[CML 006109] 上関原発阻止 地元MLから その15 上関はいま 「埋め立て阻止にあなたの力を貸してください!!」

higashimoto takashi taka.h77 at basil.ocn.ne.jp
2010年 10月 24日 (日) 20:41:28 JST


中国電力が上関原発予定地の田ノ浦の海の埋立て工事再開を強行!――という一報が飛び込ん
できたのが今月15日。その第一報が飛び込んできてから1週間がすぎました。が、現地ではいまな
お「海も陸も一歩も引けない阻止行動が続いています」。ここで一歩でも「引けば即埋め立てが始ま
る事態にな」りかねないからです。

「いままでも何度も何度もこうした阻止行動を祝島の人たちはしてきました。しかし、みんなの健康
の問題等考慮してその阻止行動を断念せざるを得ないことが何度もありました。そうしていままで
阻んできた埋め立て着工ですが、今回は引くことができないという、ほんとにしんどい闘いが続いて
います」(中山田さつきさんの下記の訴えから)。

下記はその大分の中山田さつきさんが先日の10月20、21日の両日に現地入りした感想を踏ま
えての訴えです。「埋め立て阻止に」さらにさらに「あなたの力を貸してください!!」。

転載させていただきます。

* * *

先日10月20、21日と2日間だけ現地に行ってきました。脱原発大分ネットワークのつゆくさ通信に
掲載するために書いた文章ですが、現地の様子を少しでも伝えられたらと思い添付します。(中山田)

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■〜上関はいま〜 「埋め立て阻止にあなたの力を貸してください!!」
                                               2010年10月22日
                                                   中山田さつき
 祝島の対岸、上関町田ノ浦の海が埋め立てられようとしています。

 原発予定地の田ノ浦の海を埋め立てるために、中国電力が雇った埋め立て台船が3隻も予定地
のすぐ近くまで来ています。1隻は既に排水口予定地近くに入っているとのこと、1隻は座礁して船
体が破損したため修理が必要となり出港した港に引き返しています。すぐ近くまで来ている残る1隻
をいま祝島の漁船とシーカヤックが取り囲み行く手を阻んでいます。(3隻揃わないと作業ができな
いということです)

 10月15日に「埋め立て台船がやってきた」との知らせを受けたものの、おろおろと祈るような気持
で過ごし、所用を済ませて私が現地に行ったのは、10月20、21日でした。ほんとに近くまで台船が
来ていて、一歩も引けない状況で必死に海上で阻止している祝島の船とカヤックに涙が出そうでした。
田ノ浦の海岸に降りると、祝島の人たちやカヤック隊、支援の人たちが、中国電力の作業員が浜に
降りて作業をしないよう出口に座り込んでいました。浜でも毎日こうした座り込みの行動が行われて
います。浜の方も一歩でもこちらが引けば一気に浜にフェンスを張って、反対する人たちを締め出し
にかかろうとしているとのことです。「ここは作業区域なので作業をさせてください」と繰り返し、言いな
がら他の社員が反対する人をビデオとカメラで撮り続けています。「妨害行為」の証拠とするつもりな
のでしょう。ずっと撮っているということです。「妨害行為」に関しては一日500万円の損害賠償の請
求を高裁も認めるということになっていて、いま最高裁に抗告中。

 祝島のおばちゃんたちは「どっちが妨害してるんだ!祝島の生活を28年間も妨害し続けておって!
これは妨害じゃない、抗議だ」と。ほんとにその通りです。

 海も陸も一歩も引けない阻止行動が続いています。引けば即埋め立てが始まる事態になります。
いままでも何度も何度もこうした阻止行動を祝島の人たちはしてきました。しかし、みんなの健康の
問題等考慮してその阻止行動を断念せざるを得ないことが何度もありました。そうしていままで阻ん
できた埋め立て着工ですが、今回は引くことができないという、ほんとにしんどい闘いが続いていま
す。

 田ノ浦の海はほんとにきれいです。瀬戸内海に残る「奇跡の海」と言われるくらい、様々な希少生
物を含む多様性を維持した豊かな海です。ここの豊かな藻場で稚魚が育ち、祝島の人たちに豊か
な恵みを与えてくれている海です。今回初めてスナメリが泳ぐのを見ました。祝島の人たちは海を
売ってはいません。漁業保証契約の締結を拒否し、一円の補償金も受け取っていないのに、海が
埋め立てられようとしています。あり得ないことが、裁判所という法を司る者もいっしょになって、行
われようとしています。

 こんなに土壇場に追い詰められた(と思われる)事態の中でも、祝島の人たちは怒りながらも
「アハハ」といつも笑っています。四国から応援に来ていた男性が「祝島は笑い島なんだよ」と言っ
てました。「いつもこっちが元気をもらうんよ」と。

埋め立て阻止のためにあなたの力を貸してください。どんな形でもかまいません。祝島に励ましの
手紙を送る、カンパを送る、一緒に浜に座り込む、船やカヤックを持ってる人がいたら海を渡って
欲しい。お願いします――。〈田ノ浦に行かれるときは、水、食、住(テントなど)は自前で用意して
ください。〉
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東本高志@大分
taka.h77 at basil.ocn.ne.jp
http://blogs.yahoo.co.jp/higashimototakashi



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