[CML 006083] 河内謙作氏への反論 ―「尖閣沖漁船衝突事件について(その四)」

higashimoto takashi taka.h77 at basil.ocn.ne.jp
2010年 10月 22日 (金) 14:07:10 JST


河内謙作さんの標題記事について下記のような反論記事を書きました。ご参照いただければ幸いです。
注:固有名詞の削除など少しだけ文面を改稿しているところがあります。

■河内謙作氏への反論(上) ―「尖閣沖漁船衝突事件について(その四)」 (弊ブログ 2010年10月22日)
http://blogs.yahoo.co.jp/higashimototakashi/8847660.html
■河内謙作氏への反論(中) ―「尖閣沖漁船衝突事件について(その四)」 (弊ブログ 2010年10月22日)
http://blogs.yahoo.co.jp/higashimototakashi/8848138.html
■河内謙作氏への反論(下) ―「尖閣沖漁船衝突事件について(その四)」 (弊ブログ 2010年10月22日)
http://blogs.yahoo.co.jp/higashimototakashi/8848173.html

「河内謙作氏への反論(上)」より
………………………………………………………………………………
河内さん

河内さんの論には最初の論点からして私としてさまざま批判はありますが、その余の問題はとりあえず
傍らに置いておくことにして、あなたが標題記事を投稿されたメーリングリスト上で多くの人から批判さ
れている点についてのあなたのご反論、すなわち論点5「頑張れ日本!全国行動委員会の組織してい
るデモをどう評価するか」という論について批判を認(したた)めておきたいと思います。

あなたは5の論点についてもさまざまな弁明、または抗弁をされていますが、ここでもあなたのその弁明、
または抗弁についての反論は後回しにして、はじめにあなたの論の問題性を提起されたBさんの初出の
論点に立ち返ります。
http://list.jca.apc.org/public/cml/2010-October/005838.html

何度も何度も多くの人から繰り返し指摘されていることですが、あなたはその論に次のように書いていま
した。

「10月2日のデモについて国民の右傾化を心配するメールはネットに現れましたが、私は国民の右傾化
を心
配するよりも、日本を思う人たちとの連帯を考えるべきだと思うのです。10月2日のデモについては、以
下の
サイトを見てください。
http://dogma.at.webry.info/201010/article_2.html
http://www.melma.com/backnumber_45206_4985751/」

あなたの指示される「http://dogma.at.webry.info/201010/article_2.html」のサイトを見ると、まずはじめ
に否も応もなく目に飛び込んでくるのは日の丸、日の丸の旗の渦です。そして、次に目に飛び込んでくる
のは多くのメディアからも出来レースだとして批判された例のアパグループ主催の第1回『「真の近現代
史観」懸賞論文』の最優秀賞受賞作文で独自の皇国史観を展開し、ときの自民党政府からさえ「政府の
見解(村山談話、小泉談話)と異なる」という理由で航空幕僚長の職を更迭されたあの田母神俊雄の写
真です。

私はあなたの指示されるサイトを開いて、一瞬にして日の丸の旗の渦が目の中に入ってきたとき、強い
嘔吐感のようなものを感じるとともにその画面を直視するに堪えられませんでした。すべての人がそうだ
とは言いませんが、私の場合、その「日の丸」に象徴されるものは、あの戦争で生きようとして生きられ
ず生命を失くしていった人びと(戦場にあった人も銃後にあった人も)への鎮魂の思い、またその人々を
死に追いやった軍国主義という「思想」への深い軽蔑心、また憎悪心、です。私はもちろん戦中の人間
ではありませんが、文学好きだった私が文学の中で追体験した「戦争」なるものに対する拒否反応は言
葉には言い表しがたいものがあるのです。それは若いころ読んだ小林多喜二への尊敬につながり、『レ
イテ戦記』を著した大岡昇平の深い悲しみに自分の心を重ねることであり、『真空地帯』で自分の軍隊経
験を描いた野間宏のあの癒えがたい慟哭をともに泣く、ということでもありました。「日の丸」が象徴する
ものは私にとってそうした負のイメージを否応なくともなうのです。

Aさんの河内さんが提示する「日の丸」に対する拒否反応に私は深く共感します。

「あまりといえばあまりのもうされよう、もはや、なにももうす気になれません。/坊主憎けりゃ袈裟まで
憎しですか。/中国の現政権(現体制)がいくら憎いからといって、/「左翼」とやら「平和運動」とやらが
いくらフガイナイとお思いだからといって、/「日本を思う人たちとの連帯を考えるべきだ」とはねえ!/
しかも、そこで参照されている「日の丸」の渦!/こういうひとたちがニホンジンなら、わたしゃニホンジ
ンじゃない、ありたくない。/こういうのが「日本を思う」ってことなんなら、わたしゃ、「日本」など「思い」
たかない。」

こうした批判はAさんや私だけでなく、Bさん、Cさん、Dさん、Eさん、Fさん、そしてGさんからもありまし
た。

にもかかわらず、Hさんは同じメーリングリストの返信で次のように言います。「愛国心やナショナリズム
に対する対応(河内さんの論の◆砲砲弔い討蓮げ脇發気鵑剖Υ兇靴泙后廖Hさんのいわれる「愛国心や
ナショナリズム」の問題については後に河内さんの論を批判する際にあらためて触れようと思っていま
すが、論理をいう前にHさんが上記のようにいう感性は私には信じられません。Hさんの上記の感想は
河内さんの指示される「http://dogma.at.webry.info/201010/article_2.html」のサイトを見た上でのご感
想でしょうか。そうであるならば私とHさんの感性とは決定的に相違する、と申しておかなければなりま
せん。

また、河内さんは、上記のような批判、疑問が多く提示されているにもかかわらず、その反論の書であ
る標題メールでも「頑張れ日本!全国行動委員会の組織しているデモをどう評価するか」として相変わ
らず田母神俊雄の写真が大きく掲載された「http://www.ganbare-nippon.net/」のサイトを示しています。
河内さんに上記のように標題記事についてメーリングリスト上で多くの人から批判された問題について
反省する様子は微塵も見られません。私は河内さんの感性にも大きくノーと言っておきます。
………………………………………………………………………………

東本高志@大分
taka.h77 at basil.ocn.ne.jp
http://blogs.yahoo.co.jp/higashimototakashi



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