき
ではないのか?(「草の根通信」の志を継いで 2010年9月12日)
http://blogs.yahoo.co.jp/higashimototakashi



東本高志@大分
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http://blogs.yahoo.co.jp/higashimototakashi


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