[CML 006114] in situ(インサイチュー)でみる「工作員捏造」の瞬間(1)

T. kazu hamasa7491 at hotmail.com
2010年 10月 25日 (月) 01:40:12 JST


ni-0615と申します。よろしくお願い致します。
転載、引用はご自由にどうぞ



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in situ(インサイチュー)でみる「工作員捏造」の瞬間(1)
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WEB上では頻繁にデマが捏造されています。残念なことです。

これからご紹介するものは驚くべきものです。これほど明瞭にデマがでっち上げ
られる過程を同時的に記録したものは、これまで見たことがありません。

デマがどのように捏造されるかを知ることは、事実に基づいて運動をすすめてい
くうえで、とても重要なことだと思いますので、ぜひお目通しください。



【背景】

CML投稿者のKさんが「連帯すべき」と仰った「頑張れ日本!全国行動委員会」
http://list.jca.apc.org/public/cml/2010-October/005838.html
その2回目のデモ、主催者発表3,200人(警視庁発表1,800人)が10月16日に
行なわれました。

そのデモを排外主義だと2人の青年が抗議してデモの前に立ちはだかりました。
もちろん二人は日本人なのですが、デモの主催者や参加者が「シナ人が妨害にき
た」と騒いだため、AFP通信などは「在日中国人がデモに抗議」などと報道したの
です。しかしその後記事の誤りは訂正されました。そこまでが第一幕です。
http://ni0615.iza.ne.jp/blog/entry/1851333/


困ったのは、「頑張れ日本!全国行動委員会」を担うチャンネル桜です。
デモ参加者や全国の支持者に「シナ人の妨害をはねのけ」と大宣伝した手前、
どう修正あるいは言い抜ければいいか?

そこで編み出したのがご紹介する「工作員劇場」とやらで、これを大スクープと
して放映したのです。
【10.16尖閣デモ】反日左翼の自作自演工作と国内外の報道姿勢[桜H22/10/18]
http://www.nicovideo.jp/watch/sm12477975

「このビデオはいいますけど、無料でまったく著作権など主張しませんので、
インチキ工作をYoutubeでもなんでもアップして頂いて、広めていただきたいと
思います。」これまた大宣伝。

そこまでが第二幕です。


そうしたところ、自称映画監督の水島総氏と自称映画評論家の前田有一氏が「中
国人工作員のリーダー」と認定した男は、なんと靖国会事務次長というれっきと
した右翼のお方であることが、すぐさま判明しました。

また水島総氏と前田有一氏に工作員カメラマンと認定された人物も、「維新政党新
風」のメンバーであることが分かりました。

チャンネル桜社長の水島総氏は、訂正番組を放映しましたが、明確な謝罪は行な
っていません。
http://www.youtube.com/watch?v=pA27jl4XQBc&annotation_id=annotation_312142&feature=iv




では、肝心の第2幕のビデオをご紹介します。

【10.16尖閣デモ】反日左翼の自作自演工作と国内外の報道姿勢[桜H22/10/18]
http://www.youtube.com/watch?v=zxT0xAZr840&feature=
>>
SakuraSoTV ― 2010年10月18日 ― 『10.16中国大使館包囲!尖閣侵略糾弾!国
民大行動』のデモ行進の最中、突如デモ隊の前に飛び出してきた2人組と、それ
に即応して暴行を加えた不審人物・カメラマンの4人について、その一部始終を
映像で検証しながら、反対派が画策したであろう自作自演劇の模様をお伝えしま
す。また、今回の抗議行動に対する国内外の<wbr>報道の姿勢や、同日、中国・
成都で発生した『反日暴動』の様子な<wbr>どについてもお伝えします。
 ◆チャンネル桜公式HP http://www.ch-sakura.jp/ 
<<

番組出演の6人は以下のとおりです。
http://ni0615.iza.ne.jp/images/user/20101022/1124080.jpg
左から
井尻千男 :拓殖大学名誉教授
松浦芳子 :杉並区議、頑張れ日本!事務局長
永山英樹 :台湾研究フォーラム会長
水島 総 :チャンネル桜社長、頑張れ日本!幹事長
大高未貴 :チャンネル桜ジャーナリスト
前田有一 :チャンネル桜映画評論家 


じつはこれ、
すでに内容が改変されていますので、保存版を見て下さい。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm12477975 


======書き起こし(1)=======

水島 総(61)「ちょっとコメントいただく前にですね、前田さんもちょっと
仰っていた。やらせの4人、過激派の4人、中国人を装って横断幕をかかげてや
った人間がいたんですけど」
前田有一(38)「工作員コント!」
大高未貴(41)「(笑)工作員コント」
水島 総(61)「ナチュラルスピードで見てみたいんですけど、ちょっとス
ローにも起してみたりしてますんで」
前田有一(38)「おお、楽しみだ」

(デモの現場で「シナ人よ」とわめいたのは松浦芳子だが、その間違いを取り繕
うため「中国人を装う」「工作員コント」ということを妄想したのが、自称映画
監督の水島総氏と自称映画評論家の前田有一氏のようだ)

(ビデオを見る)

