[CML 005468] Re: 訂正とお詫びです:イタリア・リビア植民地支配謝罪・補償のための友好条約

maeda akira maeda at zokei.ac.jp
2010年 9月 1日 (水) 13:23:29 JST


前田 朗です。
9月1日

益岡さん

>2008年の協定によると、1911年から43年まで続いたリビアに
>対する植民地支配への賠償としてイタリアは向こう25年にわたり50
>億ドルを支払うと約束した。それに対して、リビアは政治的亡命者につ
>いて考慮するとともに、インフラ関係プロジェクトについてはイタリア
>企業を優先的に扱うことになった。
>
>ということなので、「ヒモ付き」のようです。
>  
>

そうですね。

というか、必然的にそうなります。それ以外の例は、通常は、あまりありません。

1)旧宗主国側が賠償を税金から支出する以上、自国民に説得するためには、税
金が第三国に流出しない手当てを必要とする事。
2)旧宗主国と旧殖民国の間の交通経路が確立しているが、他国からのルートが
限られていること。旧宗主国側の企業は既に進出していて既得権を持っていること。
3)そのため旧植民地側にとっても(少なくとも政府や企業にとっては)旧宗主
国との連携が望ましいかの如く判断されやすいこと。言葉の問題も同じ。

問題は、この結果として、「新植民地主義的な支配ー被支配関係」が再生産され
る恐れが極めて高いこと、旧宗主国側の植民地主義意識の再生産が必然化するこ
と、ですね。




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