水島 総(61)「入ってきたのは横断幕やった2人のほかに横からカメラマン
が入ってきて最高のアングルで撮ろうとしている、それから後ろから全く同じ距
離でカメラ前からね背の高い白い服、この男がたぶんシナ人か、たぶんこの男が
リーダーだと思います。」
前田有一(38)「役者ですネェ」
水島 総(61)「役者です。いかにもデモ隊の一員としてその二人を抑えてい
るような感じでやりながら、ボコボコにすることを誘導していった役ですね。」
前田有一(38)「暴力日本人役でね」
水島 総(61)「そうそう」
前田有一(38)「う〜ん」
水島 総(61)「これがシナの工作というか、我々のデモを乱暴なデモという
形でやる、それからあの二人の日本人も海外メディア見ますと、あれでしょ、中
国人って言う・・・」
永山英樹(49)「あの、香港のメディアでは在日中国人ということで暴行を受
けたということで写真入で報道されました」
水島 総(61)「ということですね。だからつまり在日中国人をいじめるデモ
隊みたいな感じでね、そういう工作が、あるいは印象操作が行なわれようとした、
ということであります。じゃあ、スロービデオでね、もう一回、その様子をはっ
きり確認したいと思います。このビデオはいいますけど、無料でまったく著作権
など主張しませんので、このインチキ工作ビデオをYoutubeでもなんでもアップ
して頂いて、工作ですね印象操作をやろうとしたことを広めていただきたいと思
います。」
前田有一(38)「各国大使館などに送るといいかもしれません!」
水島 総(61)「では、そのスロービデオをご覧下さい。」(04:04)

(つづく)

======書き起こし(2)=======

(スロービデオを見ながら)

水島 総(61)「これは、下から入ってきますから、はい、でてきましたこの
二人ですねえ」
井尻千男(72)「うん」
水島 総(61)「横断幕を掲げるこの二人です。そのあと右からカメラマンが
出てきます。はい、でてきました。とりはじめます。もうしっかり用意している
んですね。用意周到。いまのところ3人組。はい、左に出てきた、すぐにもう、
すぐに出てきて取るという、ねえ」
前田有一(38)「(アクションに合わせて)おうっ! 横断幕読んでもいない
ですねぇ」
水島 総(61)「読んでもいないです。なにやってるかわかんない奴が仲間で、
こう取りまして、いかにも大げさに、倒れました。ホントに殴らないんですね。
上を掠るように、はずして。はい、カメラマンしっかり撮ってますね。ここで警
察官が出てきて止めてくれることを待ってると。」
前田有一(38)「デモ隊からは誰一人」
水島 総(61)「誰一人、落ち着いてますから」
前田有一(38)「参加してませんね」
松浦芳子(62)「叫んでましたこんとき、『手えだしたらだめよって』」
水島 総(61)「松浦さんがね。あの、一緒にきたカメラマンだけが最高のア
ングルで撮ってるってことですね。
前田有一(38)「でまた白シャツの男が戻って」
水島 総(61)「いって、いま蹴ってますね、これも中途半端な蹴り方でしょ
う、」
前田有一(38)「ですねえ」
水島 総(61)「つまり、あれが蹴ったのを呼び水に、皆が蹴ったり殴ったり
してもらいたいと、こういう工作をやってる」
前田有一(38)「やあ、狡猾ですネェ」
水島 総(61)「で、自分は逮捕されないですしね」
松浦芳子(62)「同じレベルにしたかったんですね」
前田有一(38)「う〜ん」
水島 総(61)「この人がリーダーだと思いますね、これをやった」
前田有一(38)「うん」
水島 総(61)「警察もね、実はデモ隊の一人だと思ったらしいですが、全く
違います。ずっと横に歩いていて狙ってたってねこの機会を。」
永山英樹(49)「ボクは歩道歩いてデモ見ていたんですけど、あの人の記憶あ
るんです。どういう」
水島 総(61)「今までこんな運動に参加したしたヤツじゃないですよね」
松浦芳子(62)「違います」
永山英樹(49)「歩道歩いて、少なくとも中には、デモには入ってなかったで
す。」
水島 総(61)「たぶん過激派のリーダーだと思いますね、中国から」
前田有一(38)「そもそも白シャツの出てきた方向がおかしいですよね、デモ
隊と関係の無いところから出てくる。」
水島 総(61)「全く関係ないでしょ、彼らと横断幕持ってたヤツと一緒に出
てきたんですよ」
大高未貴(41)「間抜けな工作員ねえ」
前田有一(38)「やあ、工作員劇場ねえ、ひどい話です。」(06:32)

(つづく)

「偽装して紛れ込んで暴れている」、という類のデマはチベット暴動のときの
写真(発信元=中国系通信社)が、ダライラマ法王庁スポークスマン経由「大
紀元」記事となって、さんざんありましたね。写真や映像は、偽造や修正を施
さなくても十分にデマの構成物になりうるということです。

よって集って「ありえそうなことを」能弁に語りあい盛り上がっているときほど、
眉に唾をつけたほうがいいでしょう。ちょっとした問いを発したとき、

「こんなに有り得そうなことを、あなたは無かったとでもいうんですか」

という逆ねじが帰って来るときもまた、同様かもしれません。


ni0615 拝


 		 	   		  


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